すきむブログ

東北地方のとある町での暮らしをつづります。
四季折々の花や野山の風景など。
お菓子や田舎料理のレシピも紹介します。

さくら亭

2013-12-28 15:34:44 | 食べ歩き
仕事納めの昨日、ご近所の居酒屋さんで夕食を。

買いものの行き帰りに看板は眺めつつも、まだ行ったことの
なかった「さくら亭」さんへ。

夕方5時をちょっと回った、まだオープンしたての時間にも
かかわらず、店内はお客さんで大賑わい。

ざっと見まわして、テーブル席はほぼ満席。
そして座敷の方は予約が入っているらしく、カウンターへと
案内されました。

カウンターも、予約で埋まっているとみえ、私たち二人でちょうど
いっぱいの勘定です。

まずは飲み物を注文、生ビールのダンナ。
私は寒かったのでホットウーロン茶を。

そこへ突き出しの小鉢、なんと3種盛り合わせ!
ボリューム満点w




サラダは、マグロ・アボカド・納豆のサラダ。





ダンナが頼んだ「利き酒セット」

日高見・栗駒山・宮寒梅の3種類。
氷の中に冷酒を…味見をちょっとだけwww




焼き鳥 正肉と砂肝





鶏のから揚げ、こちらは北海道風「ざんぎ」





このほかに石巻港の〆サバを炙ったものと、お任せ握り一人前を。

〆サバも美味しくて大満足!!


メニューも豊富で、若者向きの揚げものも種類が多かったし、
新鮮なお魚類も沢山!
また行ってみたくなるお店でした~。


ご馳走さまでした!





クリスマスだからね!

2013-12-24 20:38:17 | ケーキ・お菓子
ケーキは人を幸せにしてくれますよね~。

クリスマスのこの時期は、どのお店も華やかなケーキが
ずらりと並びます。
イブの今日は、スーパーでもクリスマスケーキが。

我が家は夫婦二人、小さめのクリスマスケーキを1ホール
とも思ったけれど、色んな味を楽しみたくて今年は小さい
ケーキを3種類。
フルーツロールケーキは2個買って、1人1個ずつ。
モンブランと、ガトーショコラは半分ずつ。

これは、ご近所のパティスリー・ノアさんのケーキ。

どれも美味しくて大満足~~♪



冬道ドライブ

2013-12-22 23:49:42 | SA・PA
土曜の早朝に家を出発、東北道 ⇒ 磐越道 ⇒ 北陸道を
経由して、実家へ。

我が家を出たのは、6時半過ぎ。
まだ日の出前、薄暗い中を出発。
寒い朝でした~。

走り始めて、村田ジャンクションを過ぎるころには周りの
風景は薄っすらと雪化粧。
粉砂糖をふるったように雪が。
このくらいの積雪は、好きですね~~!

ドライブにも支障なく(笑)、景観が美しいからね~。

郡山で磐越道に入り、磐梯熱海を過ぎるころに雪が舞い始め
磐梯山SAはごらんのような雪景色でした~。











気温は0℃。
風も冷たくて寒かったーー。
磐梯山は厚い雲に覆われて見えず…残念!


ここから西会津まで、融雪剤を散布する車が作業中。
時速60キロくらいのノロノロ運転。
磐越道、対面通行の路線なんですよねぇ。
時折2車線の区間がありまして、そこですかさず追い越しました。


朝ごはんを食べないで家を出たので、何となく空腹になって
腹ごしらえ。
阿賀野川SAで朝カレーセットを。
ミニカレーにサラダが付いて380円♪

量もほどよく、カレーもまずまず美味しかったですよ~w





冬道のドライブは、注意しないとね。
突然悪天候になったり、この日も途中で濃霧に覆われたり、
ちょっと吹雪になったり。
安全第一、ホントに気をつけてドライブしないとですね。



地名色々

2013-12-20 09:57:05 | 日々の出来事
この前、町を歩いた時に様々な町名を見ましたよ。

城下町の名残りで、職業の名前らしいものがあったり、
足軽の人数の名前のものがあったり。

五十人町、六十人町、三百人町などというのは、足軽の
人数からついた名称だと思われますね。
詳しいことは歴史をもっと勉強しないと不明ですが。

職業的な町の名前は、南染師町、南鍛冶町、南材木町など。
鉄砲町なんていう町名もありますね~。


四郎丸などというのも、やはり城下町風なものかな?


この日、歩いていて一番面白かったのは「元茶畑」
今は住宅街の一角で、仙台一高の裏手あたりで発見!
昔、茶畑だったのかしらね~?




