「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

この記事一応いいんじゃね?ボタン(作ってみました!) ちょっとさ、押してくれると、うれしいんです!(笑)

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お酒と、立ち飲みと、大人の居酒屋と!(幸福な場所)

2011年01月27日 | お昼間カフェ
おはようございます!

いやあ、昨日は、友人と飲みまして、すっかりご機嫌さんでしたー。

というわけで、今日は、ゆっくりと朝寝を楽しみ・・・今頃、記事アップです(笑)。

やっぱり、お酒は、いいですね(笑)。

昨日は、最初、立ち飲みに行きまして・・・キャッシュ&デリバリーっていいですね。

こう、なんか、スキっとするというか、千円札をテーブルの上においておいて、

好きなお酒や肴を頼んで、デリバリーされたら、キャッシュ!

なんか、その場その場で、会計が終わるから、スッキリ感があって、お酒もおいしかったです。

あのー、すぐそばの鉄板で、焼きそば焼いたり、とん平焼き、焼いてたりするんで、

すーぐ、匂いが、刺激するんで、アルコール入っているでしょ?そうすると、すぐ、

「あ、俺も、とん平焼き、ひとつ!」

なーんて、なっちゃって、お店側の戦略に、軽く負けてましたね(笑)。


でも、おいしけりゃ、いーの(笑)。


おしゃべりしながら、笑いながら、飲むお酒のおいしいこと!


まあ、おしゃべりのネタは、たーくさん、ありますからねー。

なんか、

「ヤマトは買いだ!」

みたいな話もしてました。というか、ブログで書いたネタは、おしゃべりのネタになりますからね。

もう、無限大ですよ!(笑)。


まあ、そんな大人のワンダーランド立ち飲みを楽しんだ後は、今度は本格居酒屋へ。


魚のおいしい、そして、樽酒がわんさか積んである、日本酒と魚のワンダーランドへ(笑)。


刺身の盛り合わせを頼んで、超辛口のお酒を頼むと、もう、あとは、大口福大会ですよ!


この辛口の酒が、刺身にあうんだ・・・もう、答えられません。


やっぱりね・・・こう、刺身を食べたあと、お酒を口に含んだ瞬間のこう、幸福感はねー、最高です、もう(笑)。

まあ、ちょっと値は張りますが、まあ、大人ですから、そのあたりは、たまーの幸福は必要ですからね。

そういうところでは、おしゃべりのトーンも少しだけダウンさせて、大人な雰囲気の飲み屋を楽しむ。


まあ、そういうところは、客層も渋い・・・というか、けっこう高齢。


まあね、人生ちゃんと生きてきたひとが、ご褒美に寄る酒場なんでしょうね。

まあ、そういうところで、おいしい魚とお酒、最高です。

まあ、たまには、そういう日がないとね。やっぱり、おいしいモノって、人生には、大切ですねー。


まあ、家で晩酌も気軽でいいですが、こう、外で飲むのもね。


こう、立ち飲みなんかは、ライブ感を感じられますね。


「あ、あの料理、おいしそう・・・俺ももらお!」


とか、ひとが食べてるものを素直に欲しがるこころに、火がつきますし・・・童心に帰れるっていうんですかね!


こう、焼きそばとか、焼かれると、もう、だめね・・・あのかぐわしい香りが、もう、胃を刺激して、


「俺も、やきそば・・・」


と、頼んでいる自分がいるわけで、その熱々の焼きそばを頬張り、それをビールで、流す恍惚・・・たまりません!


うーん、まだ、俺、酔っているかもしれない・・・(笑)。


いやあ、とにかく、楽しい経験をしてきました。


いやあ、おいしいモノと、おいしいお酒は、人生を素直に幸福にしますねー。



って、あれ、お酒の話しか、書いてないよー。



霧島山、噴火!って、テレビで言ってるけど、あの龍馬さんが、行った、あのハリボテの天の逆鉾を引き抜いた、あの霧島山?


活火山だったんですかあ!


いやあ、何があるか、わかりませんね。



ま、そんなわけで(どんなわけだ?(笑))、今日も、楽しく一日、過ごしていきましょう!




ではではー。


人生は、強く生きよう!(祝!死闘制したザックジャパン!)

2011年01月26日 | お昼間カフェ
おはようございます!

いやあ、昨日の日韓戦は、すごかったですねー。

まあ、2-1で勝つかなーと思ったんですけど、まさかの追いつかれ(笑)。

いやあ、それでも、最後、PK戦、ほとんど完勝でしたからね。

やっぱり、コンディションの問題だったのかなあ、と思いましたね。

というか、あれだけ、コンディションが悪いのに、同点に追いついてくる

韓国のメンタリティは、さすがですね。

もっとも、日本も、メンタリティ強くなってますから、これも、すべて経験ですから。

そういう意味では、川島、すごかったね。もう、メンタリティ的に韓国に勝っていた、ということでしょうね、あれは。

いやあ、すごい、ザックジャパン!決勝進出、おめでとう!

しかし、最近、セルジオ越後さん、辛口が影を潜めてるよね(笑)。

昨日、

「スバラシイ!」

とか、言ってって、そこウケちゃったなあ(笑)。

いやあ、川島・・・CM早速出てるから、笑うな(笑)。

うん。でも、すごかった、川島。

あと、PK外して、細貝に高速で飛びついた本田も、ちょっとウケましたね。

気持ち出てるよねー(笑)。


しかし、なんつーか、声が出ないなー。

っていうか、あまりに凄すぎて、ちょっと、こう、感動してしまいましたね。

で、次の相手、オーストラリア・・・もう、宿命の対決になりつつあるよね。

っていうか、6-0って、何?

準決勝だよ、まったく・・・。


というわけで、また、決勝は、厳しい試合になりそうですねー。


まあ、でも、今の日本なら、やってくれるでしょう!

なにしろ、流れからの得点をちゃあんと取れるようになったからねー。

素晴らしい得点力だよ。うん。この日本なら、がんばれる!


安易な試合をやったオーストラリアと、死闘を制した日本。


コンディション的に、相手有利かもしれないけど、そこは高いメンタリティを見せた日本に期待しましょう。


ほら、日本ーオーストラリアと言えば、ドイツワールドカップの時の、借りがあるからね。


しかし、あの頃から、メンバーは大きく変わったねえ。

あの頃は、俊輔が10番だったしね。内部分裂してたし、ほんと、社会性民族としては、だめだめなチームだったからねー。

しかし、今は、違う。横のつながりをしっかり持って、全体で戦っているから、やはり、強いよねー。

日本人は、横のつながりで、力を持つんだよね、やっぱり。


だから、テレビのニュース見ていてわかるけど、横のつながりを失った人々は、事件とか、起こしちゃうんだよね。


アキバ事件、死刑求刑されていたけど、彼も、結局、社会からつながりを拒否されたことが、事件を起こした原因になったんでしょう。


やっぱり日本人は、つながりを持つことが、普通の状態なんだよね。これを拒否したり、拒否されたりすると、おかしくなっちゃうわけで。


まあ、僕もリアルライフでも、そうですが、このブログを通じても、いろいろな方とつながっていると思っています。


それがね、やっぱり、うれしいわけですよ。素直に。


そういう満足感が、次の記事を書こう、という気持ちにつながりますしね。


だから、つながる、っていうことは、とっても大切なことなんですよねー。


意識して、つながりを大切にしていく。


それは、お互いがお互いの為になる、ご褒美を持っておく、ということでもあるんですよね。


「彼と関わるとろくなことがない」


「いやあ、彼と一緒にいると、いつも、笑いがこみあげるな」


どっちを言われるか、ってことですよね。


もちろん、後者を言われる方がいいわけですけど、まあ、笑わせるばかりがいいわけじゃ、ないですけど、


雰囲気的には、こんな感じかなあって感じですね。


やっぱり、そうなると、究極的に求められるのは、


「男は度胸、女は愛嬌」


なのかなあって、最近、思います。


度胸は、社会に出て、ガンガン経験積めば、自然と着いてきますからね。男の場合。


女性は、やっぱり、笑顔が一番だし。


つまり、度胸を持って歩いていければ、


「大人の頼りがい」


が、出来て、それが、好ましい要素になっていくんだと思いますね。



やっぱり、男は、頼りがいですよ。



大人の男は、頼りがいが、あるか、ないかで、評価されると思いますね。



社会にいると、いろいろな男を見ますよ。逃げることばかり考えている人間とか、年齢的に上なのに、下の人間に責任を押し付けようとする弱いひととかさ。



「そういう弱いひとには、絶対なりたくない!」



って、強い気持ちで、若い頃、思ってましたからねー。



まあ、今は、なんつーか、社会でむちゃくちゃ磨かれたおかげで、超強くなってしまいましたからねー。



まあ、とにかく、経験です。ガンガン経験積めば、強い男になれます。まあ、経験積んでも、逃げてるひとは、だめですけどね。



人間、逃げたら、そこで終了です。あとは、終わっていくのみ。だから、逃げないで、ガンガン前に出て、経験を自分の人生に生かしましょう。



ん?サッカーの話をしていたと思ったのに、なぜに、人生道場的な話に・・・・(笑)。



ま、人生、強く強く、生きていきましょう!



ではではー。



時代が見えている者と、見えていない者の戦い!(「翔ぶが如くシリーズ」論考!)

