「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

この記事一応いいんじゃね?ボタン(作ってみました!) ちょっとさ、押してくれると、うれしいんです!(笑)

blogram投票ボタン

女性にモテないから、ケツの穴も小さかった「明智光秀さん」!

2014年07月31日 | 夜の日本学


一人の髪の毛の長い背の高い細身の女性が机に座り、ノートパソコンを叩いています。

彼女の名はレイカ(31)・・・とある雑誌の取材記者です。

「えー、それでは、タケルさん、夜の日本学「戦国武将考察編」・・・お願いします。今日は誰について語ってくれるんですか?」

と、レイカはノートパソコンを叩きながら、赤縁のメガネを手で直し、こちらを見つめます。

「うん。そうだな・・・今日も前回の続きと行こう・・・「羽柴秀吉さん」を続けて見ていこうよ」

と、タケルは話し始めます・・・。


さて、今日の「夜の日本学」はじまり、はじまりー・・・・。


「羽柴秀吉と黒田官兵衛の「中国大返し」は、石橋を叩いて渡るタイプの明智光秀をビビらせる計略でもあった・・・というのが前回の結論でした。」

と、レイカは言葉にする。

「そうだったね。まあ、だいたい、信長を殺してくれちゃった明智光秀勢には、秀吉麾下の武将達は超ムカついているだろうし」

「その怒りのエネルギーで、走って走って京都に到着しているんだから、武将達のそのパワーは普段の2倍から、3倍はあるだろうね・・・」

と、タケル。

「それに比べて・・・いくら天下様になったとは言え・・・器の小さい明智光秀は、それを楽しむ余裕などなかったでしょうね」

と、レイカ。

「それは当然、そうだろうね・・・前回の「軍師官兵衛」でも描かれていたけど、信長が名物狩りした国一国ですら買えると言われる名物茶器達を」

「こともあろうに、その価値のてんでわからない、自分の部下たちに分け与えるなんて・・・猫に小判もいいところだろ?」

「要はそうでもして、大盤振る舞いしなければ・・・自分が天下様になれた実感が湧かなかったんだよ、明智光秀は・・・。ほんと、アホらしい・・・」

と、タケル。

「タケルさんは、美しいモノが好きだし、その価値にも詳しい・・・そのタケルさんからすれば、明智光秀のやった事は言語道断と映るでしょうね」

と、レイカ。

「当たり前だよ・・・価値のわからない人間に、国宝級の価値のある美術品を分け与えるなんて・・・それだけでも、超不快」

と、タケル。

「タケルさんは、さらに明智光秀が嫌いになったみたいですね・・・表情が険しくなっていますよ・・・」

と、レイカ。

「ああ・・・考えるだけでも、不快だね。頭が超悪い癖に自分は賢いと勘違いしている・・・ま、「知識者」の「俺偉い病」なんて、そういうもんだし」

「すぐに消える人間だけどね・・・自分のした行動の誤りにも気づかない内に死んだ明智光秀だっただろうしね・・・」

と、タケル。

「話を山崎の戦いに戻しますけど・・・結局、明智光秀は、大会戦慣れもしていなかったし、やはり主殺しの汚名は精神的にきつかった」

「・・・さらに言えば相手は羽柴秀吉に黒田官兵衛・・・名うての戦上手・・・言わば織田家中随一の戦上手の2人です」

「どう考えても、明智光秀が勝てる要素がありませんよね?」

と、レイカ。

「まあ、その名うての戦上手の二人が中国大返しをやらかしているんだから、ビビリの明智光秀では・・・打つ手が後手後手になるのは、火を見るより明らかだね」

と、タケル。

「うーん・・・ちょっと待てよ・・・僕らは秀吉軍の「中国大返し」とその結果を知っているから、勝敗のゆくえも知ってるから、こう言えるんだけど」

「・・・ちょっと時間を戻してみよう・・・これをやると、明智光秀さんの考察になっちゃうんだが・・・それもやっておかないと片手落ちになるからね・・・」

と、タケル。

