すきむブログ

東北地方のとある町での暮らしをつづります。
四季折々の花や野山の風景など。
お菓子や田舎料理のレシピも紹介します。

上天気!

2013-01-31 16:04:08 | 日々の出来事
この冬で一番キレイに磐梯山が見えた日!

私の実感ではありますがwww
空が真っ青で美しく、雪がきらきらと輝くようで
こんなキレイなのは滅多に見られませんよね。





東方向の空も美しくて感激。





朝はベランダから飛行機雲と朝焼けも望めました。






お天気に誘われてご近所の白猫兄弟も窓際で日向ぼっこ。

雪が積もってからはお外で遊ぶ姿を見なくなりました。
もっともこんな雪の中で白い猫が外に出たら危険だわねww





おまけの1枚はケーキ2種類。
長女が28歳の誕生日です。

もう嫁いで4年になるんだね~。
母は初めて母になった日を祝して一人でお祝いしました!

白いケーキはエベレスト。
チーズとフランボワーズの酸味で粋なお味。

緑色のはシシリー。
ピスタチオクリームとプリン、パイ生地のコラボが絶妙。







地吹雪

2013-01-29 18:01:40 | 日々の出来事
この前の金曜土曜と降り続いた雪は、一応降りやんで
その後の降雪はありません。

ただ、今日は晴れたものの風が強くて地吹雪になって
いましたよ。
町道には風よけのフェンスもあるけれど、舞いあがる
ような地吹雪で、車で走るときは視界も悪くなります。





私は徒歩なので、ニットの帽子をかぶり、マスクを
つけて、更にサングラスをかけて、見た目はあやしい
おばさんwwww

歩道が除雪されているので、ありがたいですね。


屋根の雪がいきなり落下するので、軒下は危険!
要注意です。
つららが傾いているのがわかるかしら?





道路の雪をブルドーザーで押して、邪魔な雪は田んぼに
積みあげる。





大雪の前と後での雪山の高さの比較、わかるかな?








ほぼ、同じ位置からの画像です。

赤と白のポールは2mくらいあります。
このポールが道路と田んぼの境目になっているのです。


大雪

2013-01-26 15:15:00 | 日々の出来事
この冬、寒さは厳しいけれど、12月にドカンと
積もってそのあとは、大雪にならなかったのに、
昨日からは本格的な大雪に。

この町に引っ越して4回目の冬、3年連続で大雪を
経験して、今年は今までに比べたら雪が少なめで
良かったなあなんて思っていたのにね。


写真は今日の午前中、徒歩でスーパーへ出かけた時の
もの。
ご近所の駐車場で一晩雪が降り積もった状態。
おそらく50㎝はあるかも?

アメダスの定点観測地点に我が町は指定されているのに
去年暮れ以降機械が故障して測定値が表示されてない。
だから公式の記録は不明なのですww









下の写真は、24日木曜日の午後。
スッキリ晴れ渡るとこんなにキレイな青空なのにね~。

手前の雪の山は道路の雪を除雪したもの。
今回の雪で凄まじい高さになりそうだわ。







ソースかつ丼

2013-01-14 14:14:30 | 食べ歩き
我が町の駅前にある「角大食堂」

ソースかつ丼がボリューム満点ということなので食べに
出かけてみました。

今朝は朝からちょっと湿った雪が降りしきるあいにくのお天気
だったけど、めげずに。

昔ながらの食堂と言うたたずまい。
元気なおやじさんに迎えられて入店。
「さあさあ、ストーブの前に」

赤々と燃えるストーブで温まりながら待つことしばし。

運ばれて来たのはドドーンってボリュームのカツ丼!




蓋が閉まらないwwww

おやじさん曰く、蓋を取ったらカツを3切れくらいそっちへ
移してからどうぞとのこと。



お味噌汁はナメコ汁。
これも美味しかった~。

カツは柔らかく、甘口のソースが絡んで美味~~。
ご飯も美味しい。

さすがに完食は無理で、お土産用パックを頂いてカツ3切れ
はお持ち帰りwwww





雪原の足あと

2013-01-12 16:45:47 | 日々の出来事
お天気にさそわれ、磐梯山のふもと方面まで歩きました。

今日未明の最低気温は-11.2℃で、この冬一番の
冷え込みだったけど、日中は日射しのおかげで気温は
上昇、+の1.9℃に。

雪原を歩いて足あとをつけたのは野生のキツネかな?