2011年01月25日 | 先人の分析
どうも!ゆるちょです!

さて、今日は火曜日、ということもあって、

んじゃ、久しぶりに論考シリーズを復活させてみましょうか。

もちろん、火曜日は、「翔ぶが如く」シリーズ!ということで、

西南戦争の人間像を見ていたはずが、いつの間にか、

「司馬遼太郎の人間としての浅さを見る!」

という論考になってしまいました(笑)。


まあ、この「翔ぶが如く」シリーズ、読み返してみると、案外おもしろいんですね。

言いたいことは言っているし、司馬氏の浅さが具体的に指摘できている。

まあ、このあたり、元々、このブログの初期からやっている、歴史を論考するシリーズですから、

なんか、ものすごく、やりやすい感がありますねー。


まあ、書いていても楽しいし(笑)。


大河ドラマがあの状態ですから、あっちは、適当にやっておいて、こっちに力をいれていきますかねー。


っていうか、最近、行ってなかったんで、他のブロガーさんのところをへろへろって観に行ったら、

僕に近い見方をされている方(男性大河を好きな方々)の言い分みたら、みーーーんな、

「なんだこの大河!くだらねえー。見る意味すら感じねー!レビュー書くのやめたい!」

って、言ってるじゃないすか!(笑)。結局、先週の僕の反応と変わらないじゃないですか(笑)。

だから、先週のプリプリ通信、けっこう俺まともだったんじゃん・・・って思い至りました。


ま、大河ドラマとしては、もう、見てませんからね。あんなの、ただの映像集として、ツールとして扱いましょう。


と、脱線しました、元に戻しましょう!


というわけで、大河ブログというより、論考シリーズを真面目にやっていこうと思いますね。


さて、前回、昨年の11月23日「政府軍のトップだからこその山県有朋の資質!」では、

「戦争は、賭博性があるから、かっちょいい!」

という浅い戦争観を露呈させた司馬遼太郎を否定し、

「戦いの場に立ったときには、勝ちを決している状況に持って行っておかなければならない。戦争とは、賭博性なく、戦略的に勝ちを希求するもの」

という高い戦争感を持つ山県有朋こそ、当時の政府軍のトップでありえた、ということを言いました。

実際、司馬遼太郎の言う戦争感は、じゃんけんレベルの賭博性であって、そこで、勝ってなんぼ、みたいな浅い思想です。

そんな浅い思想では、率いられる兵が迷惑します。


スペシャルドラマ「坂の上の雲」で、兵棋演習のシーンがありましたね。

モッくん演じる秋山真之は、あの兵棋演習を通じて、将領達が高い戦略性を持って、賭博性を排して、戦いを実行しなければ、兵達を無駄死にさせるとして、

常に自分を練磨しておくように、話していたではありませんか。あれ、司馬遼太郎原作でしょ?

司馬遼太郎の頭の中って、どうなっているんだ?


さて、この文章は、司馬遼太郎原作「翔ぶが如く」をテキストに西南戦争当時の人々の心の中の有り様がどうなっていたかを論考していくモノです。

ですから、そちらを第一義として、書いていきます。ただねー、司馬氏の臭みも指摘することになっちゃうんで、

まあ、どちらも楽しみながら、進めていこうと思います。


さて、政府軍と、薩軍の戦いは、高瀬の第三戦以降、大きく変わりました。当初、進出主義だった薩軍は、高瀬の第三戦で、決定的に敗北して以降、

熊本鎮台を包囲しながら、進出してくる政府軍を防ぐ、という退嬰主義となり、守りの戦いになっていました。

薩軍の掲げた大いなる理想は、潰え、今は、目の前にある現実をなんとか、踏みこらえるしか、なくなっていました。

あたかも青年が理想を胸に上京したものの、現実には仕事にもつけず、アルバイトや日雇いの仕事で、その日暮らしを続けているような状況です。

突破口は見つけられず、このままでは、ジリ貧と言った状況。

もちろん、これ、全て、論考者西郷隆盛が、

「薩摩士族削除」

を念頭に指示を出してきたからで、大久保利通とあうんの呼吸で、実施しつつある政策なんですね。

それでも、西郷は、

「薩摩士族には、最後に、祭りで精一杯踊らせてあげもんそ。そしたら、あとは、死ぬだけ、ごあんどな」

的に考えていたんだと思います。薩摩士族に、最後に活躍の場を与え、華やかに舞台を去らせようという、西郷一流のやさしさ、と見るべきでしょうね。


そういう西郷の一流の芝居にのせられた、薩摩士族達は、とにかく、進出してくる政府軍と精一杯戦い、狂喜していたと言ってもいいでしょう。


政府軍は、三月三日、総指揮官の野津鎮雄により、二手に別れ、行動を開始しています。

薩軍が鹿児島を出発したのが、二月十七日ですから、まだ、それから、二週間です。

政府軍本軍は、薩軍が堡塁を築いている田原坂へ、支軍は、吉次越えに向い、どちらかが、薩軍を圧倒して、熊本鎮台へ向かう道を打通させようという思惑です。

まあ、でも、本来は、兵を二分するのは、下策ですけどね。田原坂に兵を集中させ、打通させる方が上策だと思います。

吉次越えには、抑えの人数を置くだけで、足りるわけですから、田原坂に対する攻撃力は、はるかに大きくなるわけですからね。

まあ、このあたり、どうなんでしょうか。

さて、田原坂へ向かう本軍には、乃木が率いていた十四連隊のうちの七個中隊、そして、士族最強部隊と名高い近衛の五個中隊、ということで、実際乃木は、負傷して後送されていますから、