「レイカちゃん・・・秀吉軍の中国大返しはひとまず、頭から外して・・・前回、細川幽斎が明智光秀への協力を拒否したシーンがあったけど」

「あの時の細川幽斎の立場で、もし、明智光秀から、誘いを受けたとしたら・・・レイカちゃんはどう考える?もちろん、中国大返しは知らないと言う仮定で、ね」

と、タケル。

「そうですね・・・まず、明智光秀がした事は、織田信長をこの世から消した事・・・と同時に織田信忠も殺しているんですよね・・・」

と、レイカは考える。

「で、明智光秀の意識からすれば、彼は信長を殺すことで、皇室を守ったという自負を持っています。だから、細川幽斎からの手紙を見た時に」

「「奴は迷っているのだ。だったら、朝廷にお墨付きをもらう」というセリフになっていた・・・つまり、明智光秀の描いていた中央政府は」

「朝廷尊崇社会・・・ある意味、明智光秀を征夷大将軍にし、幕府を開き、朝廷を守る的なイメージを持っていたんでしょうね」

「実際、明智家は、美濃源氏土岐氏の支流ですから・・・源氏だからこそ、征夷大将軍になる資格もあったんですよね・・・」

と、レイカ。

「・・・と言っても、光秀の戦力が山崎の戦いの時の1万6000では・・・信長を殺した光秀に、他の織田家の諸将が戦闘を挑むことは明白」

「なにしろ、北国の柴田勝家でさえ・・・賤ヶ岳の戦いで、3万の兵を率いていますから・・・もし、柴田勝家さえ、本気で光秀を討とうとしていたら」

「明智光秀は、名うての戦闘上手の柴田勝家にひとたまりもなく破られていたでしょうね」

と、レイカ。

「なるほど・・・明智光秀は信長殺し、主殺しと言う、この日本最大級の「負のエネルギー」を日本中に発してしまった・・・だから、彼は日本人の敵になってしまった」

「特に主を殺された織田家の諸将にすれば、明智光秀は恩人の仇・・・たとえ柴田勝家が光秀に万が一敗れるようなことがあっても」

「その他の将が光秀軍を討ちにくるのは、当たり前・・・その前では明智光秀軍は、戦毎にドンドン兵を減らし、結局、明智光秀は打たれる結果になる」

「レイカちゃんは、そう見ているんだね?」

と、タケル。

「その通りです。前にタケルさんが指摘していましたが、明智光秀は、信長を殺させる為の公家の道具に過ぎなかったんです」

「それが現実化したら・・・もう公家にとって無用の長物・・・しかも彼は戦乱を呼び寄せるだけの不幸な道具になりさがってしまった・・・」

「だから、公家からしたら、その昔の朝日将軍、木曽義仲のように・・・京から出て、どこぞの場所で討たれてしまえばいい」

「・・・公家からすれば、そういう存在になっていたのが、明智光秀なんです」

と、レイカ。

「そんな明智光秀に協力など・・・細川幽斎でなくても、しませんよ・・・いくら美人のガラシャを息子の嫁に貰っていたとしても、です」

と、レイカ。

「さすがにレイカちゃんは鋭いな・・・細川幽斎の気持ちを正確に代弁したね・・・確かに明智光秀は、戦国時代の朝日将軍だ・・・」

「もちろん、朝日将軍の美名も、落ち目の木曽義仲を京以外に追っ払う為の公家が考えた手土産だったんだからね・・・立場が明智光秀に酷似しているね」

と、タケル。

「実際、朝廷からお墨付きも出た・・・それが朝日将軍と同じ性質のおみやげだったことは、明白だね」

と、タケル。

「朝廷からすれば、信長さえ、死んでくれれば・・・あとはどうにでもなると考えていたんでしょう・・・それさえしてのけてくれれば、お墨付きだろうが」

「なんだろうが、連発し・・・光秀横死後、次に京を抑えてくる、真の実力者を見極め・・・それにしっぽを振る算段だったんでしょうねー」

と、レイカ。

「なるほど・・・と言うことは朝廷では、光秀が信長を殺してくれれば・・・光秀は源義経に討たれた木曽義仲のように、真の実力者に討たれることすら」

「読みきっていた・・・ということになるね」

と、タケル。

