瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその~。
ゆうやは、鼻毛が伸びるのが早いです。
空気の悪い地域に住んでいるのも、その要因となっていると思います。
ちょろっと鼻毛が出てくると、お風呂上がりにカットするようにしています。
抗がん剤投与をしていた頃は鼻毛も全て抜けてなくなりましたが、今ではぎっしり生えてきています。
良かった良かった〜。
鼻毛カッターは嫌がってさせてくれませんでしたので、鼻毛をカットする小さなハサミで切っています。
ぎっしり生えた鼻毛の毛先をカットするだけですが、ジョリッと音がするぐらい沢山切れます。
いつもはヘルパーさんに頭を押さえてもらってカットしており、ジョリッと切れた鼻毛に「おお〜!すご〜い!」とヘルパーさんと一緒に感嘆しています。
昨夜は、お風呂上がりにカットするのを忘れましたので、ベッドの上でカットしました。
横になっているので頭が後方へ倒れることもないと思い、私が一人でゆうやの鼻毛カットに対応しました。
「ゆうや、じっとしていてね〜。」
と言ったにも関わらず、ゆうやは顔を大きく動かしました。
「あっ!」
鼻毛用ハサミの先が丸くなっているとはいえ、カットする用具です。
動いたゆうやの鼻の穴に切り傷ができ、血が流れてきました。
いうことを聞かずに動いてしまったゆうやは、血を見てビックリ!
しばらくして血が止まりましたので、抗生剤入り軟膏を塗りました。
ゆうやは「これからは言うことをききます。もう一度鼻毛を切ってください。」と情けない声で言っていましたが、続きはまた後日することにしました。
リベンジも叶わず、ゆうやは大反省ー。
しばらくしょんぼりしていましたが、テレビで「高校三年生」が流れると、急に元気になって一緒に歌い出しました。
「高校三年生」って古い歌を知っているのだなあと感心していると、作業所のカラオケ大会で他の利用者さんが歌っていたとのこと。
気分も切り替えできたことですし、次回の鼻毛カットは成功するかな?
いつも応援して頂いてありがとうございます。
1日に1度だけクリックして頂けたら有り難いです。
にほんブログ村
脳波で動く、猫の耳のようなツールがあるようです。
その名も「necomimi」。
‘集中’していれば「ニャッ」、‘リラックス’していれば喉を鳴らす「ゴロゴロ…」というような音も出るようです。
集中している時は耳が動いて、リラックスしている時は耳が寝ます。
necomimi(ネコミミ)の紹介動画
https://www.youtube.com/watch?v=xeAuhqvIDXQ&t=12s
「necomimi」は、脳波・心電/心拍・筋電などの生体信号データのセンサー製品を開発しているニューロスカイ社のものです。
心電/心拍・筋電などのデータを扱う製品は、ヘルスケアやスポーツなどに役立ちそうですね。
脳波についてはこれからのものだと思いますが、脳波のベータ波とアルファ波の測定により、気分がわかるようです。
カタログハウスやアマゾンなどで販売中とかー。
カタログハウスでは、会話のない夫婦のコミュニケーションツールとして紹介されていましたが、それよりも、重い障害がある方の気持ちが少しでもこのようなツールでわかればいいなあと思いました。
ちなみに「necomimi」は税込14,850円です〜。
アマゾン
https://www.amazon.co.jp/NeuroSky-necomimi/dp/B09G14T7ZG/ref=sr_1_1?m=A1PGNLIZNVXN07&marketplaceID=A1VC38T7YXB528&qid=1690167950&s=merchant-items&sr=1-1
カタログハウス
https://www.cataloghouse.co.jp/household_goods/hobby/1108183.html?cid=tw
いつも応援して頂いてありがとうございます。
1日に1度だけクリックして頂けたら有り難いです。
にほんブログ村
去年ぐらいからゆうやの背中に内出血が見られます。
車椅子の背もたれが原因だと思われましたので、訪問リハビリの先生に見て頂き、背張りの調整をして頂きました。
しばらく様子を見ていましたが、逆にひどくなりました。
なんと今度は皮膚がめくれてしまいました。
再度、リハビリの先生に見て頂き、背もたれの後ろにある金具にタオルをぐるぐる巻くことにしました。
