百田 尚樹 著
講談社文庫版
つい先日、同じ作者さんの「ボックス!」という男子高校生の
ボクシングに懸ける青春ものを読んだばかり。
この「永遠の0」がこの作家さんのデビュー作ということです
が、実力に吃驚。
もっとも、放送作家としてのキャリアは長いそうなのですが。
さて、この本の内容です。
26歳の佐伯健太郎は、司法浪人のニート。
終戦後60年の夏、亡くなった祖父の生涯を調べることになる。
「宮部久蔵」という、海軍の飛行機乗り。
いわゆる「零戦」のパイロットだった祖父。
60年の年月を経て、海軍OBのつてをたどり、祖父を記憶して
いるという老人たちに話を聞く旅が始まる。
「生きて、必ず生きて帰る。妻のそばへ、娘の元へ」
お国のために死ぬ、という教育をなされたあの時代に、堂々と
家族の元へ帰ると口にした男。
海軍の同僚は「臆病者」と言い捨てた…
しかし別の同僚は「彼は臆病だったかも知れないが、操縦の腕
は抜群だった」という。
命を惜しみ、操縦の腕は誰にも負けなかった男。
その男がなぜ終戦直前に「神風特攻隊」として命を落とすことに
なったのか?
調べを続けて行くうちに、明かされた真実とは?
泣きました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
こういう本こそ、若い、戦争を知らない世代の人に読んで欲しい。
戦争物は、あまり多くの冊数は読んでいませんが、そう実感しました。
そして、児玉清さんの解説がとてもよかったです!
講談社文庫版
つい先日、同じ作者さんの「ボックス!」という男子高校生の
ボクシングに懸ける青春ものを読んだばかり。
この「永遠の0」がこの作家さんのデビュー作ということです
が、実力に吃驚。
もっとも、放送作家としてのキャリアは長いそうなのですが。
さて、この本の内容です。
26歳の佐伯健太郎は、司法浪人のニート。
終戦後60年の夏、亡くなった祖父の生涯を調べることになる。
「宮部久蔵」という、海軍の飛行機乗り。
いわゆる「零戦」のパイロットだった祖父。
60年の年月を経て、海軍OBのつてをたどり、祖父を記憶して
いるという老人たちに話を聞く旅が始まる。
「生きて、必ず生きて帰る。妻のそばへ、娘の元へ」
お国のために死ぬ、という教育をなされたあの時代に、堂々と
家族の元へ帰ると口にした男。
海軍の同僚は「臆病者」と言い捨てた…
しかし別の同僚は「彼は臆病だったかも知れないが、操縦の腕
は抜群だった」という。
命を惜しみ、操縦の腕は誰にも負けなかった男。
その男がなぜ終戦直前に「神風特攻隊」として命を落とすことに
なったのか?
調べを続けて行くうちに、明かされた真実とは?
泣きました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
こういう本こそ、若い、戦争を知らない世代の人に読んで欲しい。
戦争物は、あまり多くの冊数は読んでいませんが、そう実感しました。
そして、児玉清さんの解説がとてもよかったです!