「わたしは、読みきっていたと思います。なにしろ、公家は先例主義者ですからね・・・信長が大ファンだった平清盛こそ、畳の上で死にましたが」

「彼の出した様々な「負のエネルギー」が時代を沸騰させ・・・その平家を京から追い出した木曽義仲は・・・信長を殺した明智光秀の立場にそっくりですから」

「公家達も木曽義仲の横死の経緯には詳しかったはずですから、明智光秀の最後だって、予見してたはずですよ・・・」

と、レイカ。

「明智光秀は柴田勝家を仮想敵国にしていたみたいだね。近江などに軍勢を出していた」

「・・・秀吉、官兵衛側が杞憂に思っていたのは、もちろん、かつて荒木村重配下だった摂津衆の動きだったろうね」

「当時、有岡城に幽閉された官兵衛からすれば、摂津衆には、いろいろな思いがあっただろうからね。荒木村重を離反させた中川瀬兵衛なんかには」

「特に官兵衛は、いろいろ思うところもあっただろう・・・」

と、タケル。

「でも、光秀は、摂津衆懐柔の手を伸ばしていませんでした。つまり、秀吉が自分を討ちに来るなんて、夢にも思っていなかったんでしょうね」

と、レイカ。

「光秀にすれば・・・毛利と全力で向き合っている秀吉の背後を脅かせば、自然、毛利とも手を組めるし、なんとかなる・・・と、そう自分に言い聞かせていただろうね」

「まずは当面の大敵、柴田勝家をどう処理するかで、頭は一杯だったろうからね」

と、タケル。

「っていうか、性格論で行くと・・・明智光秀と言う人は奥さんしか知らない男性だったらしいね。つまり、女性にモテない男性だったんだよ」

と、タケル。

「それに比べて、秀吉はモテた・・・官兵衛は信頼されて、たくさんの子供を養子にしているところを見ると・・・これまた、女性にモテる男性だったんだろう」

と、タケル。

「女性にモテル男性には、知恵が集まる・・・なぜなら、自分を美しいと思える、自分に自信のある女性こそが、自分から、恋をしかけてくるからだ」

「もちろん、そういう女性はたくさんの素敵な男性に恋されている過去があるから、恋の仕方をよーく知っている」

「だから、その知恵はその女性から、モテる男性へ教えられるんだなあ・・・」

と、タケル。

「つまり、モテる男性は自然、知恵が深くなり、モテない男性は、知恵が浅いまま・・・これがそのまま、秀吉、官兵衛軍と明智光秀軍の差になった・・・」

「僕はそう考えるんだけどね・・・」

と、タケル。

「それ、面白い見方ですね。歴史的見方と言うより、今も息づいている日本文化的な見方ですよ、それは・・・」

と、レイカ。

「でも、恋に昔も今もないだろう・・・いろいろ変わったトコロはあるだろうけど・・・変わらない所は変わらないよ」

と、タケル。

「それに恋される男性は、人間性がデカイ・・・それに比べ、モテないオトコは進化・成長が無いから、人間性が小さいままだ・・・」

「つまり、石橋を叩いても、なお、渡るかどうか躊躇するタイプのケツ穴の小さい男性のままってことさ・・・それこそ、明智光秀の正体じゃない?」

と、タケル。

「お見事!・・・それ、今日の結論じゃないですか!タケルさん!」

と、レイカ。


「じゃ、結論も出たようだし、やっぱ飲みに行く?レイカちゃん」

と、タケルは言葉にした。

「わかりました。タケルさん・・・今日も楽しく酔いましょう!」

と、レイカは赤縁のメガネを外し、髪を解いた。


(おしまい)


結局、「知識者」の「俺偉い病」は女性に一切モテないんですよね。

だから、大きな勘違いもするし、朝廷からも捨て殺しにされる運命にあったんです、明智光秀さんは。

そんな風にはなりたくありませんねー。


やっぱ、男性は女性にモテないと、知恵が深くならないし、人間性もデカくなりませんからね。


さあ、今日も楽しく飲みましょう!


ではでは。

7月31日 人生とは自分の美を追求して、なんぼ!(僕のダイエット方法!)