今度、時間を見つけて、町の地名のいわれなんかを調べて
みましょうかね~。

不二家の和菓子

2013-12-17 19:18:30 | ケーキ・お菓子
不二家というと、あのペコちゃんのって想像しますが、
今日和菓子を買いに訪れたのは、連坊小路にある老舗の
和菓子屋さん。




「どらやき」の幟にフラフラ誘われてww

応対して下さった奥さんに、こちらは古くから営業されて
いらっしゃるのですかと尋ねたら、創業86年とのこと!


私一人で食べるために、今日購入したのは3種類。
幟のどら焼きは、小さいものが2個入って150円。

その他に「黄身しぐれ」と「もみじ」を。

家の近所にはケーキ屋さんはあるけれど、和菓子屋さんは
見当たらないので、商店街の中にこういうお店を見つける
と嬉しくなる!





お味は、しっかりとした甘さが懐かしい昔ながらの和菓子。
濃いめのお茶と一緒に楽しいおやつタイムでした。


この商店街、クリスマスをバンブーツリーで祝っているとか。
笹竹にクリスマス飾り、なんとも楽しげでしたよ~。









相棒

2013-12-15 09:34:52 | 日々の出来事
歩くことくらいしか、運動をしていない私。

相棒である靴選びは大切です。

これぞ、って思って買って履いてみても相性の悪いものも
あったり。
ここ数年は、軽くて足のかえりのよいものを選んでます。

冬場は凍結した道を歩くこともあるので、滑らないものが
欲しいと思って探していたら、お店で勧められたのがこれ。

ブーツにしようか迷ったけれど、私は普段スニーカーが
ほとんどなので、こっちに。

中々履き心地はいいですよ~。

服装はいつもダークなので、ちょっと靴は明るい色調にw






区役所わきの山茶花が、とてもキレイでした。










大往生

2013-12-11 12:10:04 | 日々の出来事




12月3日に父が82年の生涯を終えました。

このイラストは、遺影のために選んだ写真を長女がイラストに
しました。
我が家の娘3人と、妹のところの息子2人。
孫5人が色紙に寄せ書きをし、おじいちゃんへの思いのたけを
書き記し、ひつぎに納めました。




20年前に心筋梗塞の発作で倒れ、その時はドクターの
適切な処置で一命を取り留め、通院しながらも普通の生活を
送ってきた父。

今年6月に倒れ、入院し、いったん元気になり退院はしたもの
の、心臓の機能は弱っており20%ほどしか動いていないとい
われていました。
10月にふたたび倒れ入院し3週間ほどで退院し、その後は
穏やかに家で過ごしており、顔色も体調も良好でした。

倒れた12月3日は、朝少々お腹の調子が悪く、トイレに入り
汚れたのでお風呂に入ると言いゆっくりとお風呂に浸かり、
出るものを出したらスッキリとしたなどと言い、大好きなパン
を食べ、普段あまり飲まない冷たいお水を飲んで「ああ、美味
しい!水がこんなに美味しいなんて今気づいた」などど話し、
遊びに来ていたご近所の友達と冗談を言い合い笑っていたと。

その友人が「お昼も近いから帰るわ」と帰宅され、父も「それじゃ
オレも少し休もうかな」とベッドに向かおうとしてそのまま横に
なり、大きな息を数回してそのままこと切れたということです。


まるで自ら身を清め、末期の水を飲み、安らかに眠るような最期。

入院中に同室の人たちが、おむつをあて、認知症のような症状に
なっているのを見て、「オレは家でコロっと逝きたいな」などと
母に話していた通りの大往生でした。


救急車で病院には搬送されましたが、すでに家で心肺停止の状態。
病院の先生は「もう、ここまでよく頑張ってこられました。これ
以上痛い思いをさせるような、心臓マッサージはやめてもいいで
すよね?」と言われたということで、本当にあっという間の出来
事だったのです。


3日の火曜日に亡くなり、通常ならば4日5日でお通夜葬儀となる
けれども、親戚が遠方から駆けつけて来られるし、5日6日でどう
かと思えば、6日が友引になる…
それで、やや時間は置くけれども6日お通夜、7日が告別式という
流れになり。。

その分家族で父を囲み、ゆっくりとお別れをすることができました。

もし、6月の発作の時に亡くなっていたら、あまりの突然のことで、
私たちもショックが大きかったかもしれないけれど、この冬を越せる
かどうかが山場だと言われていたので、ある程度の覚悟もあったり。