我が家の近くや図書室の近くから見える磐梯山と違い
頭だけが木立の上に見えます。









さて、この冬は気温はどこまで下がるかな?www


追記です。
この日の並木道。
杉の梢も真っ直ぐ空を指すようで美しい!

路面はテカテカ~ww


冬晴れの一日

2013-01-05 21:53:17 | 日々の出来事
年明け、三が日はずっと小雪が舞うお天気。

気温も低くて寒いお正月でした。

今日は冬には珍しいスッキリとした晴れ。
気持ちが良くて歩いて図書室へ。

隣の公園は雪で閉園中。





見上げる青空に、飛行機雲がクッキリと。







スキー場が良く見えるんだけど、肉眼だとスキーを
楽しむ人がアリんこのように動いているのが見える
んだけどね。
さすがに携帯のカメラではとらえられず。






夕方まで晴れのお天気が続いて、我が家から見える
東方向の川桁山に夕日があたってとてもキレイ。







12月の読書記録

2013-01-01 14:43:45 | 読書
2013年、あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。


さて、12月の読書記録をアップいたします。
去年は沢山の本を読むことができ、幸せな1年でした。

今年はどんな本に巡り合えるかな?
楽しみでわくわくします。


12月読んだ本の中で、イチオシは「水のかたち」上下
宮本輝著

50歳の平凡な主婦が、廃業の決まった喫茶店の主から
譲り受けた骨董品の茶碗。
それが思いもよらぬ高価なものとわかる。

彼女の人柄から繋がる様々な人との縁。
素敵な物語でした。


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2012年12月の読書メーター
読んだ本の数:35冊
読んだページ数:11366ページ
ナイス数:2104ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/3670/matome?invite_id=3670

■147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官
死体の周りの虫から犯行を分析する『法医昆虫学者』赤堀涼子。岩楯、鰐川の刑事コンビとともに謎の心理カウンセラー殺人事件を追う。昆虫学者が活躍するということで、虫の生態の記述はちょっと辟易したけれど、あまり想像をしないようにそこは読み飛ばし(笑)刑事のコンビも中々魅力的で面白く読めました。
読了日:12月30日 著者:川瀬 七緒
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24819806

■鍵のない夢を見る
5編の短編集。どの作品も重苦しくて読後感はよくない。女の持つ毒というか悪意というか。『ささやかな夢を叶える鍵を求めて魔が差す時間』 この帯の文章がぴたりとはまる。
読了日:12月29日 著者:辻村 深月
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24776213

■ダーティ・ママ、ハリウッドへ行く!
シリーズ2冊目。1冊目と一緒に借りて来たので読了。もうこの後シリーズ化しても読まなくていいなぁ。
読了日:12月28日 著者:秦 建日子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24763395

■ダーティ・ママ!
子連れのシングルマザー丸岡高子刑事と、ベビーシッター役として刑事課に異動させられた長嶋葵のコンビが活躍するシリーズ。面白くてさらっと読めるけど、雪平シリーズの方が好みだなぁ。
読了日:12月27日 著者:秦 建日子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24741583

■歪笑小説 (集英社文庫)
出版社の内情、作家さんの思い、業界ネタ満載の1冊。大好きな作家さんの小説はやはり購入が一番ですね。とは言うものの住宅事情と引っ越しが多い現状は変えられず…。作中の出版社名や小説家諸氏の名前が面白くて仕方ない!
読了日:12月26日 著者:東野 圭吾
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24709229

■もぐら (中公文庫)
潜入捜査で愛する妻子を失った元警察官影野竜司。10年の歳月を経て、トラブルシューターとして警察に相談出来ない事件を請け負い、闇社会では「もぐら」と恐れられる存在に。暴力シーンが多くて痛そうな記述も多かったけれど、バイオレンス映画を見ているようなスピード感で一気に読了。シリーズものなので、これは次々読みたいかも。
読了日:12月25日 著者:矢月 秀作
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24692184

