すきむブログ

東北地方のとある町での暮らしをつづります。
四季折々の花や野山の風景など。
お菓子や田舎料理のレシピも紹介します。

大人の休日

2014-01-28 10:18:58 | 旅日記
17000円で、4日間。

JR東日本管内と、西日本の北陸エリアの列車が乗り放題。
特急券もいらないし、座席指定も6回までOK。
これはお得ですよね。

今回は地元から、東京へ東北新幹線を。
そして神奈川の長女のところで一泊。

二日目は実家の母のところへ。
最寄りの燕三条駅から少し離れているし、タクシーを使うと
2000円を超えてしまうので、長岡駅で新幹線を降りて、
信越線に乗り換え。


越後湯沢駅からの雪景色








スキー場には適度に雪があるので、雪不足じゃなくていいですね。

長岡駅のホームの光景。





30年以上、おそらく長岡駅で乗り換えたことはないなぁ。
北長岡・押切・見附、懐かしい駅名に胸がきゅんwww

車窓からの雪景色も懐かしさを募らせて。





東三条で下車。
実家までは徒歩で20分弱、路面には雪もなく曇りだったので、
迷わず歩きましたよ。

そして駅前の面白い看板!
「もぐす」って分かるかな?
そう、潜るは分かりますよね。
汁の中に浸すことを、この地方の方言で「もぐす」





母のところで一泊して翌日は弥彦線を利用して東三条から燕三条へ。
弥彦線、この日は珍しく2両編成。
平日の昼間などは1両で走っているのよね~。




新幹線に乗ってしまうと、あっという間に東京という感じです。
東京駅で次女と待ち合わせて、グランスタの東京炒飯でランチ。
あんかけ炒飯、美味しかった~!






三泊目は、三女の家へ。
昨年末に購入した新築一戸建て。

4LDKで駐車スペースも軽なら4台も停められる!













まだ引越したばかりで、これからおいおい住みやすくしていく
のでしょうね。
若い二人、頑張って良い家庭を作って欲しいものです。


最終日は三女と中華レストランで、お粥と点心のセット。
大根もちと白身魚のお刺身お粥をチョイス、杏仁豆腐までついていて
美味しかったです。





夕方の新幹線に乗ると、西の空は美しい夕焼け。







駆け足の旅行でしたが、とても楽しくて大満足。
次のチャンスにまた利用したいな~。




松島

2013-10-04 22:47:39 | 旅日記
週末はお天気が下り坂ということなので、思い立って
今日は松島へ。

一般道を通って約50分のドライブ。

平日なので、さほど混雑はしていなくてスイスイ。

無料の町営駐車場に車を停めて、ぶらりと歩く。

今日のお目当ては、天麟院のにゃんこさん。
10匹はいると言うことでしたが、今日会えたのは5匹。
夕方4時過ぎくらいに行くと、大半の猫さんに会えるのだとか。

私の場合、その時間はちょっと難しいな~。
夕食の準備や買い物等あるもんね。

白猫さんは、目を閉じてピクリとも動かず。
茶虎さんはちょこっとそばに寄ってきて、ナデナデさせてくれた!











コスモスもキレイに咲いていましたよ。




こちらは、伊達政宗公の長女五郎八姫の墓所がある由緒あるお寺。




瑞巌寺は以前見学したので、今日は入口まで。







五大堂の赤い橋。







ここからは松島の美しい海が見える。














日本三景は、ここ松島と、天橋立、厳島神社。
松島は数回来ているけれど、あとはまだ…



松島博物館、入館料は200円。
もう少し展示物が多ければいいのにって。。










童謡「どんぐりころころ」が、松島出身の方の作とは
初めて知りました!





美しいカエデ、あと一カ月もしたら、紅葉でキレイだろうなぁ。





白石城

2013-09-30 19:36:05 | 旅日記
28日の土曜日、絶好の秋晴れ。

ちょいと車を走らせて白石城を見に行きました。
駐車場に車を入れ、案内に従って歩き始めると、こんな
看板がw

ダジャレだけど、良いセンス!





伊達政宗の懐刀として活躍した、片倉小十郎の居城で
明治時代に壊されていたものを19年前に再建。
しかし、3.11で壁にひびが入ったので震災後に壁を
キレイに塗り替えたのだと。





萩の花が美しかった!