実際に薩軍と戦った経験があることから、その経験を買って、十四連隊を使い、最強部隊である近衛をつけた、という思惑でしょう。

つまり、政府軍として、最高のオプションということになります。まあ、当然と言えば、当然なんですが、兵道の常道です。

本軍の人数は、4300名程でした。


これに対して、薩軍側は、田原坂より、前方の木場に、別府晋介の郷士隊を布陣させ、薩軍としては、貴重な砲二門を配備した。

この郷士隊は、加治木兵児(かじきへこ)の呼称で知られた、生粋の薩摩兵児(さつまへこ)であり、ひとりが五人の政府軍兵士に

当たりうるであろうと言われていたそうです。

つまり、薩軍側も、でき得る限り、最大の戦力を置いた、ということになるわけです。


どちらもやる気です。

もちろん、追い込まれている側の薩軍も、追い込まれているだけに、気力十分なはずです。

なにしろ、彼らにとっては、人生の中でも、最大の祭りですからね。


午前五時、政府軍本軍、出発。

まだ、夜が明ける前で、暗がりの中を進んでいきます。

政府軍の先鋒にあたる乃木軍は、青山朗(ほがら)大尉が指揮をとっています。

彼は、すでに戦闘を経験していたし、木場にて、乃木と戦ったので、地理に明るく、それが戦闘指揮に好影響を与えるだろうと思われていました。

彼の部隊が木場の前方にあたる、安楽寺村にさしかかるころ、木場の方角から、二発の砲声が轟き、戦が開始された。


乃木軍を率いる青山大尉は、砲声を聞くと、

「大砲は、あの山とこの山じゃ」

と説明したそうです。まあ、こういう説明を聞くと、部下としても安堵しますね。

そして、青山の見る所、薩軍は、街道に対して、攻撃力を集中させており、その他に薄弱であったようで、

「んじゃ、街道を避けて、部隊を動かし、敵を高所から撃ちすくませるか」

ということで、権現山と言われる高地をたちまち占領し、そこから、薩軍に射撃を浴びせたそうです。


こういう臨機応変の処置が、力を発揮するわけですね。


結局、薩軍は、日が傾く頃には、田原坂に引き返しました。

最強部隊を投入したにも、かからわず、木場で、政府軍を止めることができなかったんですね。

薩軍の目論見は、こうでした。

田原坂の工事が、まだ、終っていないために、木場で政府軍を足止めし、少しでも長い時間、田原坂の工事をしたかったわけです。

そのための、最強部隊投入だったわけですが、青山大尉の臨機応変の処置にやられてしまった、ということなんですね。

本来、薩軍もこういう臨機応変の攻撃を得意としているんですけど、やはり政府軍の足止めが目的だったために、守りに重点がおかれ、

結果、臨機応変に立ち回れなかったんでしょうね。

これが、攻撃側の有利な意識と、守り側に入った不利、ということを生んだわけです。

つまり、攻撃側に回ると、どんどん自分らに有利な状況を作り出せることができる、ということなんですね。

それに対して、守り側に回ると、どんどん不利な状況に追い込まれていくわけです。

だから、最強部隊投入も、あっさり不発に終わったという結果を生んだんですね。


つまり、この教訓は、

「つねに攻撃側にいろ。守りに回るな」

という人生訓を生むわけです。

「攻撃している間は、臨機応変に有利に動ける。だが、一度守りに回ったら、もう、不利な状況に追い込まれるだけなんだぞ」

と、このストーリーは、我々に告げているんですねー。


さて、田原坂方面の戦いはこのように推移しましたが、政府軍が支軍を送った、吉次越えは、どうだったでしょう。


政府軍の前衛隊は、東京鎮台と、大阪鎮台の兵より成るニ個中隊ということで、後衛もまた、東京鎮台、大阪鎮台より成る三個中隊です。

東京鎮台と大阪鎮台は、土地柄、弱兵とも言われる兵達だったそうです。本隊とは、えらく違うわけです(笑)。

三月三日、午前7時、この部隊は、伊倉村を過ぎ、吉次越えに近い、立岩村付近まで進出しました。

このとき、立岩村には、薩軍の堡塁がびっしり並んでおり、先鋒の指揮官、迫田大尉は、

「主力が来るまで、戦闘を待つか・・・」

と考えたそうですが、やはり考え直し、戦闘を開始したそうです。

部下を散開させ、射撃戦に入ったそうで、その時間、午前10時。

薩軍は、屈しなかったそうですが、やがて、政府軍本隊も加わり、五個中隊で、撃って撃って撃ちまくったそうです。

午後三時になっても、戦況に変化がないため、支軍司令官の野津道貫大佐(野津鎮雄の弟)は、自隊を三軍に分け、

火砲の援護の元に、射撃と躍進を繰り返し、薩軍を撃退したそうです。

薩軍は、午後四時頃、立岩村を引き払い、吉次越えの方に、引き下がった、というわけで、ここも、政府軍が勝ちをとったことになります。


政府軍がこのように、勝ちをとるようになったのは、政府軍VS薩軍の初戦で、政府軍が薩軍に圧倒的に負けた経験がモノを言うようになったからです。

薩軍は、射撃戦もそこそこに、白兵攻撃をしかけ、サムライを本能的に怖がる百将兵を、思いのままに、蹂躙していたのです。


それを経験した政府軍は、自軍の有利な部分を活かすことを思いついた。射撃戦です。

なにしろ、政府軍は、最新式のスナイドル銃を装備しており、薬莢に弾頭がついている、現代の銃と同じ構造をすでに持っており、装填後、すぐ発射できます。

これに対して、薩軍側の銃は、弾を込めたら、薬包をおしこめて、しかるのちに発射するという物で、明らかに時代遅れの銃でした。

ですから、政府軍は、薩軍の兵士に対しては、白兵できないように、とにかく、撃ちまくって、倒してしまおうという意識が、高かったのです。

さらに、薩軍は、守勢に回っている。

守勢に回っているという意識がさらに薩軍から、行動の自由を奪い、結果、撃退される、ということが、続くようになったのです。


この立岩村を引き払い、後方の吉次越えに向かった薩摩兵は、ありようは、逃げたと言っていい、と司馬氏は、書いています。

「薩兵は、白兵において、勇猛だったが、敵の鎮台兵が、まさかこれほど・・驟雨のように・・・弾を注ぎこんでくるとは、思わなかったのである」

だそうです。兵というのは、一度、逃げ始めると、恐怖が体を支配し、あっけなく弱兵になる、というのは、長篠の戦いで、敗れた武田軍が、

敗走時に、あっけなく、たくさんの首をあげられた例がありますが、同じような情景がここでも、繰り返されたということなんでしょうねー。


その

「立岩村の堡塁が保てそうにない」

という情報が、薩軍の指揮所に伝わったのは、午後三時頃だったそうです。篠原国幹が、予備隊八百人を率いて、救援すべく立岩村に向かったそうです。

吉次越えを越えて、立岩の近くまで、来ると、砲弾が間断なく落下して、篠原の兵達は、物陰に張り付いて動かなくなったそうです。

それだけ、政府軍の射撃がすさまじかったんでしょう。

政府軍は、士気大いにあがり、銃剣による突撃も繰り返されたために、薩軍側は、ついに支えきれなくなり、兵達は、一気に逃げ去ったそうです。

篠原も叱咤していたのも、つかの間、その流れに押され、ついに自身も逃げ始めちゃったそうで、このあたり、薩人のひょうかんさとうらはらの、

一種のあっさり感が感じられておもしろいですね。

この時、逃げて帰ってきた篠原に、吉次越えを守っていた熊本隊の佐々友房が、

「篠原サン、あなたまで、逃げなさるのですか」

と、声をかけたために、我に帰った篠原は、

「止まれええ」

と大声をあげ、薩軍を沈静化させた、そうで、なんとなく、人間のおもしろ味を伝えるエピソードになっています。


このあたり、非常に、薩摩隼人の人間的おもしろ味が出ていますね。

戦を祭礼のひとつと考えているところ。戦で死ぬことが名誉であると、考えているところ。白兵には勇猛果敢であるところ。

ところが、一度、恐怖にかられると、さっさと、逃げ帰ってしまうところ。

戦国時代から、250年。薩摩は、そういう薩摩隼人を創り上げたんですねー。


しかし、武器の優劣には、かなわなかった。


兵の質では、政府軍に圧倒するものの、銃の質が、結局、政府軍に勝利を与えている。

このあたり、最初に、鹿児島の武器庫を抑えた大久保利通の時代を見通す目が効いていることを実感させます。


ほんと、時代がみえている者(大久保)と、時代が見えていない者(薩摩士族)の戦いになりつつありますね。


このあたり、非常に、現代にも教訓になりますね。


今、時代をみえている者は、誰なのか。

時代が見えていないで、歯医者、いや、敗者になりつつあるのは、誰なのか。


西南戦争に従事した彼らは、我々に何を教えようとしているのでしょう。


そのあたり、さらに興味を持って、読んでいくことにしましょう。


今日も長くなりました。

ここまで、読んで頂いたみなさん、ありがとうございました。

また、次回、お会いしましょう!


ではでは。


高杉晋作を持ち出すなんて、おこがましいわ!(日本人の美意識からはずれた大人たち)

2011年01月25日 | お昼間カフェ
どうも!ゆるちょです!

さて、今日、二本目ですが、

さて、何の話をしましょうかねー。


軽く政治の話、触れておきますー?ちょっと一本目とかぶりますが、言いたいことがあるんで、すいませーん。


まあ、このブログでは、日本人の美意識、というものについて、

いろいろ書いてきたんですけれど、その源泉は、武士道にあるんですね。

「武士道的見地で、見たときに、この行動は、どう評価されるのか」

というのが、多くの日本人の美意識に共通しているものなんですね。


僕は、日本人の行動原理を解き明かそう、というつもりで、いろいろ記事をあげてきたんですけど、

その行動原理の源泉は、武士道から見た、美意識なんですよねー。


まあ、そういう意識で持って、今の政治を見ると、非常に、美がない、というのが、

僕の考え方です。


「権力者が、野党を脅迫する」


ありえますか?まったく美しくありません。

このひと、これまで野党にいた時、与党に協力したことがあるでしょうか?

ありません。与党のやり方は、だめだ、これ一点張りで、ずーーーーっと来たひとですよ。


さらに、問題視したいのは、前回の国会の愚劣さです。

どれだけ国民に伝わっているか、わかりませんが、

数の論理で、押切りまくりました。

野党が話し合いをしようとしても、金輪際無視して、強行採決ばかり。


自民党もひどい政治をやってきましたが、それに比較にならないくらい最上級の愚劣政治。

国民無視で、自分たちのやりたいことばかり、やってきたのが、前回の国会で、見せた民主党の愚劣さでした。


そういうことを、やっておいて、自身の政権基盤が揺らぎ始めると、今度は、国民を人質に、いや日本という国家を人質に、

野党に協力を求めると言いながら、実質的な脅しをかけている。


こういうのを、卑怯と呼ばずして、何と呼びますか?

愚劣政治もいいところでしょう。

自分の行動を棚に上げ、弱者を脅し、自分の権力の保持のみに、注力している、こんなバカ、許せますか?


国民のことなんて、ひとつも考えていませんよ。考えているのは、自分のことのみ。

民主党って、そういう人間ばかりじゃないですか。


国民はもう、そういうことは、わかっている。

もう、見えちゃっている。

だから、退陣してくれって言うんです。

あんたなんかに、消費税なんて、決めてほしくない。

仕事のできないバカに、なにかを決める権力なんて、与えたくない・・・これが、国民の本音じゃないですか?


このひと、

「高杉晋作の逃げっぷりが好きだ」

と、首相就任時にほざいていました。

バカか!

高杉晋作は、政治家としては、あなたが足元にも及ばない伊藤博文氏が書いた、

「動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し、衆目がい然、あえて正視するなし。これがわが東行高杉くんにあらずや」

の言葉にある通り、その行動力にあります。即断即決、その行動の速さや決断力の高さにあるんですよ。


それが評価できないばかりか、逃げを評価するなんて、ただの、バカなんだろ、おまえ。


っていうか、逃げを評価するなら、高杉晋作じゃなくて、


「逃げの小五郎」


と呼ばれた、明智、いや、桂小五郎を出すのが筋だろう。ふつーはよ。


ほんと、こいつ、正真正銘の筋金入りのバカだわ。


最低なおとなだよ!



