すきむブログ

東北地方のとある町での暮らしをつづります。
四季折々の花や野山の風景など。
お菓子や田舎料理のレシピも紹介します。

上と外  幻冬舎文庫

2010-02-10 19:29:08 | 読書
恩田陸さんの、長編小説。

文庫本で上下2巻だけれど、一気に読みました。



両親の離婚で、別れて暮らす元家族が年に1度集う
夏休み。
中学生の練は、妹千華子、母とともに、考古学者の
父賢がいる、中米のG国までやってきた。
密林と遺跡と軍事政権の国。
すぐさま4人はクーデターに巻き込まれ、移動中の
ヘリから兄妹が落下。
広大なジャングルへのみ込まれる二人…
親子は離れ離れに?!


4人は再会出来るのか?
兄妹はジャングルで不思議なことに遭遇し、さらには
この国にもとんでもないことが起きる。


今まで読んだ恩田陸さんのどの本より、面白かった…

なかでも好きな登場人物は、練の祖父。

練は、様々なピンチに陥った時、ふと祖父の言葉や行動を
思い出す…


ラストまで一気読み。
泣けました。







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2 コメント

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Unknown (びたー)
2010-02-11 07:17:44
しっかり読書、私よりも忙しいはずなのに。
私は何日もかけてスローペースだ~
面白い本は、徹夜してでも読んだものだけど。
恩田陸さんは読んだこと、ない・・・。

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ビターさんへ (スキムミルク)
2010-02-11 09:34:41
私の仕事は、やろうと思えばどんどん
仕事も増えるのよ^^
でも、怠け者の私は適当に切り上げて
自分の楽しみを優先しちゃう。

恩田陸さん、かなり読んでます。
不思議ワールドなお話が多いけれど、
これはとっても良かった。
どちらかって言えば、若い世代の方に
読んでおいて欲しいかなぁ~。
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