ささやんの週刊X曜日ーー号外ーー

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

お盆雑感

2020-08-14 11:30:06 | 日記
きのうは慌ただしい一日だった。ブログ記事をアップしたあとで、リハビリ・デイサに行く予定だった。ところがその記事を書き上げるのに手間取り、なかなか満足のいくものにならない。じりじり時間と競争をしながら、デイサの「お迎え」の時間になんとか間に合った。

きのうは盆の入り。なのにデイサはしっかり営業している。「盆も正月もない」という言葉があるが、デイサの場合は正月休みはあっても、お盆休みはないのが普通のようだ。

今の「通勤先」ではなく、一つ前のリハビリ施設に通っていたときは、お盆の期間になると欠勤する利用者が多かった。「孫が来ているからねえ」というのがその理由である。私も同じ理由で、何度かこのリハ・セン通いをサボったことがある。孫との交流か、リハビリか、どちらをとるかといったら、孫との交流をとるのがフツーのジジババの神経だろう。

でも今年はコロナ禍の影響で、「県をまたぐ」帰省は軒並み自粛ムード。へたに帰省をして、地元民から白い目で見られたのでは堪らない、ということだろう。ジジババの側にしても、ご近所の手前、子や孫の帰省を手放しで歓迎する気にはなれない。今は懐かしのあのリハ・センも、今年はどれだけのジジババが「欠勤」しただろうか。

私はきのうは「欠勤」する理由がなく、当然のことのようにリハビリ・デイサに出勤したが、妻はわが家のお寺に墓参りに出かけた。わが家のお墓は同じ県内の、近くの○○市内にある。古いお寺なのでバリアフリーとはいかず、私のような障害者がお墓にたどり着くのは至難の業である。一度だけその難題に挑んだものの、四苦八苦の末に目的は果たせず、あえなく撃沈。それ以来、お盆の墓参りはもっぱら妻に任せている。

妻は翌日、つまりきょうのことだが、その○○市に出かける。市内の介護付き老人ホームに私の母が入居しており、その母と面会するためである。「面会」といっても、妖怪コロナを警戒して、パソコンのモニター越しの面会である。いわゆる「リモート面会」というやつだ。

だったらLINEなりZOOMなりを使って、わが家からでも面会は可能なはずだが、それはNG。わざわざ○○市内の入居施設まで出向かないといけないらしい。厚労省がらみでいろいろと面倒な規制があるのだろうが、こうした規制といい、帰省の自粛といい、おかしな世の中になったものである。やれやれ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ある夏の記憶に | トップ | 日々の傘としての車椅子にお... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事