■オレたちバブル入行組 (文春文庫)
花のバブル組、ロスジェネの逆襲を読了してからこちらへ。出世と安泰を約束されて入行したバブル時代、弾け去ったバブルのあとにやってきた銀行の苦難の時代、大阪西支店での融資課長の半沢さんの奮闘ぶりを描いている。銀行員は特殊な世界なんだろうけれど、人の足を引っ張るような裏工作は嫌なところだ。この時代があって続編の半沢さんの活躍が納得できる。
読了日:12月24日 著者:池井戸 潤
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24672939

■歓喜の仔 下巻
理不尽な運命に翻弄される3人の兄妹。ラストは思わぬ展開で驚いたけれど、妹だけが見えていたというところにヒントがあったのか。幼稚園児がフクシマを目指す冒険はちょっと愉快でわくわくさせられた。正二、辛い介護をよくやりきったね。しかし、難民の子供の挿話は読み難くてあまり好きではなかった。天童さんらしい1冊と言えるけれど。
読了日:12月23日 著者:天童 荒太
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24630894

■歓喜の仔 上巻
父が失踪し、母は心に傷を負い植物状態に。3人の兄妹は親の残した借金を返すために闇の仕事に手を染める。高校を中退し早朝の市場の仕事と夜の中華料理屋の仕事を掛け持ちし、深夜に薬をパッケージする長男。母の介護をし、幼稚園の妹の面倒を見、兄の深夜の作業を手伝う二男。人に見えないものが見えてしまう5歳の妹。過酷な環境の3人がこの先どうなって行くのか、一気に下巻に進む。
読了日:12月22日 著者:天童 荒太
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24616183

■神様のカルテ 3
古狐先生の代わりにやってきたのは、美人女医の小幡先生。病棟にさざなみが立ち不穏な気配も漂ってみたり。まさか一止がそういう決断をするとは思わなかったけれど、大狸先生の送別会は泣かされる。医師としてのさらなるステップアップを目指す一止のこれからに期待したい。
読了日:12月22日 著者:夏川 草介
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24606975

■シュガー アンド スパイス
天才シェフパティシエ柳原のもとで働く見習いパティシエール晴香。女の子というハンデにもめげず一途に頑張る。でもね~何だかこの子には共感しきれず。近藤君が可哀そうだし。ケーキはどれも美味しそうで心魅かれたけれど。さて、クリスマスケーキ、予約に行かなきゃ。
読了日:12月20日 著者:野中 柊
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24574596

■愛娘にさよならを---刑事 雪平夏見
大怪我をして退院した雪平が配属されたのは「監査室」。監理官夫妻に招待されたそのあとに起こった惨劇。またしても殺人犯を追う立場になる雪平。最後があの場所でああいう終わり方なのか。美央がどんどん大人になっているのがわかる。この次もあるのかな?あっという間に読了で、やはり面白かった。
読了日:12月19日 著者:秦 建日子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24559801

■裏閻魔3 (ゴールデン・エレファント賞)
昭和は不死の閻魔や夜叉にとって生き辛い時代だったに違いない。奈津が姿を消した理由はまさかの…。二人が鎌倉で短くても穏やかな日々を送ることが出来たのが良かった。狂気の皆藤浩一郎との戦いは息詰まるほどの迫力。平成の時代に生きている閻魔と夜叉に出会ってみたい。シリーズ3冊一気読み、面白かったです!
読了日:12月18日 著者:中村 ふみ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24538729

■裏閻魔2 (ゴールデン・エレファント賞シリーズ)
戦後の混乱期を生きる閻魔。奈津とは会えないまま、善哉の作る犠牲者に心を痛める閻魔。不死の肉体はなんと哀しいのだろう。3の完結編でどういう結末をとげるのだろうか?
読了日:12月18日 著者:中村 ふみ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24528110

■裏閻魔
幕末の長州藩士一ノ瀬周は瀕死の重傷を負うが、彫り師宝生梅倖の手により秘技「鬼込め」を施され、不老不死の呪いを背負ってしまう。宝生閻魔として20歳の肉体で生きなければならない閻魔の苦しみ、愛する人が歳老いて行く悲しみ、何とも切ないお話でした。明治から昭和の激動の時代を生き抜く閻魔と奈津、面白くて一気読み。
読了日:12月17日 著者:中村 ふみ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24511839

