ベトナム

これからの活力ある国

食料は足りるのでしょうか

2007-04-15 01:11:04 | 株式相場
ベトナムの調整がこのまま長引くと5月の連休明けまでズルズルと下げそうな感じになって来ましたが、経済が悪いわけで無いのでいつ何時反発始めるかわかりません。
データーでは国民生産高1人当たりのGDPが830を越えてきました

そのGDP1000の中国を昨日NHK総合で旧正月里帰りを特集していましたが、上海のバスターミナル周辺の混雑の様子で、残念ながら農民工の帰る先の故郷の様子は放映されませんでした。出稼ぎも地方役所の許可証が取得できないと外に出られません

都会の人口の10倍が田舎に住んでいるわけで、内陸部の彼らの農地は岩盤と砂漠の上でほとんどが作物には適さない土壌なので食料の増産はほぼ不可能です

そうすると食料は不足しますので国際穀物市場で買い付けが頻繁になり、穀物相場が急騰する恐れがでてきました。GDP1000を越えた14億人の胃袋は想像を絶します

先を読んでアメリカ資本の穀物メジャーは世界中の穀倉地帯を大半押さえてあるようです、増産の難しい食糧は各国では輸出が出来ないので、共産主義が無くなった現在の欲望世界で、餓えは即暴動です

穀物市場はオイルと並んでアメリカ資本の世界戦略の新兵器に変化してきましたね