すきむブログ

東北地方のとある町での暮らしをつづります。
四季折々の花や野山の風景など。
お菓子や田舎料理のレシピも紹介します。

ちょっと遠出してきました。

2013-06-16 22:01:36 | 旅日記
この土日は少し遠出を。

前に住んでいた猪苗代へ、ちょっと用事に。
山はニセアカシアの白い花も終わりそうなころで、まだ
ヤマボウシが満開。

我が家の近くにも白い花のヤマボウシの街路樹はあるけ
れど、この写真のようなピンクは見かけないので、沢山
の花をつけた姿はキレイで見ごたえあり。

私の撮影技術では、迫力不足でちょっと残念!








お昼時になったので、野口英世記念館近くのお店で昼食。
蒸し暑くなってきたので、冷たいとろろそばを。








新潟の実家で一泊し、お菓子を色々。
菜菓亭さんという、新潟銘菓のお店で色々と買いこんで
おやつタイム。

「河川蒸気」というのが、美味しいと評判だったけど、
確かにこれは大当たり!
あとのお菓子もみな美味しかった~~!




帰りは行きと違うルートで。
普通は北陸道⇒磐越道⇒東北道というコースなんだけど、
今回は新潟で磐越道に乗らずにそのまま日本海東北道を
北上して中条インターで一般道へ降り、国道113号線を
通って山形県を経由しました。




小国町、川西町、南陽市。
そう、南陽市にある「高畠ワイナリー」に立ち寄りました。
去年の5月に1度出かけているので約1年ぶり。

父の日ということもあり、ダンナにワインを1本www
私は助手席なので、無料のワイン試飲を楽しむ(爆)
ワイナリーはバラがキレイ!
そして、定番のソフトクリーム!
ほんのりワイン風味で美味~。



















山形市を経由し、高速の山形道に乗り、東北道へ。

帰りのルートを通ると、距離的には40キロほど短い!
まあ、走る時間は1時間半くらい多くはなるけどね。
国道113号は、県境の山を越えるのだけど、比較的
平坦でカーブも少ないし、交通量も多くないので運転は
しやすいって思ったわ。

紅葉が美しい時期なんかは、高速道だけで移動ってつまらない
ことも多いので、またこのルートは走ってみたいかも?!

バラが満開

2013-06-13 13:47:05 | 花と緑
ローカルニュースで、園芸センターのバラが見頃ですって
言っていたので、ちょいと出かけて来ました。

幸い今朝の霧雨もやみ、薄日も射してきたので。

昨日は気温も上がらなくてヒンヤリとした一日だったけど
今日は日射しがある分少し蒸し暑く感じました。
でも23℃くらいなので、平年並みなのかな?




















次のオレンジのバラは「プリンセスミチコ」
皇后さまのお名前を冠した気品あふれるお花でしたよ。













バラの名前も興味深く、面白いなあって思いましたよ。










次の濃いピンクは「うらら」




この園芸センターは、3.11の津波で壊滅的な被害を受けましたが
今は一部の施設をのぞいて公開されるように。

海からさほど離れていない場所なんですよね。

また機会を見つけてお花を見に行きたいって思いました。





緑がきらきら

2013-06-08 09:14:03 | 花と緑
杜の都、日に日に緑が色濃く。




自転車で移動していると、様々な発見も!








我が家の近所の街路樹は、圧倒的にケヤキが多くて
あとはトウカエデ、イチョウなど。
最近多いのは、ハナミズキとかも。

この前は珍しくヤマボウシの街路樹もみかけました。
下のヤマボウシは、大きなテニススクールの入口にあった
もの。








5月の読書記録

2013-06-01 14:17:34 | 読書
引越して少し落ち着いたので、読書のペースも従来通りに。

図書館まで自転車で30~35分。
徒歩だと50分。

駐車場に停めるのが、やや不安なので、当分は徒歩か自転車ww


2013年5月の読書メーター
読んだ本の数:35冊
読んだページ数:10012ページ
ナイス数:2252ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/3670/matome?invite_id=3670