■鋼の綻び
東証の大納会にしかけられる金融テロ。官庁も年末休みになるこの時期を狙った大掛かりな経済テロを起こさせたものは、あの3.11の悲劇に起因する。浜通り出身者の悲劇を絡め、タイムリミットとの戦いは面白くて一気に読めた。
読了日:12月16日 著者:相場英雄
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24487666

■空の拳
出版社に入社し、人事異動で配属された先は「ザ・拳」という隔月発行のボクシング雑誌編集部。空也は取材先のボクシングジムへ入門し、練習生たちと知り合って彼らの試合や日常を追う。今までの角田さんの作風とは違っていたけれど、これはこれでいいと思った。立花の試合を実際に見に行ってみたいと思えるほど。空也が成長して行く姿もいい。
読了日:12月16日 著者:角田 光代
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24472748

■七つの会議
中堅メーカー「東京電建」で万年係長が若手のやり手課長をパワハラで訴えた。役員会が下した不可解な人事の謎。カスタマー室や、下請けの悲哀や、不倫に悩むOLのその後も絡み、次々に出てくる人間模様。ラスト三行の『虚飾の繁栄か、真実の清貧か』、八角係長の生き方、格好いいと思います!安全性を無視した利潤中心主義、こんな会社まだあるんだろうなぁ。。怖いけど。
読了日:12月14日 著者:池井戸 潤
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24434180

■水のかたち 下
良いお話だった。「自分を自分以上のものに見せようとはせず、自分以下のものに見せようとしない」。志乃子の人柄というか心根の真っ当さが良き事を引き寄せるのだろうと思う。戦後の朝鮮半島からの引き上げの過酷さを綴った横尾氏の手記と、夫人の語りも素晴らしかった。心が洗われるような読み心地。文庫になるのを待って入手したい。
読了日:12月13日 著者:宮本 輝
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24411019

■逃走
閉店後のラーメン店で店主が殺害され、救急に通報した若者が容疑者として指名手配される。小豆島、白浜と場面が変わると、2時間サスペンスドラマを見ているような感覚も。面白かったけれど、さらっとした印象で記憶に残りにくいかも。。
読了日:12月12日 著者:薬丸 岳
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24388932

■水のかたち 上
東京の下町の平凡な主婦が、廃業の決まった古い喫茶店の女主人から年代物の文机と茶碗と手文庫をもらいうける。茶碗は驚くべき高価な品物で、手にした志乃子の人生に大きな転機が訪れる。登場人物はほぼ全員が善人で、文章のテンポもよく読み心地もいい。下巻が楽しみ。「心は巧みなる画師の如し」良い文章に出会えた。
読了日:12月11日 著者:宮本 輝
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24403335

■途中の一歩(下)
ヌエさんの正体判明とともにお話は一気にエンディングへ。面白かったけど、すぐに忘れてしまうかも?ヌエの由来は笑えた。
読了日:12月11日 著者:雫井 脩介
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24374632

■途中の一歩(上)
面白くないわけではないんだけど、何となく進まない。下巻に期待かな?
読了日:12月11日 著者:雫井 脩介
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24367591

■いとみち 二の糸
いとちゃんも高2に進級し、学校では写真同好会も発足。仲良し4人組で楽しくやっていけると思ったら…。バイト先でも先輩と思うように心が通わなかったりと。いとちゃんのウジウジぶりにちょっとイライラさせられはしたけれど、奥入瀬でのハプニングあたりから、一気にのめり込み読了。鯉太郎君、ナイスガイ!これは三の糸が楽しみになってきました~。
読了日:12月10日 著者:越谷 オサム
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24347418

■殺してもいい命---刑事 雪平夏見
「ふくろう」による連続殺人。最初の犠牲者は雪平の元夫。衝撃的な事件が幕開けにあり最後まで全く犯人が分らなかった。プロローグや各章のあいだのエピソードがそうつながるのかっていう面白さ。やはり脳内では雪平のイメージはあの方になってしまうけど、問題ナシ。
読了日:12月9日 著者:秦 建日子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24321773

■アンフェアな月-----刑事 雪平夏見
シリーズ2作目。シングルマザーの生後3か月の乳児が誘拐される。事件を追う雪平と雪平を執拗に追うマスコミ。1作目は今一つだったけれど、これは面白かった!勧めてくれた読友さんに感謝♪
読了日:12月9日 著者:秦 建日子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24314266

