瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその~。
昨日、海外から福祉用具を輸入されている方とお話する機会がありました。
その方は、ゆうやの車椅子をご覧になって残念そうにおっしゃいました。
「海外の車椅子は、乗り心地も機能も見た目も、日本のものと全く違います。」
私も本当にそうだなあと思います。
日本の車椅子は、素人が工作したような感が否めません。
「海外の車椅子と日本の車椅子を比べると、フェラーリと軽四ぐらいの差があります。」と、その方はおっしゃいました。
どうしてこんなに差が出るのでしょうか。
また、歩行器にしても数段、海外の福祉用具の方が素晴らしいと私も思います。
以前、ゆうやもデンマークの歩行器をレンタルしていたことがありますが、それはそれは細部に至るまで緻密に作られていて感心しました。
その方もドイツから歩行器を輸入されているそうですが、その歩行器を利用された方の中には歩けなかった人が歩けるようになられたという例があるそうです。
ただし、保険がきかないので皆さん、購入することができず、なかなか広まらないのだそうです。
先日も、どうしてもその歩行器を利用したいという人がおられて、期間限定で貸し出しされることにしたそうです。
そうしたら、ずっと車椅子生活で足が固まってしまっていたのにもかかわらず、何と足が動くようになり、歩けるようにまでなられたそうです。
ゆうやもその歩行器を一度試してみたいと思うのですが、関西にはないのだそうです。
残念~。
日本は物作りが得意と言われているのに、どうして福祉用具に関してはこんなに遅れているのだろうかと疑問に思います。
時々、下手な作りの為に、車椅子で介護者が負傷することがあるほどです。
この差をなんとか縮めることができないのでしょうか。
もっと日本の福祉用具が発展することを祈るばかりです。
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ゆうやは、先日、作業所で映画鑑賞をしました。
作業所では、年に1度映画館にも行きますが、2~3ヶ月に1度ぐらい作業所でもDVDを皆で見ます。
作業所で見る時は、たいてい火曜日の午後に見ているようです。
帰宅してゆうやに「映画どうだった?」と尋ねると「面白かった。」とは言いますが、テンションが低く、本当に面白かったのかどうか疑問だなあと思うこともあります。
さらにストーリーを尋ねても返事が返ってきません。
どうやらぼんやり映像を眺めているだけのようです。
人気の映画を見ることもあるのですが、とても残念に思います。
さて、今週の火曜日もゆうやは作業所でDVD鑑賞をしました。
前日から映画を見ることを楽しみにしていましたが、今回はどうだったのでしょうか。
「お母さん!映画楽しかったよ♪」と、嬉しそうに返事が返ってきました。
「何を観たの?」
「ドラえもん!」
ゆうやの声はとても明るくて高らかに響きました。
「ドラえもん、面白かった~♪」
今回は本当に面白かったようです。
やっぱりゆうやには、難しいストーリーはまだ無理なようです。
アンパンマンやドラえもんがちょうどいい感じなのかもしれません。
4月に新しく入って来られた利用者さんたちも随分落ち着いて来られ、一緒にドラえもんを見ることができたそうです。
作業所で楽しく過ごせて良かったと思いました。
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春先に、私の伯母が背中を痛めました。
強い痛みがあった為、町医者で注射を打ってもらったり薬を処方してもらって痛み対策としていました。
父の法事に来てもらえるか心配でしたが、その日は不思議と痛みがあまりなく、無事に参加してくれました。
ゆうやも久しぶりに伯母に会えて、とても喜んでいました。
「背中痛いの、大丈夫?」と心配しながらも会話を楽しんでいました。
ところが、その後、悪化し、足まで痛みがきてしまいました。
先日は激痛が走って歩けなくなり、救急車で大きな病院へ運ばれました。
検査の結果、なんと背骨が折れていることが分かりました。
2ヶ月近くもの間、痛みに苦しんでいたことになります。
やはりセカンドオピニオンは大事であると痛感しました。
結局、手術をして折れた骨をボルトでつなぐことになりました。
なんと大変なことになってしまいました。
ゆうやはとても心配し、入院している伯母に電話をしました。
「大丈夫ですか?背中はどうですか?」