■花と流れ星
タイトルだけで借りて読了。シリーズ物とは知らなかったがまずまず面白かった。骸の爪は未読なのでそのうち読んでみたい。
読了日:5月30日 著者:道尾 秀介
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/29175664

■碧空(あおぞら)のカノン 航空自衛隊航空中央音楽隊ノート
2001年の日本武道館での自衛隊音楽祭りを見たんだよねぇ。あの年は9.11直後で荷物チェックが厳しかった記憶が。。演奏は素晴らしかった!音楽隊員と言っても通常の自衛官と同じように訓練するんだね~。知らなかったことも多々…。鳴瀬佳音の天然ぶりが笑えるが、渡会くんと上手く行きますように!
読了日:5月29日 著者:福田 和代
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/29151908

■死亡推定時刻
川井倫明弁護士が、誘拐殺人犯の冤罪事件を担当する。山梨の大金持ちの土建業者の一人娘が誘拐され殺害される。たまたま山の中で死体を発見し、落ちていたカバンから所持金を盗んだ小林昭二が逮捕され、自白させられ、死刑の判決を受ける。まるでドキュメンタリーを読むようなリアリティ、冤罪はこうやって作られるのかと。。
読了日:5月28日 著者:朔 立木
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/29131943

■カエルの歌姫
正体は中3の男の子なのに、女の子の声で歌う花咲圭吾。覆面アイドル「雨宮かえる」は校内放送で大人気に。なりたいものになれる喜びと、自分の心との葛藤。児童書のコーナーで見つけたけれど面白かったです。
読了日:5月28日 著者:如月 かずさ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/29121439

■ニュータウンは黄昏れて
親世代は分譲団地の住宅ローンの返済と、老朽化したマンションの建て替えに悩み、娘は教育ローンの返済に苦しむ。そこに現れたのは資産家の息子だが、彼が差しのべた救いの手は??何とも苦しい読み心地で、切ない思いで読了。家を持つことは幸せなのかと疑問も起こるなぁ。。朋美のようにしたたかに計算した人生って良いのだろうか?琴里の選択が堅実で光の見える結末が良かった。
読了日:5月27日 著者:垣谷 美雨
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/29100515

■レディ・マドンナ 東京バンドワゴン
第7弾。やはりこの大家族&にぎやかな人脈をまとめているのは、勘一さんなんだなって実感。そして我南人がキーになる。地味な紺さんと亜美さんのなれそめも判明。3歳になったかんなちゃんと鈴花ちゃんの可愛らしさに思わずほっこり。家の見取り図も良かった。
読了日:5月26日 著者:小路 幸也
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/29060537

■ヴァン・ショーをあなたに (創元クライム・クラブ)
ビストロ・パ・マルを舞台にした短編集。ぶっきらぼうで、超一流の腕を持つ三舟シェフが謎解きをする。マドモアゼル・ブイヤベースのお話がよかった。クールな三舟さんの失敗する姿に笑ってしまう。
読了日:5月24日 著者:近藤 史恵
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/29018095

■オープン・セサミ
様々な人の初めてを綴る短編集。40歳の母が怪我をした息子に変わって運動会のリレーのアンカーを務める「ラストラ40」が良かった。「さよならは一度だけ」のオージさん、子供に酒やバクチをやらせるというのがどうしても許せない。
読了日:5月23日 著者:久保寺 健彦
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28995825

■猫弁【完全版】 天才百瀬とやっかいな依頼人たち
大河内三千代という靴メーカーの会長の遺体が、霊柩車ごと盗まれる。猫弁こと百瀬弁護士が大活躍。さらりと読むには良いかな。三千代おばあちゃんの靴、履いてみたいかも。
読了日:5月22日 著者:大山 淳子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28958260

■それぞれの断崖
仕事の忙しさにかまけて家庭を顧みることのなかった主人公志方。中学2年生の息子を殺され、家庭も仕事も失ってしまう。息子を殺めたのは同級生、そしてその母親に魅かれる志方…。何だかこの人には共感を覚えることが出来なくて、読みながらちょっとイライラ。。最後に明るい光が見えたので、読み心地は悪くなかったが。少年法改正前の時代のお話。
読了日:5月21日 著者:小杉 健治
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28921283