まあ、逃げが好きな人間らしく、とにかく、今までいろんなところから逃げてきた。


尖閣諸島の事件の時には、判断を、沖縄地裁にさせた・・・こんな政権はじめてだよ。


映像も隠しまくった。とにかく、逃げ逃げ逃げ。

最低の大人たちだね、あなた達は。

だから、子供達に、見せたくないよ。この醜い逃げてばかりのくそな大人。



そして、権力を持ちながら、脅してばかり。

戦国が日本人から嫌われるのは、キャンキャン周りを脅してきたからだろう。

そして、またも、脅しだ。



もう、こんな、日本人の美意識からはずれた人間は、たくさんだ。



逃げてばかりいる人間は、結果的に、不幸を呼び込みます。



正しい大人は、行動力や決断力を持つ勇気を持っている人間達です。



バカ首相、あなた達ではない。



とにかく、日本人的美意識から、大きくはずれるだめな大人たちには、早く、政治の場から、退場してもらいたい。



逃げ者は、最終的には、誰からも逃げまくって、消えるのみです。



それは、歴史が証明しています。



高杉晋作は、確かに、逃げることもした。しかし、彼が評価されるのは、勇気を持ち、行動し、成果を残したからだ。


決して、逃げたことが、評価されたのではない、と指摘して、ここは、終りにしたいと思います。


バカな人間に、高杉晋作を持ち出してほしくない。


そう強烈に思っていたので、ま、書いてみました。



ではでは。




プリプリ通信の論調が180度変わったわけ!(他に期待することなかれ!)

2011年01月25日 | お昼間カフェ
おはようございます!

いやあ、朝は寒いですね。

というか、一日中寒かったりするわけですが、

まあ、大寒シーズンなんで、我慢しますかね。


というか、バカ首相、何言っているの?

「国会議員は、国民のための義務を負っている。話し合いに応じろ!」

みたいなことを、言っているけど、

おいバカ首相、あんたそういうことを、一回でも、やったことあるか?

さらに、前回の国会の愚劣さを、すっかり忘れたのか?

権力を乱用し、野党からの話し合いを完全無視、数の暴力で、国民の生活を破壊したくせに、

いまさら、何を言っているんだ?

そういうのを、日本では因果応報って言うんだよ。

自分のことを棚にあげて、権力者が、ひとを脅す。

最低の、権力者だ。

こういう権力者を、日本人は、放っておきませんよ。

日本は、サムライの国ですからね。

ほんと、そーいうの、わからねえ、バカだよなー、あの首相とか呼ばれているバカ!

お前なんぞのバカに、消費税なんて、決めてほしくないんだよ!


だいたい、未だに、小沢問題ひとつ、片付けられないくせに。グズもいいところだよ。

このグズグズ野郎、早く消えてくれっつーの。

だいたい、日本の国民より、中国やキタの国民のことを考えるんだろ?

だったら、亡命しろよ、民主党全員ひきつれて、中国でもどこでも、いけよ。

いいか。

お前らなんて、消えるんだよ。誰もおまえらとの話し合いなんざ、望んじゃいねーの。

国民は、皆、おめえら、消えろ!って思っているんだよ。

とにかく、協力なんかするな!こんな日本国破壊野郎達は、即刻退陣させろっつーの。



あー、朝から怒っちゃった・・・まったく、テレビ見るとろくなことないなー(笑)。


ま、フィギィアスケートの村上選手の笑顔が見れたから、よし、とするか(笑)。


さて、気分を変えて記事をあげましょう。

というわけで、昨日、ゆるゆる通信をあげましたが、いかがだったでしょうか(笑)。

というか、先週と打って変わった内容で、驚かれたのでは、ないでしょうかー。


まあね、考え方を変えた、ということですね。


先週分のプリプリ通信を改めて見て、僕は、

「こいつ、どんだけ、大河ドラマに、期待してんだ?アホじゃね?他者に期待なんかするから、痛い目に会うんだよ。ばーか!お前は、ゲロ脳か!」

と、言いたいことを言いました。そして、考えました。

つまり、

「他者に期待せず、自分に期待せよ」

という自分の座右の銘をすっかり忘れていたアンポンタン状態だった、ということに気づいて、改めて自分を戒めた、ということでしょうかねー。


「天地人」「龍馬伝」「江」と、女性向け大河ドラマを見てきた経験から考えれば、女性向け大河ドラマは、

「毎日恋をする女性に向けて、かっこいい男優とのデートの時間を与える目的を持つのが、女性向け大河ドラマ」

ということは、わかっているわけですからね。

「歴史を描く気はまったくなく、現代的な、かっこいい男性を描き、それを歴史上の人物だと言い張る」

というのも、お約束ですからね。「龍馬伝」の龍馬、「天地人」の直江兼続、「江」の信長、どれも、そうでしょ。

現代的言葉遣い、外見も現代的発想から、かっちょよくしているだけ。歴史的な人物として、描く気なんて、さらさらありません。

だから、そんなもの、はじめから、期待するほうがバカなんです。普通に。

だから、この間の信長、現代的な男性だったじゃないですか。江にだけ、

「俺は、孤独なんだ」「俺、弟に殺されそうになってさー」とか、言っちゃって、オンナゴコロをくすぐって、踊り(それも、すごい素人風なやつ)も見せちゃったりして、

要は、

「信長だよ」

という記号が見えていれば、いいわけ。

女性が、

「あ、これが、信長なのね」

と、感じれば、いいわけ。歴史ドラマのお約束なんて、徹底無視なんだから。もう、そんなの期待するだけ、アホなんだよ。


要は、女性が、うれしがれば、いいわけ。


あれでしょ、今回の信長ショーは、要は、女性ってのは、

「自分にだけ、秘密を教えてくれる男性・・・というのが、好き」

「強くてかっこいい男性が、好き」

「おしゃれが似合う男性が、好き」

「強いのに、自分にだけ、つらい自分(弟に殺されかけた・・とか言っちゃうところとか)の秘密を打ち明けてくれる男性が好き」

というあたりでしょ。それをこう、映像にしただけなんだから、そんなの、歴史ドラマなんかじゃないわけ。


くだらないよね。


まあ、これも、

「女性というのは、毎日、恋をする。その相手を欲しがっている」

という女性特有の特徴があるためで、女性向け大河ってのは、それに対応している映像集なんだから、もう、なにをかいわんやなわけ。


だから、真面目に、感想なんて、書く気は、さらさらないわけです。


でも、ちゃずさんに指摘された通り、一旦、覚悟は、決めた。


だから、僕は、こう考えたわけです。というか、「2001年宇宙の旅」に出てきた猿を思い出したわけです。

あそこには、2つの猿の集団が出てくるわけですよね。

そして、一方の猿集団は、動物の骨を見て、

「なんかしてくれるのかな?うん、何もしてくれねー、なんだよ、つかえねー」

的に、考えている。

だけど、もう一方の猿は、動物の骨を見て、

「これ、何かに使えね?あ、これで殴りゃ、いいんじゃん!ツールとして、使えるじゃん!」

と、思いついて、もう一方の猿軍団を撃退しちゃうわけです。


まあ、いわゆる、進化を、端的に表した、ということですね。


であるなら、僕も、「江」について、何かを期待するのではなく、

「利用すりゃあ、いいんじゃん」

とすれば、いいわけですよ。


「江」について、男性大河ドラマに期待するような、愚痴を言う、ということは、

「ミスドに行って、「なんだよ、「藪」で出すようなそばが出ないのかよ。「藪」で出すようなおいしい酒もないのかよ」と言っているようなもの」

ですからね。つまり、場違いなクレームなんですよ。


だから、そんなセンスのないことは、もう、しません。


じゃあ、ミスドに行ったら、どうしたら、いいでしょう?


「あのさー、今、ミスドで女性に、一番売れているのって、何?ミスドの品揃えは、女性の嗜好のどういうあたりを意識してのことなの?」


って、聞くのが、筋でしょう?


であれば、今後は、「江」を、

「女性を気持よくさせるツール」

として、見て、

「女性たらしの方法を勉強する」

のが、筋だということになります。


つまり、

「「江」に見る女性たらしの方法」

を探るのが、プリプリ通信の目的となりますねー。


というわけで、次回から、そのあたりを中心に書いていこうと思います。


もう、あれは、大河ドラマとは、思いません。ただの女性たらしの場だと思っています。現代的男優とのデートの場にしか、過ぎない。


そう結論づけましたね。


というわけで、今回の、女性たらしの方法は、次のようなモノになります。


「おしゃれで、無邪気なかっこいいノブナガという人物と、各所でデート。好きということに、ついて、いろいろ見せられ、ノブナガオジサマにラブ注入!」


「ノブナガオジサマは、強いけど、私にだけ、寂しさやつらいことなど、話してくれるの。だから、わたし、ノブナガオジサマダーイ好き!」


このあたりでしょ?


というわけで、今回の「江」に見る、モテる男性になるための施策は、次のような感じすか?


「強い大人の男性になること。頼りがいのある男性になること(ヤンキーがモテるのは、そのあたりね)」

「好きな女性にだけ、「俺、いろいろ大変なんだ。弟に殺されかけたし、んで、弟殺しちゃったし。ひとが信じられないんだ・・・」とナイーブな心を見せると、相手を落とせます」

「人に批判されても、相手を受け入れ、笑い飛ばすくらいの度量があるといいでしょう」

「ひとを好きになるのに、理由はないんです。それを覚えておきましょう」


とか、そんなあたりですか。


もう、あれは、ドラマとして見ません。女性たらし方法の陳列の場として、見ていこうと思います。


だから、基本、笑い飛ばしです。


まあ、永久に感情は、動かないでしょうね。


というわけで、「江」については、それだけを、見るツールとしましょう。


それが、結論かな。


まあ、今から、本格大河ドラマ「平清盛」を楽しみにしましょう。


今年は、大河なんて、やっていない、というのが、基本姿勢になりますね。


「江」なんて、ツールに過ぎない、というのが、僕の姿勢だな。



プリプリ通信の名前も変えようかな・・・と、いろいろ考えちゃう、ゆるちょでした。


だって、怒るのも、もったいないもの(笑)。

それくらい、見放した「江」でした。


笑いとばしゃ、いいよ、あんなの(笑)。


それが、結論だな。はははははは。



ではではー。




第三回 プリプリ通信 「信長の秘密」

2011年01月24日 | ゆるちょ!のドラマ・レビュー!
僕の頭は、プリプリ通信 PRINCESS PRINCESS TSU-SHIN!