今度の土日に、鬼小十郎祭りがあるという。
そのリハーサルで、消防署のレスキューの人が降下訓練中!
祭り当日は、忍者に扮して滑り降りるのだとか。

今度は本番見てみたいな~。







天守閣への石段





お城の壁は厚さが八寸、つまり約24㎝!
何層にも土壁を塗り、仕上げに白い漆喰で。








天守閣からの白石の町の眺め。




遠くに見えるは、蔵王連峰




広場では、お祭りの練習。




ここで食べたコーヒーぜんざいソフト、美味しかったなぁ♪






石巻&田代島

2013-09-11 19:39:02 | 旅日記
長女夫婦が遅めの夏休みを取って、松島に遊びにきました。

3年ほど前に、お友達と観光して素敵なホテルだったとい
うことで、松島の「一の坊」というホテルで一泊。

私は朝彼らを迎えに。
家から一人で松島方面へ行くのは初めて。
ちょっと緊張しつつ、ハンドルを握る。

一般道を走ること、約40分。
無事にホテルで合流できましたw

せっかくなので、ホテルの中をゆっくりと見せてもらい、朝
のコーヒーを頂く。
素敵なホテルなので、いつか私も泊まってみたいな~。
日帰りでも楽しめるそうなので、そのうちに。。


車を走らせ、海岸沿いを石巻へ。
松島を出発し、奥松島、野蒜を通過。
津波の爪痕が、生々しく残る地域。
仙石線も、松島海岸のお隣の高樹町でストップしている・・・

ナビに導かれるまま、石巻港の網地島田代島ラインの乗り場へ。
1時間ほど早く着いたので、近くの日和山へ登ってみた。

急な石段の下には、こんな石碑が。







この周辺は草むらが多い。
ただし、もとから草むらだったのではないのです。。
元は沢山の民家や商店が有った場所、草むしたその場所には
家の基礎の部分だけが残されている。

立派なお寺も被災して、屋根瓦の部分にまで被害の跡が。。


石段をフウフウいいながら登り切ると、眼下には石巻港が。
日和大橋も良く見渡せる。











下から見上げた日和山、なんと標高はわずか55mとな。。www

ここは石巻の桜の名所だそうで、お花の時期にまた来てみたい。




田代島へ向かうフェリー、「マーメイド号」





はるか前方に、島が見える。





いわし雲が浮かぶ、キレイな空。



まっ白な航跡がさわやかな風とともに。




















防波堤にカモメが並んでお出迎え。












北海道をあとにして

2013-08-25 19:33:25 | 旅日記
楽しかった三泊四日の北海道の旅を終え、いよいよ仙台に向けて
出発です。

帰りのフェリーは「きたかみ」
この船は、太平洋フェリーの中でも一番のベテランw

全長192.5メートル
幅  27  メートル
旅客定員は781名、トラック176台、乗用車150台

やはり大きいですよね~。
まるで大きなビルのようです。





帰りも1等船室。
この船の2人定員の客室は、2段ベッドです。











シャワーとトイレ、洗面台も完備




私たちの部屋は最前部に位置していて、窓からは船の先端が!




こんな注意書きがあって、夜はカーテンを開けてはいけないと。





船内のラウンジはやはり素敵な階段とシャンデリア。








仙台⇒苫小牧のときは、朝陽を見たいと思ったのにあいにくの
雨で日の出を見られなかったけれど、帰りは晴れてバッチリ。
5時10分過ぎくらいの画像です。








この時刻は岩手県のトドヶ岬沖を航行中とのこと。


そして7時40分過ぎには、宮城県石巻は金崋山沖を通過。
いつもより30分早い通過だそうです。







最上階デッキに出ると、大きな煙突?
ちょっと突っ張り君のリーゼントを想像しちゃったりしてww




最後尾から船の航跡をながめる。



時速およそ40キロで航行するというので、デッキの上は風が
強いのです。








苫小牧を前日の19時に出港し、予定では10時着でしたが
この日は航行が順調で、9時半に仙台港に到着。
およそ15時間の船旅、乗り物酔いする私は、実のところ船に
乗るのは少し心細かったけれども、大揺れすることもなく平気!