■ばら色タイムカプセル
美しく咲き誇るバラ園のある老人ホーム「ラヴィアンローズ」で、アルバイトとして住む込むことになった、13歳の奏。バラ園にまつわる不穏なうわさの実態は?老いてゆくことの切なさや楽しさ、この施設の入所者の個性豊かなおばあちゃんたちが魅力的。奏の未来が明るいものになりそうなラストで読み心地は良かった。大沼さん、訳ありの家族や子供を描くのが上手いなあと思った。
読了日:5月20日 著者:大沼 紀子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28902463

■空へのぼる
命の素晴らしさを実感できる良作。泣けて泣けて。。15歳の桐子と生後7か月の乙葉は両親に捨てられ、大叔母に育てられる。庭師になった姉桐子と、空師軍二の無器用で真っ直ぐな恋、老いて行く大おばへの思い、命の授業を受け自分が今生きている意味を受け止める乙葉。これは沢山の人に読んでもらいたい本だ。特に小学校高学年から中学生くらいのみなさんと、そのお母さんの年代の方にお勧め。もちろん男性にも!
読了日:5月19日 著者:八束 澄子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28861951

■ふしぎ駄菓子屋 銭天堂
不思議な駄菓子屋「銭天堂」。あるじは白髪の大きな女性紅子さん。このお店では紅子さんが欲しいお宝の小銭を持つ人だけが買いものをすることができる。グミ、ビスケット、アイス、鯛焼き、ボンボン、クッキングツリー、お菓子を買った人に現れる不思議な出来ごと、児童書なのでさらりと読めます。挿絵を担当したのが古いお友達のjyajyaさん、猫好きな彼女の味わいのある絵がとても素敵で、物語ととてもよく合っています。
読了日:5月18日 著者:廣嶋 玲子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28851753

■螢草
私は面白いと思いました。今までの葉室さんの作品のような重厚さには欠けるけれど、時代ものをあまり読まない読者には読みやすくていいのでは?だんご兵衛、おほねさん、死神先生、駱駝の親分、登場人物も敵方の一人をのぞいて善人がほとんどで楽しく読み終えることが出来ました。
読了日:5月18日 著者:葉室 麟
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28849974

■雪猫
黒いゴミ袋に捨てられていた白猫と、助けてくれた少女理々子の物語。猫の目線で話が進むけれど全く違和感を感じない。10年生きた猫が不思議な能力を持つというのは、何だか真実に思えてしまう。黒猫のイブと花園城太郎さんのお話も切なくて、何と言っても最後で涙腺が崩壊してしまった。
読了日:5月18日 著者:大山 淳子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28833309

■シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官
赤堀先生、ますます大活躍の今作。東京葛西の貸倉庫で見つかった謎の死体の周りから、サギ草の種やトンボの幼虫ヤゴのサナギを掘り返す。誰も気づかない視点から殺人事件の謎を追う。岩楯刑事にも月縞という相棒が出来、これはシリーズ化される可能性大か?!エピローグの垢彫の誤変換には吹き出した!
読了日:5月17日 著者:川瀬 七緒
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28822378

■暗い日曜日
人気画家が作品制作のパートナーであり、15年来の愛人でもあった女性を殺害し、本人は裁判では争わずに罪を認めて服役すると言い張っている。川井倫明弁護士は画家のパトロンを通じて先輩弁護士から彼の弁護を引き受けることを依頼される。何故、画家は一切の弁護を受けずに刑務所へ行こうとしているのか?川井弁護士の人柄やモノの言い方が素敵で、中々面白かった。奥さんと愛人、どちらも中々の…。「暗い日曜日」、聴いてみなければ。
読了日:5月16日 著者:朔 立木
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28790055

■のろのろ歩け
3つの短編。北京で新しい女性向けファッション誌を作るために奮闘する夏美、駐在員の夫と住む部屋を探しに上海を訪れた亜矢子、亡き母が文通をしていた三人のおじさんを訪ねるために台湾を訪れた美雨。どの話も心に残る。中島さん、3作目だが、この人の作品は今のところ外れなし。慢慢走=のろのろ歩け、素敵な言葉だと思う。
読了日:5月16日 著者:中島 京子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28786922

