パティシエール修行中の三女。
4月から、小さなケーキ屋さんで働き始めました。
私たちも、東北のとある町へ引越し、三女はお店の
近くでアパート暮らし。
今まで、5人家族でワイワイと暮らしていたのが、
たった一人での暮らしになって、色んなことにとま
どいを感じたり、悩んだりしているようです。
お菓子を作ることが大好きで、ケーキ屋さんになるって
夢見たことを実現
ところが、いざ働くと、悩みはいっぱい…。
頑張り屋で、親に心配をかけたら悪いって思っていたらしく
泣き言は言わなかったのに、昨夜は「もう、耐えられない。
この世から消えてしまいたい」
なんていうメールがきてビックリ。。。
電話をかけると、泣いていて、言葉も出ない。
駆けつけて、励ましてやりたくても、距離はあるし、仕事も
休めないし。
長女夫婦が、仕事もお休みだったので、顔を見に行ってもらいました。
小さいお店に就職するって本人が決めた時、私が密かに感じていた不安が
的中したようです。
お店は、シェフと奥さん、先輩のパティシエールと三女の4人。
三人は、もう結束は固いし、嫌味なことを言われるのには閉口してしまう
らしい。。。
朝8時に出勤して、夜の8時までの勤務。
仕事がハードなのは、本人も承知していて、頑張る気満々だったけれど、
心がズタズタになるほど、疲れ果てているらしいわ。
長女の弁によれば、お店の雰囲気は暗くて、明るく「いらっしゃいませ~」
というような雰囲気じゃなく、お店に入ろうと前に立った時も、奥さんに
じろりと顔見されたらしい。。
シェフは、ケーキ作りの腕は抜群だし、美味しいケーキをつくる人だけど、
相当しつこく「親から高いお金を出してもらって学校へいったんでしょ。
アパート代や引越しにもお金がかかってると思うし、ここでやめたら、
親にお金は返せない」とか、自分の苦労談を長々と語る毎日なのだとか。
三女いわく、働いてみるまでなんでこの店に、人が定着しないのか分からなかった
けど、この雰囲気にみんな負けてしまうんだろうって。
さて、長々と綴ってきましたが、今、お店を移ることを考えているようです。
何とかいい方向にいくといいなぁ。。