■翔る合戦屋
シリーズ完結編。読み終えるのがもったいないと思いながら読了。川中島の戦いは有名だけれども、そこに至るまでの信濃の国の戦国記は架空の合戦屋石堂一徹と豪族遠藤吉弘の出会いと戦いを通して生き生きと描かれた。新潟県出身の私はどうしても武田より上杉ひいきになるので、武田の謀略は何とも面白くないww 若菜との恋模様は思わずにやにやするシーンも多くて良かった。川中島の戦いで謙信の軍師として活躍する一徹も読みたいけど、北沢さんどうでしょう?
読了日:12月8日 著者:北沢 秋
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24298309

■ロスト・トレイン
幻の廃線、草笛線。戦時中にわずかな期間だけ走った軽便鉄道。忽然と姿を消した平間さんを探してわずかな手掛かりを元に旅に出た牧村と菜月。その廃線は異界との間を結ぶ不思議な線路。自分の本当の居場所を求める菜月と、この世界にとどまりたい牧村。何とも不思議なファンタジーでした。面白かったです。
読了日:12月7日 著者:中村 弦
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24274065

■奔る合戦屋(下) (双葉文庫)
朝日と青葉の最期は泣けて仕方なかった。三郎太の忠臣ぶりが切なくて。人一倍子煩悩で妻を愛した一徹が村上義清に愛想をつかすのは当然だと思った。
読了日:12月6日 著者:北沢 秋
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24259414

■奔る合戦屋(上) (双葉文庫)
稀代の軍略家石堂一徹のエピソード・ワン。中信濃の豪族村上義清に仕え、家中で台頭して行く。部下や使用人にも慕われ、妻朝日という素晴らしい伴侶を得る。幸せに暮らすこの一徹が、なぜ合戦屋になって行くのか、下巻に進むと答えが出るのか。下巻へ。
読了日:12月5日 著者:北沢 秋
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24232767

■空飛ぶ広報室
不慮の事故でブルーインパルスのパイロット実現を目前に挫折した空井大祐二尉。防衛省の航空自衛隊幕僚監部広報室に移動し、新人広報官として仕事に取り組む。パイロットをあきらめた心の傷も、広報官としての成長で乗り越えて行く。室長鷺坂さんのキャラがステキだった。「あの日の松島」は、ドキュメンタリーのようで泣けてしまった。
読了日:12月4日 著者:有川 浩
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24206726

■美しき一日の終わり
15歳の秋、十三夜の日に父に連れられて家にやってきた異母弟秋雨。母の冷たい仕打ちに心を痛め、守ってゆく姉美妙。姉弟愛を超えた想いを抱きながらも55年の歳月が過ぎ、ようやく本当の思いを語らう二人。美しい文章と表現に心洗われる物語でした。
読了日:12月3日 著者:有吉 玉青
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24186323

■哄う合戦屋
これは面白かった!中信濃の豪族たちの争いと、一人の傑出した軍略者石堂一徹。ひたすら天下取りを目指すが、自分は脇役に徹する。武田・上杉の川中島の戦いに代表される長野県の戦国史は知られているけれど、架空の人物とは言え石堂一徹の魅力も良かったし、何より若菜の魅力が素晴らしかった。もしも一徹が他の大名の家に召抱えられたら、などと想像するのもまた面白い。
読了日:12月3日 著者:北沢 秋
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24175434

■8分音符のプレリュード (Y.A.Books)
まるで漫画のような展開。腹黒い優等生とエコひいきする先生、敵役のクラスメートと謎めいた転校生。お調子者の男の子とナルシスト王子様の先輩。まあさらりと2時間以内で読めるので、ひまつぶしにはいいかな?
読了日:12月2日 著者:松本 祐子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24155553

■デアラピス
美しい兄と、人の纏う色を見ることの出来る妹。二人が営む静聴ルームは来た人の話を聴くだけ。うーん、特別な出自の「家」の謎とか、石に込められた力とか、詳しく知りたかったかも?邪悪なものを祓うとか、ちょっとスピリチュアルな要素とか、面白くはあったけれども、もうちょっとの出来栄えといった印象。
読了日:12月1日 著者:小瀬木 麻美
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24130409


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