■背表紙は歌う (創元クライム・クラブ)
明林書房の営業マン、井辻智紀が活躍する出版業界や書店にちなんだミステリーの第2弾。ミステリーというよりは、出版業界や書店の内情、某文学賞の裏話などを楽しめる内容。取次のゼンパン、脳内で日販とか東販に変換されてしまうww。東々賞、どなたが取ったのかしら。すごく気になる…。
読了日:5月15日 著者:大崎 梢
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28762751

■先生のお庭番
世界の東端の小さな島国やぱんを愛し、その風物、地理、植物を世界に紹介せんとしたしぼると先生。熊吉の正直で勤勉な仕事ぶりが清々しい。紫陽花に愛妾お滝の名をつけたことは有名。もう少し時代が開けていたら、お滝、いねとの生活もあったかもしれない。朝井さん、初読み。他の作品も読んでみたい。
読了日:5月14日 著者:朝井まかて
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28745488

■夢より短い旅の果て
謎の失踪をした叔父の行方を捜すことを目的に、西神奈川大学の鉄道旅同好会に入った香澄。美しい車窓の眺めを想像させられ、思わず旅に出たくなる。肝心の叔父の捜索は結論が出ないまま終わったのは少し残念だが、続編を楽しみに待ちたい。氷見線と飯田線、いつか乗ってみたいものだ。
読了日:5月13日 著者:柴田 よしき
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28726266

■砂漠の悪魔
主人公広太は、浅はかな悪意で友人を自殺に追い込む。その事実をヤクザにつかまれ。危ないものの運び屋にされて中国大陸に飛ぶ。そこで知り合った留学生雅之と中国の表面に出て来ない民族問題。最後にタイトルの砂漠の悪魔の意味が判明して驚愕。人の心を簡単に弄び、取り返しのつかないことをした広太には共感し難いが、近藤さんの筆力でぐいぐい読ませる。これは中々読み応えがあって面白かった。
読了日:5月13日 著者:近藤 史恵
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28711759

■星やどりの声
今まで読んだ朝井リョウ作品で、最も好きな1冊です。6人の子供を残して癌で亡くなった父と、その家族の絆。どの章も良かったけれど長女琴美の章がイチバン。
読了日:5月13日 著者:朝井 リョウ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28706419

■ごめん
天国の蠅・ごめん・夏を喪くす・最後の晩餐の4編。やや苦い愛の形を描いたもので、天国の蠅が心に残り、ダメな父親の精いっぱいの愛情に涙…。「ごめん」と「夏を喪くす」は不倫もの、印象的な話ではあるけれど、私には苦手な分野。
読了日:5月12日 著者:原田 マハ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28678569

■永遠
初、小手鞠さん。19歳の時の恋愛を心の奥底にしまったまま39歳になった主人公由樹は、若手政治家惇と、大人の恋愛をしている。どんなに素敵な恋人であろうが、不倫には共感を覚えないので中々面白さを感じられず。ラストで驚愕の展開になるけれど、身勝手な政治家や、その不祥事をもみ消したり罪をかぶる秘書、現実にこんな輩ばかりだったら、政治不信に陥る。。
読了日:5月11日 著者:小手鞠 るい
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28661542

■編集ガール!
27歳の出版社経理部勤務のOL久美子が、1枚の企画書を社長に取り上げられて新雑誌の編集長に!何も分からずに引き受けざるを得なくなった久美子の下に集められたのは4人。しかも交際中の彼氏が含まれている。新雑誌の発行は5ヶ月後、こんなに上手く物事は進まないだろうとは思いつつも、お話の世界なので楽しく読める。ラストはちょっとあり得ない展開だけれども、働く女性を応援するというスタンスでこれもありかも?!
読了日:5月11日 著者:五十嵐貴久
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28649980