「「男性大河ファン」の直感的で素直な感想」


今週のあらすじ&感想!
まあ、今回は、テーマ性の表現がされて、そのあたりは、ちょっと感心しましたね。
前回のように、ドタバタや現代劇の翻案ではなく、
「信長の価値観とは?」
「ひと(モノ)を好きになるのに、理由があるのか?」
「ひとを理解しようとする、ということは、そのひとを、好きだ、ということ」
「ひとを理解しようとする、ということは、傲慢そのものだ」
など、わかりやすいテーマ性の提示が、いろいろあって、おもしろかったですね。
実際、今回は、信長の人間の好き嫌い、おねの好きの理由、千宗易の好きの理由、そして、江の好き、が表現されて、
「好きということ」
がおもっそ表現されていました。
もっとも、その契機になった、築山殿殺害及び信康切腹事件については、信長の言い分、
「そう思っただけよ」
的に処理されていましたが、
「わからない」
と言った江に対して、
「すべてをわかろうとするのは、傲慢!」
と、千宗易にやりこまれてしまいましたけどねー。
結局、トップの孤独さを表現して、終りましたけど、実際信長は、超孤独だったと思いますから、
まあ、史実も踏まえての表現ということで、思わず点数も甘くしてしまいますね。

まあ、今回は、
「信長って、こういうひとです」
って、提示なんですよね。

まあ、そういう感じだったので、信長好きとしては、さらに点数が甘くなった、ということでしょうねー!

じゃ、あらずじ、いってみましょうかー!

築山殿信康事件を聞きつけた江は、信長にその真意を聞くために、再度安土城を訪れます。
信長は、そんな江を気に入っているためか、快く会ってくれるわけです。
えー、築山殿が死んだのが、1579年9月ですから、1573年生まれの江は、6歳・・・6歳すか・・・。
そんな年齢で、
「なぜ、オジサマは、あんなことを・・・。その真意が知りたいの!」
って、なるか?(笑)。

ま、ここは、笑いで流しておきましょう。

6歳の幼い少女だから、信長は、ああいう振る舞いなんだなーと、一方的に理解する、というのが、正しいんでしょうね。

さて、「江」お気に入りの信長は(ここでも、信長の好き表現だね)、お気に入りの南蛮服やお気に入りの南蛮人ルイス・フロイスを
見せるわけです。まあ、なんつーか、無邪気だよね。でも、あの南蛮服ちょっとかっちょよくて、俺も欲しい・・・ちょんまげして
ああいう扮装したら破壊力あるよー(笑)。ああいうコスプレ、アキバでやってもいいんじゃないのかなーと脱線脱線(笑)。

しかし、ルイス・フロイスと直接会話しちゃう信長は、はじめて見たねー。いやあ、信長が他国語を勉強しているイメージないし、
まあ、自由な表現だわ。ま、いずれにしろ、ルイス・フロイスには、いい顔するけど、バテレン嫌いな光秀は、信長に打擲されちゃうわけです。
まあ、
「あんなんじゃ、まっとうな仕事ができん」
とか、言われてましたけど、いちいち理由付けが変!
バテレン嫌いなのが、気にいらないだけでしょ?うーん、そのあたりが、浅いねー。
さて、ルイス・フロイス好きで、仕事できない光秀は嫌い、ということで、好き嫌いがはっきり表現されるわけです。
そして、今度は、茶人千宗易に、いいたいことを言われ、上機嫌の信長・・・ということで、信長の価値判断・・・美をつくりあげる者への評価が
まず、あって、自分の価値を知り、自分に自信のある者の言葉なら、素直に受ける信長、という表現がなされています。
つまり、自己の役割を認識し、まっとうにその力を使える者は、評価し、その言葉さえ受け入れるのが、信長であり、
自己の役割を認識せず、我を立てる者・・・ここで、言う明智光秀は、評価しないのが信長、という、
信長的価値認識が表現されたわけです。

これは、非常にまっとうな信長表現で、非常にわかりやすく描かれています。

確かに前回、三木城攻めをしているはずの秀吉が、我を立てて、信長におべっかを使いにやってきた時も、秀吉を打擲する信長が表現されていました。

このあたり、自己の役割を認識し、それを全力で果たすことを、至上の美とする日本人の感性の代表みたいな信長ということになりますね。

信長は、見せたいモノだけ、見せると、江に部屋を与え、天守閣に帰っちゃうわけです。
江は、この時、乳母から、
「五徳姫が、姑である築山殿とそりが合わず、父を使って、殺させたのではないか」
という女の戦いである推測を知らされるわけです。
それを聞いた江は、
「オジサマは、そんな小さな男ではない!」
と、一蹴するわけですが、悩んでしまうわけですね。っていうか、これが、6歳の女の子か?(笑)。

ま、笑っておきましょう。

次の日、朝から信長の部屋に向かうと、信長は、
「わしの気にいっている女を呼んでおいた」
と言って、江にとっては、にっくき仇、秀吉の妻、おねを引き合わせるわけです。
まあ、謝りたいというわけですが、それだけでなく、おねも、おもしろい姫様に会いたかった・・・というわけですね。
そして、このおねから、語られるのが
「好きになるのに、理由なんてあるものですか・・・」
という言葉。
つまり、今回は、いろいろな好き、嫌いの形を見せながら、その本質は、
「好き、に理由なんて無い」
と言いたかった、ということなんですね。

船を出し、竹生島に向かった江と信長。信長は、とうとう江に質問されます。
「なぜ、あんなむごいことを・・・」
と。しかし、信長は、
「そういう判断だったからだ・・・」
と、深い真意などない、という意味のことを言うわけですね。このあたり、まあ、ぼかしているんだと思いますが、
このあたり、要は信長は、もうすでに、超人と化している、ということも同時に語られているんですね。
まあ、次回、「本能寺へ」ですし、信長の神格化問題が、当然提示されてきますから、その布石として、
「信長は、すでに、通常の人間を超えた存在になりつつある」
ということを、匂わせているわけです。
まあ、実際、信長は、この時期、
「坊主達が神だと拝める者達は来世利益を与える者だ。じゃあ、現世利益を民衆に与える俺は、それ以上に神ではないか!」
と、合理的に神を規定していましたから、
「信長こそ、神だ」
となって、当たり前なんですけどね。まあ、これは、論考での話ですから、置いておきますか(笑)。

信長は、江に、自分が血を分けた兄弟にさえ、殺されかけ、その兄弟を殺した過去を説明し、
「だから、俺は、おのれのみ、信じる者なんだ」
と、話します。しかし、これ、
「信長の孤独。ひとの上に立つ者の孤独」
を言い表した表現でもあるんですね。
それを、千宗易は、指摘するわけです。
そして、そのあたりを、聞きたがる江ちゃんに向かって(6歳ですよ)、
「あんたは、信長はんが好きなんや。そして、あんたは傲慢や」
と、やるわけです。この厳しいことを言う千宗易さんいいですねー。
こう、京都人的な風情が(千宗易は、堺のひとだけど)、日本人の原風景にマッチする、というか。
厳しいことをやわらかい言葉で、くるんで、さしだす、この感じ。
非常に日本人としては、好きですねー。

まあ、傲慢と言われて、驚いちゃった江ちゃんなんですけど、まあ、6歳だったら、傲慢というより、「どちて坊や(古いな(笑))」だったのね?
と言われた方がしっくりきますが、いずれにしろ、信長を好きだ、という感情に気づいた江ちゃん、これから、どうなりますか!
ということで、今回は、終り!ということですー。


まあ、そういうわけで、「好き、嫌い」ということが、存分に語られた今回の「江」でした。
まあ、女性は好きでしょうねー、こういう話。
まあ、僕は信長好きなんで、今回は、比較的楽しめた、というところでしょうか。
やっぱり、この信長さん、ガタイがいいから、似合うんだよね、いろいろ。
やっぱり、男は、かっちょいーものに、あこがれますからね。素直に。
というわけで、僕もいっつも、上から下まで、真っ黒なことが多いですね。白シャツを着ている以外はー(笑)。
そういう信長さんですが、竹生島では、白シャツ着てたからねー、普通に(笑)。
こういうあたりは、素直に笑っとけってところでしょうねー(笑)。
しかし、あの江ちゃん、6歳なんだー・・・いや、無理があるでしょって感じで、笑いますね。

もう、これから、無理があるところは、笑い飛ばしていきましょう。

まあ、しっかし、この江、汚しにこだわりまくった「龍馬伝」と対照的に、
明るい映像であるのは、ほっとしますね。船したてて、琵琶湖を渡ってみたり、見ていてなかなか楽しいです。
やはり、ああいうロケシーンは、気分がいいですねー。それに信長はかっちょいーし、江は綺麗なべべ着ているし、
色彩的にやさしい感じがします。まあ、一年間、暗い感じに慣れちゃった目からすれば、気分がイイのは確かですねー。

まあ、これから、いろいろ戦乱も描かれるとは、思いますが、信長さんの無邪気さや、やさしさ、そして、コワイところも、表現された、

「信長ってこんなひとショー」

だったのが、今回というところでしょうか。だから、楽しかったんだな、信長好きとして。

そんなあたりを指摘して「ゆるゆる通信」終りにしたいと思いますー。

ではではー。

(というか、毎回、書き方がガンガン変わって、まったく、どこへ落ち着くんだか(笑))

さらっとした恐怖を感じた夜!(やさしさの理由、笑顔の向こう側)

2011年01月24日 | お昼間カフェ
おはようございます!