2014年07月31日 | 毎日のしあわせの為の知恵


おはようございます。

いやあ、夏ですねー。

近所の子供達が学校のプールに行く風情が、「そう言えば、夏休みって、そういう季節だったなあ」と思い出させて、

楽しそうな彼らを見て、ちょっと、いい感じを思い出していました。

楽しいんだよね、夏って(笑)。

かき氷も、美味しいし、冷たいスイカも美味しいし、冷たくキンキンに冷やした「冷や麦」も美味しい。

いやあ、夏は、美味しいですね!

イケイケな夏です!ゴーゴー!(笑)。


さて、その話が出たのは、イケメン貴島くん(29)、辛辣姫ユキちゃん(28)、若いミユウちゃん(25)と飲んでいる時でした。

「ゆるちょさーん。ゆるちょさんって、サイクリストで体脂肪率を下げててスマートじゃないですか?」

「その体型を維持する秘訣って、何なんですか?というか、今、また、体脂肪率を下げているんですよね?そのダイエット方法を教えてくださいよー」

と、ミユウちゃんが聞いてきます。

「女性は25歳を越えると、ちょっとした事で太っちゃう太りやすい女性も増えるんですよね・・・」

と、ユキちゃんも言葉にする。

「ゆるちょさんのダイエット哲学、ぜひ聞いておきたいですね。男子も30歳を越えると太りやすくなるそうだから・・・」

と、貴島くんも話に乗ってきます。

「まあ、そんなに難しい話じゃ、ないんだけどね・・・」

と、僕はミントジュレップを飲みながら、のんびり言葉にします・・・。


「僕が最初に取り組んだダイエットはいわゆる「置き換えダイエット」だった・・・まあ、簡単に言うと、当時まだ、自宅で高校生をやっていた僕は」

「ちょっと体重を落としたくて、せっかく作ってもらった夕飯を朝食に回して・・・それはそれで朝、美味しく頂くことにして」

「夕飯は、温めた牛乳を200ccだけ飲むようにしたんだ・・・」

と、僕。

「なるほど・・・今でも、「置き換えダイエット」は盛んにやられているようですからね・・・なんか、その日の1食だけ、低カロリーの美味しいジュースに」

「置き換えるだけで、美ボディが手に入る・・・みたいなCMが盛んに流されていますからね・・・」

と、貴島くん。

「結果的に言えば、その方法で、3ヶ月余りで、3キロほど落ちて・・・体型もしまったし、女性の評価が高かったのを覚えている・・・」

「まあ、僕的にも満足したんだ・・・その結果に、ね・・・」

と、僕。

「なるほど・・・その方法は有用だったんですね?」

と、ミユウちゃん。

「いや、それが・・・そうじゃなかったんだ。結果的には、リバウンドしちゃったんだね・・・もっとも、3年ぐらいかけて・・・だけど」

と、僕。

「リバウンドですか・・・それが一番ダイエットで怖いことですよね」

と、ユキちゃん。

「結局、当時、普段67キロくらいの高校生だったのに、70キロまで太っちゃったから、3キロ落としたわけだ・・・自分的には、元の体型に戻した意識だったんだね」

と、僕。

「でも、大学4年生の時には・・・まあ、当時、研究室に所属して、ストレスも非常に多かった時期ってのもあって」

「・・・72キロくらいまで、リバウンドしちゃったんだね・・・」

と、僕。

「つまり、その経験から、僕が思っているのは「食ストレスを溜め込むと確実にリバウンドする」という知恵だ・・・」

「つまり、食事・・・特に炭水化物を我慢すると、非常にリバウンドしやすい・・・まあ、僕的には、だけどね・・・」

「だから、僕は最近流行りの「糖質ダイエット」には、一切手を出さないようにしている。僕的には、リバウンドするのが目に見えているからね・・・」

「ま、流行っているからには、上手いやり方があるんだろうけど・・・僕は手を出さないね・・・」

と、僕。

「なるほど・・・「食ストレスを溜め込むと確実にリバウンドする」ですか?その原因って、どういうモノを考えています?ゆるちょさん」