■終わらない歌
「よろこびの歌」から数年、高校2年の終わりの感動的な歌から彼女らはそれぞれの道を歩み始める。合唱曲、コスモスは大好きな曲で、あやちゃんと先輩の話は、ぐっとこみあげるものが…。千夏と怜と七緒の三角形を見たい、歌を聞いてみたいと強く感じた「終わらない歌」。この子たちのこれからをもっともっと読んでみたい。
読了日:5月10日 著者:宮下 奈都
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28620463

■月と雷
世間一般の「普通」から外れた生き方、泰子の人生を「普通」でなくさせてしまったのは、直子なのだろうか?直子のような生き方をする女は、かなりな確率で存在しそうな気がする。角田さんの筆力だろう、あっという間に読み終えた。特に感動するとかそういうものではないが、いつまでも印象に残りそうな一書。
読了日:5月10日 著者:角田 光代
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28607404

■限界集落株式会社
過疎の山村を農業法人組織を作って活性化させる。3年で莫大な収益を上げるようになるというのは夢のようなものかもしれないが、荒れ果てた耕作放棄地に手を入れ、販路を切り開いて農業の未来を明るくする。こんな試みをどんどんやって行ったら日本の食糧問題の解決にもなりそうだ。ハッピーエンドは読んで気持ちが良い。
読了日:5月9日 著者:黒野 伸一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28595357

■オキシペタルムの庭
30代の莢子の真摯な恋愛観、恋人篤志も真面目であるが故に二人の考え思想信条の違い、特にそれが宗教であるということで悩みも深くなってしまうのだろう。生涯をともにするということは、丸ごと相手を認めると言うこと、宗教の違いは難しいんだよなぁ。文章は読みやすいけれど、中々重いテーマを書いている。上手い作家さんだと思う。
読了日:5月8日 著者:瀧羽 麻子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28564369

■悪党たちは千里を走る
小心者の詐欺師とおつむの軽い舎弟、それに東大卒の美人詐欺師が加わり、金持ちの犬を誘拐する計画をたてるが…。これは面白くて良かった!貫井さんと言えば重くて暗い(失礼)なイメージだけど、こういうのも好きです。巧くんが賢くて周りの大人を翻弄しているのが笑える。
読了日:5月7日 著者:貫井 徳郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28545007

■晴れときどき涙雨 高田郁のできるまで
大好きな高田郁さんのエッセー集。法律家を目指していたころ、漫画の原作者から時代小説の書き手への転身、次々と作者を襲う試練。まさにみをつくし料理帖の主人公澪のような「雲外蒼天」の人生を歩まれてこられたのだなと思いました。みをつくしの続編を早く読みたいと思いつつ読了。
読了日:5月4日 著者:高田 郁
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28450054

■身の上話
平凡な書店員ミチルが、ふとしたきっかけで転落して行く物語。ミチルの身の上話を彼女の夫となった男が語ると言う形式で話が進む。ミチルのように何となく流されて生きる女性は多いと思うが、こんな風に自分は生きられないと思うと、共感出来ず。ただ話の行方がどうなるか気になり、一気に読めた。これは先にドラマも見たけれど、原作の持ち味をよく捉えていたと思う。竹井役の高良くん、演技上手かったし。
読了日:5月3日 著者:佐藤 正午
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28442485

■ウィンター・ホリデー
突然の出会いから待ちに待った冬休み、大和のもとに愛息進がやって来た。お馴染みのメンバーに加えてバイトの後輩大東や進の友達コウタも登場し、面白さは更にアップ。大和の後輩たちの中に、和菓子のアンのあの子も登場して嬉しかった!!親子3人の幸せな未来がちょっと見えて来て、これは続編を待ちたいなあ。
読了日:5月2日 著者:坂木 司
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28365679

■片思いレシピ
タイトルで、お料理の絡んだ物語かと思いきや…。確かに珍しい料理は登場するけれど、殺人事件とは全く関わりもなく。。シリーズ物の番外編ということだけど、主人公の加奈子も、美少女のお友達柚子ちゃんの話し方も好きになれず…。これだけで判断したくはないけれど、こんな感じで進むような本編ならば読まなくてもよさそうな感じだなあ。
読了日:5月1日 著者:樋口 有介
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28339125


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