いやあ、月曜日の朝ですが、いかが、お過ごしでしょうか!

まあ、週の始まりということで、なんか、ゆるめのネタあたり、

アップしてみますかねー。

っていうか、なんか、今日は、それほど、寒くないなあ・・・錯覚か?(笑)。

まあ、昨日、ちょっと飲んで帰ってきたので、その名残かな?(笑)。


あー、そのあたり、書いてみますかー。


昨日は、ちょっとお出かけしたんですけど、帰りにちょっと友人達と外で飲んできましたー。

まあ、飲みは、いつも通りなんですけど、2次会で、ちょっとおもしろいお話があったんで、そのあたり、話しますかねー。


まあ、2次会、ちょっとしたバーに入って、こう、20代のイケメン研究者と話してたんですけど、

彼がねー、

「女性に興味が持てない・・・」

みたいなことを言うわけですよ。

「え?おまえ、草食男子だったのか!」

と、僕が指摘すると、

「いやあ、そういうことになるんですかねー」

と、さわやかなイケメン笑顔で返してましたけど、僕は、草食男子をはじめて間近で見ましたねー。


ま、彼はちょっとした仕事の関係で、知り合いになって、まだ、半年くらいなんですけど、

今まで、何度も飲んだんですが、草食男子とは、全然気付かなかったんですねー。


でもね、こいつ、むちゃくちゃ、女子にモテるんですよ!


「だって、おまえ、ナンパとか、してたじゃん」

と、指摘すると、

「あれは、みなさんに喜んで頂きたくて・・・」

とか、さわやかな笑顔!

「えー!まさか、おまえ、ゲイ?」

と、ツッコミを入れると、

「まさか・・・ちゃんと女性が好きな男子ですよ」

ということで、ちょっとよくわからないんですねー。


で、よくよく聞いてみると、

「母親のヒステリーを子供の頃から見てきて、女性というものが、あまり信じられなくなった」

と、言うんですよ。さらに、

「僕がかわいいと思った女性を、家に連れていったら、母親が、かんしゃくを起こし、それ依頼、長い間口をきいてくれなくなった」

とか、

「違う女性の話をすると、母親がヒステリーになる」

とか、

どうも、母親との関係性が、身近な女性への興味を削いじゃった、ということらしいんですね。

「それに、女性と結婚するとか、言ったら、母親は、自殺しかねないですよ」

とか、言ってへーきで、笑っているんで、ちょっとびっくりしてしまいました。


いやあ、そういうの、あるんですねー。


典型的な子離れできてないパターンじゃないですか!


「いやあ、僕と同じような男性って、多いと思いますよ。僕らの世代は」


とか、言うわけで、


「それで、いいのか?お前!」


って言ったら、


「まあ、しょうがないじゃないですか」


と、母親をかばうわけで・・・いやあ、みなさん、どう思いますー?


これが、草食男子の正体?


まあ、母親が男の子を育てるのに、恋人目線で育てちゃったってことなんでしょうね。


だから、自分以外の女性と、子供が一緒にいるのが、許せないという・・・いやあ、ちょっと極端すぎるよね。


っていうか、子供に悪影響バリバリじゃない?


まあ、子供側としても、親のいやがる顔は、見たくないでしょうから、


結果的に、女性と関係性を結べない草食男子ができあがっちゃうという構図なんですねー。


いやあ、草食男子の正体みたり、って感じですかー。


ちょっと、びっくりしちゃいましたよ(笑)。


いやあ、ほんとに、いるんだねー、草食男子!って感じです。



でね。



「おまえ、女性とエッチとか、したくないの?」



と、ストレートに聞いたら、



「うーん、でも、別にしなくても、生きていけるし・・・」



って、おいおいおい・・・・人類滅亡しちゃうよ・・・って、思った日曜日の夜でしたねー。



こういうひと、増えてるの?



まじ、人類の危機じゃないの?



と、ちょっと驚きましたねー。



何、みなさんのまわりにも、こういう草食男子、います?



まあ、でも、その草食男子が、生まれてくる理由がなんとなく、わかりましたねー。



でも、そういう親って、どういうつもりなんだろうね?



子供が巣立っていくのは、当然の摂理なんだけど、そういうの、忘れてるとしか、思えませんがねー。



なーんか、関係性を勘違いしているような気がしますねー。



まあ、でも、イケメンで、やさしい理由がよくわかったような気がしますね。



そういう母親を許すことに慣れているから、大抵のことを許せちゃうのかもしれません。



なんか、ちょっと、そら恐ろしい感じもしますがー・・・不気味感を感じるのは、僕だけでしょうか・・・。



イケメンでやさしい理由は・・・母親の溺愛すら許す寛大さ・・・それとも、弱さか?



なんか、このあたり、家族もののミステリーのネタになりそうな・・・やさしさの理由は、実は・・・みたいなね(笑)。



なんとなく、怖さを感じた夜でした。



いやあ、彼を好きになった女性には、おもっそ、恐怖だよねー。


彼のやさしさの理由は、笑顔の向こうには、ヒステリックな母親のコワイ表情が透けて見えるわけだからねー。



おー、怖わ!



あらー、軽く書くつもりが、案外ディープになっちゃったな。



あ、ちなみに、そいつ、谷原章介さんっぽいイケメンですけどね。なーんか、もったいない感がありますねー。


まあ、でも、過去、母親に内緒で、女性と一緒に住んでたことも、あるらしいですから、どこまで、どうなんだか、よくわかりませんが、


「まあ、今のところ、結婚は、ないなあ・・・」


とか、言ってましたから、まあ、母親が鬼門なんでしょうね。


やっぱ、それ、マザコンってことか。


うーむ、いろいろなひとが、いるもんだ・・・と、もったいない感の激しい、谷原さんでした。谷原さんじゃないか(笑)。



世界には、いろいろなひとが、いるんですねー。



というか、ある種の怖さを感じた、寒い夜でした。



ではではー。

多くの示唆を含んでいる、織田信長の生き方!(「私は自分だけを信じる者である」の意味!)

2011年01月23日 | お昼間カフェ
どうも!ゆるちょです!

