私が思い出す言葉。
今この瞬間にあなたが無常の喜びを感じていないとしたら、 理由は一つしかない。 自分が持っていないもののことを考えているからだ。 喜びを感じられるものは、全てあなたの手の中にあるというのに。
これはアントニー・デ・メロの言葉だが、
ほぼ同じ内容のことを、萩原朔太郎はこんなふうに述べている。
幸福人とは過去の自分の生涯から満足だけを記憶している人々であり、 不幸人とはそれの反対を記憶している人々である。
どういうことかというと、私は現在だけの薄っぺらい存在ではないということである。私は過去の様々な経験によって形作られ、種々の記憶をまつわらせている重層的な存在なのだ。私を形作るそれらの記憶の中には、「おお、これだ!これでよい!」と全肯定できる瞬間のそれもきっと含まれているはずだ。
私はこれから記憶の旅人となって、私自身の内奥を探検して歩こうと思う。
今この瞬間にあなたが無常の喜びを感じていないとしたら、 理由は一つしかない。 自分が持っていないもののことを考えているからだ。 喜びを感じられるものは、全てあなたの手の中にあるというのに。
これはアントニー・デ・メロの言葉だが、
ほぼ同じ内容のことを、萩原朔太郎はこんなふうに述べている。
幸福人とは過去の自分の生涯から満足だけを記憶している人々であり、 不幸人とはそれの反対を記憶している人々である。
どういうことかというと、私は現在だけの薄っぺらい存在ではないということである。私は過去の様々な経験によって形作られ、種々の記憶をまつわらせている重層的な存在なのだ。私を形作るそれらの記憶の中には、「おお、これだ!これでよい!」と全肯定できる瞬間のそれもきっと含まれているはずだ。
私はこれから記憶の旅人となって、私自身の内奥を探検して歩こうと思う。