普段、ゆうやは電話で話をするのをあまり好まないのですが、この度は積極的に話をしていました。
「手術をするのですか?あのね、ボクも手術したことあります。」
「ああ、ゆうちゃんも手術したことあったねえ。」
「骨も折ったことあります。」
「ゆうちゃんも大変だったねえ。」
「ボクも頑張りますから、おばさんも頑張ってください。」
「ゆうちゃんに励ましてもらったら、頑張らなくてはね、ありがとう。」
ゆうやはひとしきり話をして、納得していました。
「おばさん、これから大変だね。手術でしょ?痛いかなあ。」
電話を切ったあとも心配そうにしていました。
「またおばさんに会いたいな。いつ会えるかな。」
それまでの間、ゆうやもリハビリに取り組もうね。
お互いに毎日、1歩ずつ頑張っていきましょう。
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ゆうやは、頸椎損傷をしてから自律神経の働きが悪くなりました。
頸椎損傷をする以前からも脳性麻痺の関係で自律神経の働きが良くなかったのですが、さらに悪化してしまいました。
それは、排泄にも影響しています。
尿がいつの間にか出ていたり、排尿時に時間がかかったりと、ゆうやも困惑しています。
ゆうやにとっては、紙パンツは必須です。
それと、尿器も必須となっています。
トイレを探している間に尿が出てしまう時がありますので、ささっと排尿できるように外出時は尿器を持参しています。
平日は、作業所にも持参しています。
尿器はたいてい樹脂でできているのですが、つなぎめが少し尖っていることがあります。
今まで、その尖りで陰部に傷ができることが度々ありました。
そこで、私は肌に優しい尿器を探してみました。
一般的な尿器より少しだけ価格が高めですが、肌に当たる部分が柔らかいものが見つかりました。
それは、「アロン化成 安寿 尿器」です。
口のあたりがとても柔らかくて、傷がつく心配がありません。
「アロン化成 安寿」シリーズには、防止弁がついていて逆流を防ぐタイプの「ユリフィット尿器」もあるようです。
ゆうやは防止弁のないタイプを使用していますが、今のところこぼれたことがありません。
この尿器は安心して使用できますので、とても嬉しく思います。
これからもこの尿器を愛用していこうと思います。
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今週、ゆうやはショートステイを利用しました。
ショートステイでは、カレンダー作りをしたようです。
作業所でカレンダー作りをした日は、悪性リンパ腫のフォロー診察がありましたのでカレンダーを作ることができませんでした。
今回、ショートステイでカレンダーを作ることができて良かったです。
きれいに色塗りができていますので、多分、これは看護師さんに手伝って頂いたのだと思います。
カラオケをしながらのカレンダー作りですので、とても充実した時間を過ごせたことでしょう。
「何を歌ったの?」と尋ねると、「なごり雪、卒業写真、河内男節」と返事が返ってきました。
今まで演歌は「夢追い酒」を歌ってきましたが、最近、「河内男節」に変えたようです。
「河内男節」といえば、私の父がよく歌っていました。
ゆうやも幼い頃に何度も聞いていましたので、頭のどこかにメロディーが残っていたのかもしれません。
ゆうやがショートステイに行っている間、私はゆうやの希望を叶えるために出かけていました。
ゆうやはこどもの頃、よく学研の「あそんでかず・すうじ」というCDをパソコンで見ていました。
この中に収録されている曲をもう一度聞きたいと言っていました。
でももうCDも廃棄してしまっていましたし、第一、OSが古いバージョン対応ですので再生できません。
そこでプレイステーション対応の「あそんでかず・すうじ」を探し、親戚の家でプレイステーションを借りることになりました。
無事に再生して曲を録音することができ、ほっとしました。
次に、閉店間際の百貨店に行きました。
ゆうやは閉店時に流れる音楽をネットで探していたのですが、どうしても見つからず、残念そうにしていたのです。
私は音楽が流れ始めたタイミングで、音楽を録音しました。
ゆうやが帰宅してから、録音した音楽を流しました。
ゆうやは「あそんでかず・すうじ」の曲も百貨店の閉店音楽も、とても喜びました。
おかげで懐かしいひとときを過ごすことができました~。
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