またいつか、船の旅を楽しみたいと思いましたよ~。


北海道への旅 その10 釧路から苫小牧へ

2013-08-25 15:16:59 | 旅日記
北海道は最終日、この日は主に移動だけで終了。

欲張って、あれこれ調べて立ち寄ってみたい場所もあった
のだけど、いかんせん帰りのフェリーに遅れるわけに行かず。

苫小牧を目指してひたすら走るのみ。


朝は素晴らしい晴天。
太平洋岸を白糠町から帯広方面を目指す。

最初の休憩ポイントは、道の駅「恋問海岸」
何か言われがあるのでしょうね、なんとも素敵なネーミング。

20㎞も続く、美しい海岸線。










車中から見上げる青空は、ホントに美しい。













こんなにキレイな空なんだけど、西の方角にはなにやら不穏な
黒い雲。
雲から地上には真っ直ぐに落ちている雨らしいものが。
これが、ゲリラ豪雨と呼ばれるような局地的な大雨なんでしょうね…。


道東道の「十勝平原SA]で休憩。
この道東道は、まだ開通したばかりらしく、SAとは名ばかりの小さな
PAでしたww
テントでご当地の豚丼やソフトクリームを販売していたので、せっかく
の十勝、小豆ソフトを食べました!

美味しかったけどね、残念なのは日陰が少ないことと、ニオイ…
周辺の牧場からのニオイだと思うんだけど、これちゃんとした建物が
あったら良いのになあ。




道東道から道央道のジャンクションを抜け、苫小牧へ向かうと空は真っ暗
ものすごい勢いで雨!
この旅行中で一番激しい雨に遭遇。
車の中でよかった!

苫小牧について、まだ時間にゆとりがあるのでひと休み。
道の駅「ウトナイ湖」

こちらもラムサール条約で指定された、野鳥の飛来地。
北海道は野鳥の楽園、たくさんありますね~。













千歳の空港がほど近いので、空を飛ぶ飛行機がひんぱんに。





ここでもお約束のソフトクリーム!
ハスカップのミックスソフトです~。




ダンナがあきれていました。
そんなに食べるの?ってね。

えぇ、そうですよ。ソフトクリームは飲み物だもんね~wwww


苫小牧のフェリー乗り場見つけました。

とまチョップ!

可愛いね~。








さて、あとは船に乗り込むだけだ。

3泊4日、ありがとう北海道!





北海道への旅 その9 摩周湖・釧路湿原

2013-08-25 08:31:34 | 旅日記
濃い海霧の知床羅臼をあとに、摩周湖へ向かいます。

ルートはナビの指示通り、ひたすら標津町、中標津町の
牧場の間の直線道路を走る走る。
ナビの地図が示す路線は真っ直ぐ!
5キロから7キロは続く直線道路、とにかく想像を絶する
道路事情です。
信号もほぼない、ここは高速道路かって勘違いしそうなww








のんびりと草を食む、牛さんたち。
別の牧場には羊の群れも。

最近はサイロのある牧場、少なくなったようですね。
たまたま見かけたので、写真撮ってみました。







中標津町の養老牛という地区を通りかかると、山肌に牛の文字!







車は順調に走り、標津摩周道路を走る走る。
いよいよ摩周湖だ!
期待に胸をふくらませて駐車場に降り立つと…

あれれ? なんだか予想していたよりも寂しい場所だなぁって
看板を確認すると、そこは「裏摩周」!
あはは、ナビへ打ち込むときによく確認しないで突っ走ってきて
誘導されたのは「裏摩周展望台」でした(爆)

お天気もどんよりした曇り空で、まさに『霧の摩周湖』











摩周湖第一展望台というところが、メインの観光スポットだった
らしいけれど、そちらに回るとかなりの遠回りになるし、欲張って
「阿寒湖」もと思いつつも、そちらも今回は諦めて釧路湿原を目指す
ことに相成りました。


車を走らせることしばし、ここでうれしい出会い!
車道の脇をトコトコとあるく、「キタキツネ」!
わぁ、とうとう本物に出会えたよ~~♪

道路わきの標識には「動物注意」のエゾシカのマークをたくさん見て
いたけれど、この旅の途中では一度も会わなかったし、キタキツネを
見かけることが出来てラッキーでしたね。

釧路湿原に着いたのは3時過ぎ、相変わらずの曇り空。
雨が降って来ないだけでも良しとしないとね。







資料館、有料ということなので外観だけ!


900mという表示だけ見て、展望台へ向かいます。
うっそうとした林の中は木道が整備されていて、森林浴気分。








吊り橋、少し揺れます。
なにより閉口したのが、ヤブ蚊の猛攻撃で。













私たちが歩いたのは、駐車場から反時計回りのルート。
歩き始めてどんどん下へ。
あちゃー、これ、下ったということは帰りはかなりキツイ上りだなぁ
とおそれおののき(笑)歩くことしばし、やっと展望台に!




