新しい作業に取り組んでいるよ

ゆうやは毎日、作業所へ通っています。

以前は小さな札作りという作業がありましたが、最近、あまり注文が入らなくなりました。
ゆうやたちは、毎日作業がなくて困っていました。

職員さんも、利用者さんに何をしてもらったらいいか頭を悩ませておられました。
細かい作業ができる人は、ビーズ作品に取り組んでおられます。
けれど、ゆうやのような細かい作業ができない人は、することがありません。

ゆうやは、積み木をして指のトレーニングをしたり、パソコンをしたりして過ごしていました。

作業所では週の後半、野菜やパンの販売に出かけます。
ゆうやも時々、販売に出かけています。

先日から、販売準備の作業をゆうやも手伝うようになりました、
ビニールを広げてシールを貼る作業らしいです。

ゆうやは「ビニールを広げてペッタンってするんだけど、難しいんだ。う～ん、うまくできないなあ。」などと悲観しています。
「ゆうやは頑張ったらできると思うよ。」と励ましました。

ゆうやはいつも、最初は全くできないことでも毎日の積み重ねでなんとかできるようになることが多いです。
コツコツ努力する一面もありますから、きっとうまくできるようになると思います。

「お母さん、ボク、他の利用者さんの大きな声が辛いんだよ。」
作業していても驚くことが多くて、嫌になってしまうのだそうです。

それでもゆうやに頑張ってほしいと思います。
社会に出ればもっともっと厳しいです。

今朝もゆうやは作業所の車に乗ってでかけました。
ゆうや、今日も頑張ってね。


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