いやあ、今日、二本目の記事ですが、まあ、今日は、

「江」は、「信長の秘密」だそうですから、

まあ、信長について、いろいろわかったことを、書いてみましょうか。

まあ、信長論考!の他にも、いろいろ記事にしてきましたからねー。


「わたしは、自分だけを信じるものである」


というセリフがどうも、あるようですが、これ、まあ、よく信長要素を現していますね。


信長、というひとを考えてみると、まあ、彼の時代に大学があったわけではないし、

どういう教育がなされたかは、具体的にはわかりませんが、

多くの文献を読んだところからわかるのは、彼は、超経験主義の論考者だった、ということです。

彼は実証主義でもあり、例えば、ある池に守り神の大蛇がいる・・・なんてことを聞くと、

「水をかきだせ!」

とやる。そして、水を全部かきだすのは、無理となると、自分が潜っていって、中を全部調べて、

「うん。そんな守り神なんぞ、おらん」

と、確信する。まあ、すべてに渡って、そういう感じなんですけど、

おもしろいのは、このひと、火起請を信じていたり、するんですね。

火起請ってのは、嘘をついたのではないか、と疑われる人物に、火のついた炭を持たせ、

「あちっ!」

と熱がったら、うそつき。へーきな顔をしていたら、本当のことを言っている・・・と判断するもので、

現代の僕らから言えば、

「根拠ねーじゃん!」

と、ツッコミをいれるものなんですが、信長は、多分、それに類する経験をしていて、

この火起請が、案外、的を得ている、と思う経験をしたんだと思うんです。

例えば、簡単に嘘をつくような奴は、精神の鍛錬もできていないから、結果的に、熱がった、とか、

結果的に嘘かもしれないけど、その人間は、それは、本当のことだ、と強く思っている、精神的に強い人間は、

熱がらない、という事実があったりして、結果的に、火起請が、的を得ていたのかもしれません。


僕はこれに類することって、すごく多くあると思っていて、まあ、僕らは知識として、火起請を、

「根拠なし」

と見ますが、経験的には、案外あっているかもしれない・・・いろいろな事実が組み合わせって、経験的にこれは、正しいんだと

言える、信長こそ、非常に合理的なんですね。

自分が経験しているから、経験から、モノを言うから、いろいろなモノが見えていたのが、信長です。


僕は理系の世界に長く身を置いていた、特にコンピューターについては、マスターまで行って勉強したので、

実はコンピューターは、単にひとが教えたやり方をマスターするだけの、真似しんぼ機械にすぎないことを知っています。

だから、考える、ということのメカニズムが解き明かされなければ、人工知能なんて、永遠にできないことを知っています。

なぜなら、真似しかできないからです。


人々が科学と言っている知識なんて、大自然のほんの、0,00何%くらいしか、解き明かしていないと思っています。


だから、

「これは、科学的には、考えられない」

なんて、科学者のおっさんが言っていますが、

「そりゃ、自然への冒涜的な言説だ!」

と、僕は思っています。

「まーだ、何もわかってないくせに、無い頭で、なーにを言っているんだ」

と、思っているんですね。


だから、火起請が、実は的を得ているかもしれない、という仮説は、確実に否定できない。

それより、何らかの経験が、信長に、火起請は、結果的に、信じられると教えて、それを信じているとしたら、それこそ、経験至上主義で、

「ブレてない」

ってことになるんですね。


だから、彼は、ひとの言う事なんて、聞かないんです。


自分が経験したことのみ、それを至上の価値として、情報にしていたんですねー。


そして、僕の論考からは、彼は、

「日本を平和にするには、どうしたら、よいか?」

という質問から、自分の考えを出発させた、論考者だ、ということを結論としています。

「そのためには、俺が、この日本を占領すればいい」

と、なって、

「そのためには、俺が、この日本で最大の軍事力を握る必要がある」

「そのためには、全国平定に力を貸してくれる、能力者をたくさん、自分の元に、集める必要がある」

「そのためには、俺は、血筋、家柄に関係なく、能力者を見極め、適材適所に配置し、奴らが喜ぶ、俸禄をあげる必要がある」

「そのためには・・・」

そうやって、いろいろ考えた結論、

「まず、尾張をこの手にすることだ」

から、やり始めた人間だ、ということがわかっています。


つまり、彼は、大目標をまず、設定し、それについて、論考しまくり、まず、やるべきことを見出し、それをひとつひとつ、具現化していった人間だ、

ということが、わかるんです。

だから、彼は、一歩一歩着実に、成果をあげていった。

ここで、大事なのは、大目標が既に規定されている、ということなんですね。


その目標のためになるか、どうかを常に判断していけば、いいから、最短距離を走れるんです。


信長は桶狭間の戦いで、今川義元を破っていますが、この時、宝の山とも言われる彼の領地に興味を示さず、東の驚異を松平元康に任せ、

自分はさっさと、京に出るための策としての、美濃攻略に早速出ています。

これは、大目標としての、全国平定を既に若い時に定めていたから、そういう行動に出られたことを示しています。


はっきり言って、そういう大目標を持っていたのは、当時の戦国大名の振る舞いから考えて、信長ひとりだけ、だったと思います。


目標があるからこそ、行動は、そっちにベクトルを持っていく。


他の大名には、そういうベクトルがありません。ベクトルがあるか、ないかを見れば、その人間が何を考えているか、なんて、たやすく把握できます。

領地を拡大したい、とか、現状維持したい、とか、

目の前にある現実的に課題の解決にのみ、目標を持っているから、低いベクトルしか設定されないし、引っ張られる現実も、レベルの低い現実だ。

それに比べて、信長は、高い目標を持っているから、視界も広いし、高いベクトルを持った策も打てる。


それに、経験に裏打ちされた知恵を背景に物事を考えているから、つまり、彼は人間の本質などを見ていたんだと思うんですよ。


ひとが研究した本を読んで、知識を増やしたのではない、経験による知恵ですからね。


だから、社会の方をうまく動かしていったんです。

自分のみを信じる者とは、そういうことだと、思うんですね。


僕もこのことについては、非常に共感をしています。


本からもらえる知識なんぞ、ほんとに微々たるものです。それに比べて体験から、得られる知識は、桁も違うし、自分を強くします。


だから、

「書を捨てよ、街へ出よ!」

と、寺島修司が言ったんでしょ。

「書でなく、経験を積め!」

これが、究極の自分磨きですからね。


信長は、それを実施し、実施した自分を信じたに過ぎない。超経験主義の彼は、実際に、社会を動かし、自分の思うどおりの現実を引っ張った。

これは、坂本龍馬と同じです。

だから、僕は、知識にとらわれてがんじがらめになっているひとを、思考停止者と言って笑います。

まあ、よく言われますが、専門家が、将来こうなる、という予言をすると、たいていはずれるんですね。

なぜなら、専門家になりすぎて、知識のガラパゴス化が起こるんですよ。

ある偏った知識しかないことになるから、その知識からでは、全体のことが見えない。

例えば、今から、10数年以上前、コンピューターについて、

「フォン・ノイマン型コンピュータとともに、ニューロン・コンピュータが発達する」

と、言った専門家がいました。けっこう有名だったし、実際、僕は、富士通の研究所に見学に言って(学生でしたから(笑))、

有名な研究者に、そう説明されたことを覚えています。


しかし、実際は・・・?(笑)。


知識に頼るのではなく、経験に頼る方が、結果的に、巨大な情報を獲得できるんだと思うんです。

しかも、生きた情報であり、実際に、自分が体験的にその情報を獲得することで、自分が成長するんです。


だから、僕は信長の成功は、いろいろな要素がありますが、経験を重視し、論考に論考を重ねたおかげだ、と思っています。


だから、僕は、信長の真似をして、生きています(笑)。


偉人を抜くには、まず、偉人のいいところを真似ることです。


真似から入り、その偉人の考えを知り、そして、すべてを吸収する。


そうすれば、新たな境地に迎えると思っています。その先にある、自分の設定した目的に、高い目的に少しでも近づける。


そのために、僕は信長のやり方を、しっかりと真似して、自分と、自分の周りの人間をしあわせにいきたい、と思います。


「自分だけを信じる」


その生き方は、経験主義で生きてきた、自信が、そう言わせているんだ、と、よーく理解できます。


だから、僕も、経験主義と、信じられる偉人を信じながら、生きていこう!


今は、そう思いますね。


織田信長。


彼の生き方は、多くの示唆を含んでいます。


だったら、素直に、その示唆に耳を傾け、自分のしあわせのために、最大限利用すれば、いい。


それが、先人とのつきあい方ではないでしょうか。


それを、信長も、望んでいると思いますね!



じゃ、やりゃあいいじゃん!


ということで、人生やったもん勝ち!です。


しあわせに、ならないとね(笑)。



ではではー(笑)。


シャリース物語を知って、朝から、やば!(すごいよね、このひと!)

2011年01月23日 | お昼間カフェ
おはようございます!

いやあ、日曜日の朝、気持ちいいですねー。

えー、朝から、録画しておいた映像を見ていましたが、

いやあ、圧巻!(笑)。

シャリースの「SONGS」見たんですけど、ちょっと泣きそうになりましたねー(笑)。


僕は、このシャリースというひとは、実は、昨年のクリスマスまで、知らなかったんです。

まあ、歌がすげー、うめえなあ・・・くらいに思っていたんですけど、

まあ、彼女のストーリーを今日、知ったということで・・・彼女、貧しい家庭を歌で支えていた・・・しかも、7歳から・・・、

そして、アメリカンドリームをつかみ、今に至る・・・このあたり、感動してしまいました。


というかねー、彼女のこの思わず立ち上がってしまうような感動をあたえる歌唱力とパフォーマンスの素晴らしさに、圧倒されましたね。


あのー、はじめてアメリカで歌った時のこのアピール力というか、圧倒的なスケール感というか、本能に訴えかけますよね。


これは、7歳から、歌ってきて、どうやったら、観衆にアピールできるかを、考えに考え、ガンガン経験したことが、

彼女に圧倒的な力を与えているんでしょうね。


もう、すごいのなんのって感じで、それで16歳とかなんで、

「うーわー、すっげー」

と、ほんとに、驚いてしまいました。



まあ、オリジナルも含めて4曲歌ってくれたんですけど、なんていうか、セリーヌ・ディオンの「My Heart Will go on」や、

ホイットニーヒューストンの「I allways Love you」を歌うシャリースの方が輝いていましたねー。


というか、オリジナルが全然、シャリースの力を引き出していないんですね。


デビッドフォスター、上から目線でいろいろ言ってたけど、負けてるよ、シャリースの力に(笑)。


まあ、それくらいシャリースの歌唱ってダイレクトに本能にアピールする力がありますねー。


彼女が、日本の原宿竹下通りで、少女のような表情で、ちょっと遊んだりするんですけど、その時に、

「わたしは、7歳から歌ってきたから、こういうティーンエージャーな遊びを体験したことなかった。だから、今日は楽しいわ」

って言うんですけど、その目の表情がベテランなんだよね。

多くの体験を、これまで、した、という雄弁な目がそこにある。


その目が歌っている時に、雄弁に語るんだよねー。


そして、こころに響く圧倒的なパワーの歌唱力。


セリーヌ・ディオンと一緒に、母に向かって歌う姿は、感動モノでした。


というか、もう、歌を自分のモノにして、さらに、力強く歌っている。


あのセリーヌ・ディオンを横にして、よ!・・・すごいよねえ・・・。


それで、18歳なんだからねー・・・いやあ、本物って感じでした。


なんかね、人生の重みが、その歌唱に出ている、そういう力が、彼女を後押ししているんだなあって、思いましたねー。


かたや、日本のチャートのお寒いこと。


実力派より、かわいさ優先って感じで、まあ(笑)。


ま、若い子しか、日本のチャートに興味を無くしているから、だろうね。


というか、年齢重ねると、やっぱり、本場モノ、欧米の音楽シーンにいっちゃうからなー。それが、そういう現状を生んでいるんだろうなあ。


そんなことを、考えた、日曜日の朝でした。


しかし、やっぱり、経験だね。経験こそが、成長を生み、それが、いつしか、大きな贈り物として、自分に返ってくる。


シャリースは、そのいい例ですね。


興味を持って、彼女のシーンを眺めていきたいと思います。


いやあ、朝から不覚にも泣きそうになりました(笑)。遅いってか(笑)。


ではではー。


あ、今日は、「江」視聴継続のために、ちょっとあるところへ、遊びに行ってきまーす。


後日、報告しますね。



ではでは。

サイクリストの超楽しい週末!(大自然の中を、女子と、ミドルライド!(笑))

2011年01月22日 | お昼間カフェ
どうも!ゆるちょです!