と、貴島くん。

「僕の経験上、言えるのは「食ストレスは、食べる事でしか解消されない」と言うことだ。まあ、ダイエットに手を出したことのあるダイエッターなら、わかると思うけど」

「ダイエッターには、数々の落とし穴がある・・・それも合わせて話しておこう・・・」

と、僕。

「まず、ダイエッターは、必ずダイエットを始める前の日に「ま、当分食えないし・・・」ということで、自分の好きなモノ、肉やら、ごはんやら、ケーキやら」

「をしこたま食べてしまう・・・「ま、ダイエットを明日から始めるんだし、最後の食い納めくらい許されるだろう」と言う心理から、そうなっちゃうんだね」

と、僕。

「それ、よくわかります・・・わたしも、10代の終りで、そういう行動取ってましたから・・・」

と、ユキちゃん。

「まあ、分かる人は多いと思うよ・・・で、それがまず、やばい状況を生むんだな・・・つまり、その行為って、胃を拡張させちゃう行為なんだな」

「だから、次の日から、ダイエットを始めたとしても・・・すっげーお腹がすくわけ・・・まあ、簡単に言うと、胃が普段より大きくなっているところへ」

「ダイエットで食制限していたら・・・ちょっとしか食品は入ってこないわけだから・・・ま、軽い地獄だよね・・・」

「これが、ダイエットを断念させる結果につながるんだな・・・」

と、僕。

「「いいや、今日は食べよう。ダイエットは明日から」っていう意識になるパターンですね?」

と、貴島くん。

「そう。その言葉・・・僕も若い頃、何度も吐いたよ・・・」

と、僕。

「あと、よくありがちなパターンが、何ヶ月も「食制限ダイエット」を続けてきた真面目な男女に多い過ちが」

「・・・例えば半年、「食制限ダイエット」を続けてきて、6キロ程体重を落として、目指す理想体重に達したとしよう」

「・・・そうなるとこういう真面目なダイエッターは、必ず、自分にご褒美をあげる・・・もちろん、好きなモノを食べだすんだな」

「それも、結構多量に・・・それは何故か?と言えばその真面目なダイエッターの頭には、ある認識が生まれちゃうからなんだ」

と、僕。

「へー、どんな意識なんですか?それ」

と、ミユウちゃん。

「「わたしは真面目だし、ちゃんとやれば、6キロのダイエットもちゃんと実現出来る偉い子なのよ。やれば出来るのよ・・・だから、半年我慢したんだから」」

「「今日くらい好きなモノを好きなだけ食べても・・・神様はゆるしてくださるわよね!」という意識」

と、僕。

「あー、それわかる・・・わたしも高校生の時、2キロだけダイエットしたけど・・・同じ気持ちになりましたもん」

と、ミユウちゃん。

「確かにその気持ちはわかりますね・・・我慢すれば、我慢しただけ、切実にそう思うでしょうね・・・特に女性なら・・・」

と、貴島くん。

「そ。女性は特に甘いものを常に食べていたい人達だから・・・甘いもの制限なんて、やった日には・・・もう、甘いものが欲しくて欲しくて堪らなくなるからね・・・」

と、僕。

「で、そうなったら、どうなるんです?そういう女性達は」

と、貴島くん。

「一度堰を切ったら、欲望と言うものは止めどなくなってしまうんだ・・・本能の命じるままに、甘いものを食べ続ける結果になる」

「なにしろ、彼女達の頭の中には、「少しくらい体重を戻しても、わたしはまたダイエットすればいいのよ。だって出来る人なんだから・・・」」

「という逃げの理由が出来ちゃっているからね・・・で、結果、リバウンドって、パターンが多いんだね・・・」

と、僕。

「なるほど・・・ゆるちょさん、いろいろ経験しているだけに・・・言葉が重いと言うか・・・納得出来ますよ・・・その女性の気持ち、痛いほどわかるし・・・」

と、ユキちゃん。

「だから・・・結論的に言うと「食制限ダイエット」は失敗しやすい・・・リバウンドしやすいダイエットと言えるんだ。僕の経験上ね」