広がる釧路湿原、涼しい風を体に感じつつゆっくりと風景を楽しむ…
広さ2万ヘクタール、昔は海だったと言うこの湿原。
野鳥や草花の楽園、丹頂ヅルの飛来でも有名ですよね。








探勝路、この展望台からはラクラクなルートでしたww
楽な道でここまで来て、帰りはキツイ上り坂ってのも切ないので
反時計回りで歩いてよかったなw


そうそう、北海道で驚いたこと!
蕗の大きいこと!
雨傘にしても良いくらいの葉っぱの大きさと、茎の太さ。
コロボックル伝説も納得できるなあ。
















北海道への旅 その8 知床半島

2013-08-24 21:31:25 | 旅日記
小清水原生花園を後に、一路知床半島へ。

この日の天気予報は、昼ごろから風雨が強まるとのこと。
朝、ホテルから眺めた海も空も清々しくて、雨の気配は
なかったんだけどね~。

雨が落ちて来ないうちに、知床を横断しようと車を走らせる。

車は斜里町から知床半島を北上する。
左手にはオホーツク海。








知床連山が美しく見える!





時間があったら知床五湖やカムイワッカ湯の滝へも行きたかった
けれど、今回は先を急ぐので岩尾別まで行ってユーターン。
ここも、昭和の40年代半ばまでは開拓民の方々が農業漁業を
営んでいたとか。





車は知床横断道路へ。







羅臼岳が美しい姿を見せてくれる。




知床峠からは、はるかに日本海に浮かぶ国後島が臨める。



低気圧の接近で、日本海には海霧が発生してきている…
国後島がもっとよく見えたらよかったなぁ。










斜里町から知床峠までは、比較的カーブも少なくドライブは
快適だったけれど、峠から羅臼町へと下りのルートはカーブが
キツイ!
数台前を走る軽乗用車が超低速で…ww
もっとも霧が深くてスピードも出せないもんねぇ。

羅臼町の道の駅でランチの予定だったんだけど、駐車場が満車で
入れず…
ちょっとガッカリして、次の目的地摩周湖へ向かうことに。
海霧はますます濃くなり、視界が悪い。。

お腹空いたなぁって車を走らせて、ふと目にとまったお店に。



お店に入るとどどーんとはく製君たちがお出迎えwww











ここで食べたのは、羅臼の隠れた名物といわれる「はも丼」
はもっていうと、京都で食べる上品な白身のお魚っていう
イメージだけど、こちらのは少し違って深海魚の一種なのだ
とか。
どちらかというと、あなごに近いらしいですね。

お味はバッチリ、美味しかった~~
羅臼と言えば昆布、お味噌汁は1年物の若い昆布、煮物も
美味しかった~。








北海道への旅 その7 小清水原生花園

2013-08-24 19:27:11 | 旅日記
北海道ドライブ旅行の3日目は、知床半島への旅。

網走からオホーツク海沿いに東へ向けてドライブ。

昔何かの本で読んだ記憶がある「原生花園」。
何となく素敵な響きで、憧れの地でした。
美しい花々が咲き乱れるというイメージですね。
残念ながらこの時期になると、夏の花盛りの時期は過ぎてしまい
ハマナスが最後のひと頑張りというくらいでしたが。










湖は「濤沸湖」=「とうふつこ」と読みます。






可愛いJRの駅があり、観光シーズンだけの臨時停車場に。
JR北海道の釧網本線、釧路と網走を結ぶ幹線ですよね。







時刻表はご覧の通りwww





展望台から見渡すと、はるかに知床半島が!




こちらは網走方面




草原の向こうにオホーツク海











タイミング良く1両編成の列車が!
可愛いねぇ~♪






北海道への旅 その6 北方民族博物館

2013-08-24 19:01:23 | 旅日記
網走監獄の次に向かったのは、道立北方民族博物館。

なんの予備知識もなしに、ふらりと立ち寄りました。

単純に、北海道と言えば先住民族のアイヌの人たちという
くらいの気持ちで中へ入ってみたら、東はグリーンランドの
イヌイットから、西はスカンディナビアのサミという広く
北方の諸民族の文化を紹介すると言う博物館でした。


受付を通り、正面には大きなマンモスのはく製!





印象的だったのは、北のクロスロードと銘打たれた民族
衣装の展示スペース。
寒い土地に暮らす人々の衣装は、毛皮などを使った防寒の
物が多く、色合いや風合いがとても素敵でした。











下の衣装は、アザラシなどの海獣の腸を利用した防水効果の
あるもので、精緻な仕様に驚き。







魚の皮を使った衣類。
鮭の皮なんかで作っていたらしいけど、猫が喜びそうかも?!ww







特別展示も行われていて、グリーンランドの風物も紹介されて
いましたよ。