いやあ、気分がむちゃくちゃ、いーですねー!

というのも、今日は今年初のロングライド・・・っていうか、まあ、80キロメートルくらいでしたから、

ミドルライド、という感じですかね。いやあ、でも、久しぶりに思い切り自転車乗ってきましたーーー。

いやあ、ほんと、サイクリストハイのおかげで、さわやかさんですねー(笑)。

このところあった、いろいろなもやもやも、さっくり全て流しちゃいましたー。

もう、気分は上々↑↑って感じで、やっぱり、サイクリストやっててよかったー!って感じますねー。



今日は、今年初でもあったんで、少し緩め設定のコースでした。

それに、今回、初参加の女性なんかも、いたんでね。

おっさん共、やさしくなっちゃって、もー(笑)。

これ、男だけだったら、最初から厳しいコース設定しているんだぜ、きっと!(笑)。

まあ、男はいくつになっても、女性にいい顔したいんでしょうね(笑)。

まあ、それは、いいですが、だいたい、走っている時間は4時間強でしたから、まあ、のんびり行ってきた感じですー!


まあ、あのー、今回、参加してくれた、新しい女性は、ずっと参加してくれている女性の知り合い!

ということで、ひとりは、元スイマー、もうひとりは、学生時代、陸上をやっていた、ということで、

スポーツウーマン!ということで、全然、基本はできてましたねー。

まあ、どちらも、20代前半・・・ということで、おっさん達がうれしがること(笑)。

まあ、その気持がよくわかるんで、ちょっと苦笑してましたけど(笑)。

おもしろいよね、おっさんって(笑)。


っていうか、女性担当は、僕なんでー、まあ、最初に入ってくると、基本を教えたりするのが、僕の仕事なんですね。


まあ、そしたら、

「○○くんが、うらやましいなー(笑)」

みたいなことを、こう、言うひとがいるんで、

「いや、いいですよ。変わりましょうか?」

とか、言うわけですけど、

「いや、いいよ、いいよ。君の楽しみを取る気はないから・・・」

とか、なんか、こう、

「これ、おまえへの、貸しな・・・」

的な感じにするんでねー、いやあ、別にまあ、いいんですけど、なかなか微妙な感じです。男心って(笑)。


まあ、でも、楽しかったですねー。


大自然、好きなスポーツ、気の合う友人たち、気の知れた女子、若い女子、広い青空、少しだけピリっとした空気感、楽しいおしゃべり、気持ちのいい笑顔。


おもいっきり堪能してきましたね。

というか、こういう時間を過ごすために、僕らは生きてるって、感じですから(笑)。


今日、向かったところは、温泉もあり、おいしい食事処もあり、みたいな、いつものようにちょっとご褒美感の感じられる場所。


まあ、そこまでの道のりも楽しかったですけどねー。

今日は、もう、おしゃべりのネタは、ザックジャパン!のみ、みたいな感じでしたねー。


やあっぱり、香川ですよ!


あの敵に追いついた得点がよかったですね。左脚で、ズバン!と決めてますからね。

そして、最後の得点も、彼が敵を引きつけたおかげで、空間が出来て、そこにおしこめたわけですから、もう、香川のすばらしさ。

そして、香川をうまく使った本田選手の力でしょう。

いやあ、今、ほんと、ザックジャパンって、成長しているし、強いよね!

まあ、そんな話を、楽しそうに、笑顔で、バリバリ話してきましたねー(笑)。


おっさん達もルンルンでね(笑)。まあ、若い子と話すのが、楽しくってしょうがないって感じでしたね。


みんなかみさんや、お子さんがいるんですよ!

男で、独身は僕だけですから(笑)。まあ、でも、いくつになっても、男は、女性が好きなんですねー(笑)。

っていうか、こういう機会でもなければ、若い子と話す機会がないんだろうね。

まあ、傍らにはかみさんがいるわけだから(笑)。

まあ、そのあたりは、僕も気を使いましたよ。

「おっさん達とも、話してあげてね」

って、ちゃあんと言っておきましたから(笑)。

まあ、僕は独身なんで、そのあたりは、フリーですからね。

彼らに比べれば、機会には恵まれていますからね。

まあ、でも、おかげで、全体で、楽しい感じが出て、よかったです(笑)。はい。


お昼は、かつ煮丼でした!

なんだか、豚肉押しの、街だったんですね。

こう、かつ丼みたいなとんかつの卵とじが、一旦煮られてから、ご飯の上に・・・という感じで、ちょっと甘めの出汁がおいしかったですねー。

っていうか、暖かくて、おいしかったです。

カツ丼に比べると、柔らかめで、やさしいお味でしたー。


僕は関西方面で、仕事をしていたのが長いんで、牛カツ丼なんかも、食べたりするんですけど、

あれもおいしいんですよねー。

こう、神戸あたりで、仕事をしたことがあって、営業の方に連れて行ってもらって食べたんですけど、

あっちだと、カツめしみたいなのは、もう、全然違うっていうか、牛カツで、ドミグラスソースだったような気がするなー。

ちょっと遠い過去だったんで、記憶が混乱していますが、なんか、そんな感じで、おいしかった記憶がありますねー。

そういう意味では、セントレア(名古屋国際空港)開港の仕事をしていた時は、長く名古屋にいましたけど、

あそこは、食の冒険家の街ですよね!

味噌カツ丼も、ようけー食べましたけど、なかなか、おいしかったです。ただ、あそこで、思い出になっているのは、

「あんかけスパゲティー」

ですね。甘辛のあんが、スパゲティーにかかっているんですけど、それがノーマルなんですよ。名古屋では!

なんて名前だったっけなー?キャスロ?違うな。なんか、そういうカタカナな名前でしたねー。

でも、和風な味のパスタで、おいしかったですよねー。

また、食べてみたい・・・そう感じさせるスパゲティーだな、あれ・・・。


と、話が脱線しましたが、今日は、カツ煮丼でした。

そして、もちろん、メインイベントの、温泉!

ま、混浴!なんてことは、もちろんなく(まあ、そうだったら、おっさん共の方がビビったろうけどね(笑))、まあ、でも、ゆっくり浸かってきましたー。

こう、体動かして、うまいもの食って、温泉・・・もう、眠りたくなるのね(笑)。

ビール飲んで、そのまま、わいわいやって、寝たい・・・今度、そういう旅行を提案してみよ。

泊りがけで、行くのもいいですからねー。まあ、もっとも、メンバーが皆、家族持ちなんで、なかなか、うまくいかないでしょうけどね(笑)。


でもね、温泉、ものすごーく、気持ちよかったです。


こう、おっさん達は、

「う、うーーーーー」

と、うなりまくってましたねー(笑)。


まあ、体いじめてから、入ると、余計わかるわけです。そのあたり(笑)。


「極楽・・・!」


って、皆うめいてましたけど・・・(笑)。

それ、その通り!って感じでした(笑)。


そして、また、皆で、帰ってきたわけですけど、おしゃべりが盛り上がっちゃって、

今度、飲みいくことになりました。

まあ、全員、参加できるか、どうか、わかりませんが、幹事は、もちろん、僕!ということで(笑)。

まあ、そのあたりは、超得意なんで、まあ、サプライズとか、演出、考えちゃいますかね(笑)。



帰り、ある峠で、なぜか、野球少年がたむろしていて。

まあ、僕らがへろへろ走っていったら、なぜか、僕だけ、

「ちゃーす!」

と、キャプテンらしき少年にあいさつされたんで、

「ちぃーす!」

と、返したら、彼の背後にいる野球少年すべてが、僕にむかって

「ちゃーす!」「ちゃーす!」「ちゃーす!」

と声をかけてきて驚きました。まあ、ちゃんと返しましたけど、何だったんだろう、あれは・・・。

まあ、多分、若頭的に見られたんでしょうねー(笑)。

なんか、こう、このひとには、あいさつしなければ・・・という勘が働いた・・・というあたりなんでしょう(笑)。


たまにね、そういうこと、あるんですよね(笑)。


ま、女性陣に、くすくす笑われましたけどね(笑)。


なんだか、楽しい時間でした。


いやー、しかし、ほんと、気分いいです。

やっぱり長い時間走っていたから(この時期にしては、ということですが)、さわやかさんモードが、長く続いているんでしょうね。

まあ、やっぱり、走ったもん勝ちだね(笑)。


さ、今日は土曜日。

楽しく、飲んじゃいますか!

こういう時は、ビールがおいしんだな、これが!(笑)。


楽しい週末、ガンガン楽しんじゃいましょう!


ではではー。