「僕の仮説では、「食制限」によって生まれる「食ストレス」は「食べる事でしか解消出来ない」と見ているんだ」

「・・・となると、絶対リバウンドしちゃうでしょ?「食ストレス」が無くなるまで、食べ続けるカタチになるわけだから・・・」

「だから、僕は普段から、絶対に「食ストレス」は溜め込まない方法を取っているんだねー」

と、僕。

「確かにゆるちょさん、よくお昼ご一緒しますけど・・・量は少なめにしているけど、いろいろ好きに食べてますよね?」

「ステーキ食べてる日もあるし・・・親子丼も食べてますよね?・・・カツ丼食べてるところは、見てないですけど・・・」

と、ユキちゃん。

「うん。僕は根っからの食いしん坊だからね・・・だから、どうしているかって言うと・・・毎食を腹八分にすることで・・・胃そのものを小さくしているんだ」

「・・・もちろん、物理的に胃を小さくしているんじゃなくて・・・胃・・・というか脳か・・・脳が胃の八分目くらいまで、食品を入れたら」

「「お腹いっぱい・・・もう食べちゃダメ!気持ち悪くなるよ!」と指令を出すように・・・腹八分目をずーーーっと続けてるってことなんだね」

と、僕。

「なるほど・・・ダイエットを失敗する理由の大きなモノは「食ストレス」が溜まりすぎて、それが爆発し、つい好きなモノをたくさん取ってしまい」

「それが胃を大きくするきっかけになって・・・いつの間にか暴飲暴食状態に陥り・・・リバウンドする構図ですから」

「最初から、胃に食品が多量に入らないようにしているんですね?」

と、貴島くん。

「そう。だから、僕的には、脳を上手く騙している意識かな・・・食事はまず野菜から取るようにしているし、出来るだけ野菜をかんでから」

「メインディッシュに行くようにしているし・・・すると案外早めに「そろそろお腹一杯だぞー」って指令が出るね」

と、僕。

「だから・・・とにかく「食ストレス」は絶対に溜め込まないことだ・・・だから、僕は脳の指令通り、気持ち悪くなりそうだったら」

「食べるのを辞めているだけなんだ・・・こうすると、絶対に「食ストレス」は溜め込まないんだ・・・」

と、僕。

「ま、だから、身体へのカロリーインプット量を八割程度に落としているってことだよ。この時大事なのが、「食ストレス」は溜め込まないこと」

「だから、ステーキも食えば、親子丼も食べる・・・まあ、肉は出来るだけ鶏肉にしているけどね・・・脂身も出来るだけ、パスするようには、している」

と、僕。

「それでも、たまーに、肉汁のたくさん詰まった美味しいメンチカツなんか食べて・・・「食ストレス」の開放を実施している」

「とにかく、いろいろな種類の食品を食べるけど、カロリーの総量を低く抑えているって事だね・・・」

と、僕。

「で、僕のダイエットの基本は、「長時間の有酸素運動による、体脂肪燃焼」・・・これに限る・・・だから、僕は毎朝、超朝の早い時間に起きているから」

「・・・朝ある程度仕事をしたら・・・仕事をした満足感を持って、エアロバイクでのトレーニングに移るんだね。好きな音楽をかけて」

「テレビには、今年のツール・ド・フランスの映像を流しながら・・・もう気分は一流サイクリストだから、気合も入るし、楽しくトレーニング出来るね・・・」

と、僕。

「なるほど・・・ゆるちょさんはそれ、楽しいんですもんね・・・それで、楽しみながら、体脂肪も同時に燃焼してるってことですか!」

と、ユキちゃん。

「そうだね・・・僕的には、そのシチュエーションは、楽しいスポーツの時間だから・・・毎朝楽しい時間を過ごしているだけなんだ」

「ま、水分補給はこまめに!と言うのだけ、注意しているけど、スポーツをやっている最中の冷たい水がまた、美味しくてね・・・もう天国感じちゃうよ」

と、僕。

「まあ、簡単にいえば、それだけなんだよね・・・で、6時になったら、熱いシャワーを浴びて、冷たいシャワーを浴びて気分をリフレッシュさせてから」

