初対面で

ゆうやは初対面の人に会う時は、とても緊張しています。

ドキドキ、ドキドキ、どんな人かな？
メガネをかけているかな？
優しそうな人かな？
笑ってくれるかな？

昨日は初めてお会いするヘルパーさんが、入浴介助に来てくださいました。
「はじめまして〜、ゆうやくん。」

ヘルパーさんはニッコリ笑って挨拶をしてくださいました。
が、ゆうやは何を見間違えたのか「笑ってくれない！」と言うではありませんか。

まあ！失礼なことを〜。
「ゆうや、笑ってくださっているよ。」
「ボクにはそう見えない。」

ヘルパーさんは気を悪くされたに違いありませんが、それでもニッコリ笑顔で「よくそう言われるんですよ。」とおっしゃいました。
満面の笑みでお話しを続けてくださっているうちに、ゆうやも誤解が解けたようでした。

「笑ってくださっていたね。ボクの勘違いだったよ。」
そのあとは、ゆうやの方が満面の笑みになり、たくさんヘルパーさんに話しかけていました。

ヘルパーさんは優しく相槌を打ってくださり、ゆうやの話を「うんうん。」と聞いてくださいました。
ゆうやは、とても嬉しそうに次から次へと話をしていました。

ヘルパーさんが帰られてから、ゆうやは「優しいヘルパーさんで良かった♪」と言いました。
ゆうやに、初対面の人に「笑ってくれない。」と言うのは失礼であることを伝えました。
ゆうやは分かったような分からないような、、、。

これから何度もこのような場面があると思いますが、その度に「笑ってくれない！」と言いそうですので、その度にゆうやに伝えていこうと思います。


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