それでも内出血は治りません。
そこで、車椅子の製作会社の担当者さんに来て頂きました。
担当者さんと原因を考えてみました。
背もたれに原因があるのは間違いありません。
いったいどこを調整すればいいのかー。
前の車椅子ではこんなことにならなかったのにーと、会話していてふと気づいたことがありました。
背もたれの真ん中に縫い目があります。
まさかと思って縫い目を触ってみると、少しだけ他の部分より硬く感じました。
もしかしてこれが原因かも〜ということで、担当者さんが車椅子を持ち帰って背張りの中央に縫い目をなくして張り直してくださることになりました。
出来上がりまで3週間ほどかかるそうです。
今度こそ背中の内出血が治るといいなと思います。
いつも応援して頂いてありがとうございます。
1日に1度だけクリックして頂けたら有り難いです。
にほんブログ村
ゆうやは高校2年生の時に学校のトイレで転倒し、頚椎損傷をしました。
先生が「あ、タオル忘れた!取ってくるから、待っていて。」と言って、ゆうやから離れたのです。
ゆうやは一人で座ることができないため、便器から落ちて前歯を折り、頚椎を損傷してしまいました。
ときどき、ゆうやはその時の話をします。
顔から床に落ちていく恐怖や痛みを思い出すのでしょうか。
私はその度に、「ヘルパーさんや職員さんがゆうやから離れようとしたら、『行かないで。ボクのそばに居てください。』と言うのよ。」と教えています。
その成果が出て、少しずつですが、介護者に「離れないでください。」と言えるようになってきました。
先日、作業所で職員さんが「コップを取ってくるからここで待っていてね。」とおっしゃったそうなのですが、ゆうやは「ボクを一人にしないでください。ボクも一緒に行きたいです。」と職員さんに伝えることができたそうです。
職員さんは「じゃあ、一緒に行きましょう。」と言って、ゆうやは一緒にコップを取りに行くことができました。
帰宅後、ゆうやは今日はこんなことがあったと、話して聞かせてくれました。
ようやく言えるようになってきて、少し安心しました。
でもまだまだ即座に自分の思いを伝えることができない場合があり、練習が必要だと思っています。
これからも練習に練習を重ねて、咄嗟の時でも言えるようにしたいと思います。
いつも応援して頂いてありがとうございます。
1日に1度だけクリックして頂けたら有り難いです。
にほんブログ村
最近、新しく来られたヘルパーさんの研修を行なっています。
ベテランヘルパーさんと一緒にお出かけしたり、お風呂に入ったり、少しずつゆうやのケアを覚えてもらっています。
この前の土曜日も、新人ヘルパーさんとベテランヘルパーさんとゆうやの3人で電車に乗りに出かけました。
目的地に到着した頃、ヘルパーさんから電話がかかってきました。
「ゆうやくんが、肩がとても痛いとの訴えがあります。」
ゆうやに代わってもらって話をすると、ゆうやは「お母さん、さっきまで大丈夫だったけど、トイレで急に肩が痛くなった〜。」と言います。
ヘルパーさんによると、トイレの便器に座り、座り直しをした際、突然、肩の痛みを訴え始めたとのことでした。
新人ヘルパーさんは、ゆうやの体が緊張で硬くなっている状態の時に、ゆうやの体を脇下から持ち上げられたようです。
その際、脇や肩の筋肉が傷ついたと思われます。
その後、すぐに帰路につき、ゆうやは痛そうな顔をして帰ってきました。
少しでも右肩に触れると、飛び上がって痛みを訴えていました。
腕はある程度動かせますが、一定の角度以上、上に上げると痛いようです。
また、車椅子での姿勢を正すために座り直しをする時も、痛いようでした。
骨に異常はなさそうでしたので、家にあった筋肉の鎮痛炎症剤を塗ることにしました。
その日は一晩中、「肩が痛い〜。」と言っていましたが、今朝は激痛はなくなってきたようでした。
少し日数がかかるかもしれませんが、鎮痛炎症剤を塗って大人しくしていたら治ると思います。
新人ヘルパーさんには、何か動作をする前に必ず声かけをお願いしようと思います。
ゆうやと呼吸が合えば、このようなことは起きないと思います。
ゆうやには痛い経験となりましたが、新人ヘルパーさんには良い勉強になったことでしょう。
介護をしてもらう側も、なかなか大変なのでした。
いつも応援して頂いてありがとうございます。
1日に1度だけクリックして頂けたら有り難いです。
にほんブログ村