「お気に入りの音楽をかけながら、朝食作りに入って・・・朝から野菜をバリバリ取って、卵料理も楽しんで、なにより、がっつり炊きたてごはんを楽しむんだから」

「毎朝、ほんとに充実した朝の時間を過ごしているねー」

と、僕。

「ゆるちょさんのライフスタイルって、ほんとに素敵ですね・・・なんか、ダイエットとかって、悲壮感があるじゃないですか?」

「でも、ゆるちょさんには、それが無い・・・どころか、毎日を楽しみながら、体重を落としている・・・すごいですよ。素敵です」

と、ミユウちゃん。

「まあね・・・これでも、いろいろリバウンドしたり、ダイエットがのびのびになったり、いろいろ若い頃に失敗しているから・・・創意工夫したんだよ、さすがに」

と、僕。

「やっぱり、失敗するからこそ、成功があるし、知恵も作れるんですね」

と、貴島くん。

「僕の知り合いに「若い頃からダイエットなんて一度もやったことがない」って自慢する奴がいますけど」

「・・・そいつ結構お腹出てるし、不格好だし、仕事の成績も悪いし・・・家に居場所のないらしい奴で・・・そんな事しか自慢の種が無いんだなって」

「僕は適当にあしらってますけど・・・やっぱ、今頃になって「若い時に、苦労は買ってでもしろ」と言われた、その言葉の重みを知った感じですね」

「・・・ゆるちょさんの話を聞くと・・・」

と、貴島くん。

「まあね・・・だって、人生は結果じゃん・・・プロセスも大事だけど、今が一番輝いていないとだめじゃん?」

「「大学時代はよかった」なんて言いながら、今人生最悪な奴とか見るにつけ・・・「その生き方おかしいんじゃね?」って思うよねー」

と、僕。

「まあ、だから、そのやり方が僕の毎日のライフスタイルになっちゃっているから・・・あとは体脂肪率5%にいつか行き着くだけ・・・って感じだね」

「それが達成出来たら、腹八分目スタイルを少しずつ普通に戻して、普通に毎日好きなモノを食べながら・・・でも、次の日の朝、体脂肪を燃やす生活をしていれば」

「体脂肪率5%はキープ出来るだろうから・・・特に問題は無いと思っているけどね」

と、僕。

「そうですね・・・今を楽しむって言うのが、ゆるちょさんの口癖ですものね・・・体脂肪率5%達成して、少し胃の容量を増やすことが出来たら」

「一緒に、食べ放題でも行きましょうよ。スィーツの食べ放題、ゆるちょさんと楽しみたいし・・・」

と、ユキちゃん。

「あ、そうだ。それ、ユキちゃんに誘われた時「今、ダイエット中で、胃の容量不足状態だから」って断ったんだっけね」

と、僕。

「それ、わたしもご一緒させてください・・・でも、ゆるちょさんって、毎日しあわせに自由に生きているようでいて、やるべき事はしっかりやっているんですね」

「そういうあたり、偉いですよ・・・」

と、ミユウちゃん。

「だって、年齢を重ねると・・・ださいおっさんにだけなっていく男性が多いじゃないですか!」

「そこをちゃんとビジュアルにも重きを置いて・・・日々、ビジュアルを磨くことにも腐心している・・・そういう男性はあまり見ませんから」

と、ミユウちゃん。

「そうね・・・だから、ゆるちょさんと一緒にいると、日々、嬉しいんです。だって素敵なオトナの男性だもん」

と、ユキちゃん。

「それはだって、生まれてきたからには、人生は楽しみたいし、僕自身、美術部だから、自分の外見は美しくしておきたいもの」

「自分で、自分の美を追求するのは、ごく当然のことだよ」

と、僕。

「人生には、美意識が大切って、ことですねー」

と、貴島くん。

「そう。その通り」

と、僕は、言って・・・笑顔になった。


(おしまい)


さてさて、今日も夏の一日を楽しんでいきましょう。

冷たいコーラも美味しいしね。

のんびりと仕事をしながら、のんびりとトレーニングをしながら、

有酸素運動を楽しんでいきましょう。

ビジュアル、磨かなきゃね!


ではでは。