いつかは来る別れの時、それでも家族で父を心おきなく送ることが
出来、幸せな最期だったと思っています。


母が一人暮らしになることが、少し心配ではありますが、現在は
健康的にも不安はなく、どうにか生活の面では不安はなさそうかと。

妹も車で1時間以内の場所に住んでいるので、小まめに面倒を
見てもらうと言うことになりそうです。
私たちも、もっともっと母の元へ出かけてあげようかと思います。






日本一のナポリタン

2013-12-03 09:27:56 | 食べ歩き
昨日は年に一度の健康診断。

ダンナの健康保険の扶養者と言うことで「特定健診」というもの。
それを受けに行って来ましたよ。

受付時間が午後の1時から1時半。
当然朝食も昼食も抜きです。
我が家の夕食は常に午後6時くらい。
早めに食べてしまい、夜食や飲酒はしないので、丸々20時間ちかい
絶食状態。

朝起きて健診までにお水くらいならOKなんだけど、毎朝飲んでいる
グリーンスムージーもコーヒータイムもないのでそこは辛いわー。


結果はまだ先になるけれど、中身が健康ならばいいですね。
見た目の劣化は仕方がないって開き直ってみるwww

ランチをしたのは、「東京ナポリタン マルハチ」 というお店。

http://www.maido-8.com/


ここは、カゴメ主催の「ナポリタンスタジアム」で、見事に優勝した
お店だということで、ちょうど健診会場の目の前のデパ地下なので
行ってきましたよ~。





定番のケチャップ味の赤、醤油味の白、ソース味の黒の三種類があって
このデパ地下のお店では奇数日が赤と白、偶数日は赤と黒が食べられ
るとのこと。


昨日のメニューはこんな感じ。





私は空きっ腹を抱えて、ガッツリ食べたいって思ったのでチーズと
目玉焼きを乗っけたMサイズを。
Mサイズのプレーンなものだと、580円。
私が頂いたのは780円。

半熟の目玉焼きと、とろけるチーズが絡まり、熱々のナポリタン!
麺は太めでモチモチしていて、美味しかったです~。





午後3時という時間にもかかわらず、お店のカウンターには女性客
が8人くらい!
ランチタイムは混みあうんでしょうね~。




雪景色を見て来た

2013-12-02 19:14:57 | 日々の出来事
この頃は陽が落ちるのが早く、夕方の素敵な空も
ほんの一瞬ですね。


こんな青空の市内ですが、この翌日の夜から朝にかけて
かなり冷え込みましたよ。


ちょっと蔵王方面にドライブしてみたら、山の上の方は
うっすら雪化粧しています。

車を停めたところは、冬木立ちに雪が。。
西風が強いので、雪は片側の木の幹に吹きつけられて
いるんだよね~。

ここの気温は4℃。
もう、冬が始まっていますね。











11月の読書記録

2013-12-01 11:05:52 | 読書
秋の夜長は読書にぴったり。

11月も楽しい読書が出来ました!


イチオシは

椰月美智子さんの「その青の、その先の、」

女子高生まひると、その同級生たちの青春模様。
初々しい恋愛と、彼の目的感の素晴らしさ。
登場人物の中で好きな人は、まひるのお父さん。
こんなお父さんに見守られて育ったら、いい子に
なることは間違いないでしょう~


原田マハさんの「星がひとつほしいとの祈り」

こちらは7編の短編からなります。
母として読むのと、娘の立場でとらえるのでは
感想も思い入れも異なるとは思いますが、良作です。




2013年11月の読書メーター
読んだ本の数:37冊
読んだページ数:10872ページ
ナイス数:2750ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/3670/matome?invite_id=3670

■ジャッジメント
戦力外通告を受けた元プロ野球投手の宇土が、かつて所属していたチームの監督を殺害した容疑者として逮捕された。高校時代のチームメイトの中垣が弁護士として彼の容疑を晴らすと言う物語。序章のあのシーンが、何だったのかということが終章で明かされる。清々しい青春ものとして、良い作品だったと思う。
読了日:11月30日 著者:佐藤青南
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33746244

■誘う森 (ミステリ・フロンティア)
自殺防止のボランティアをしていた妻の突然の自殺。妻の死の真相を探る遺された夫。妻の実家の古い造り酒屋と水源の森、水を守る家族たち。物語は後半に来て一気に進むが、中々初めのうちは入り込めなかった。「お草さん」シリーズとはまたイメージの違う作品でした。
読了日:11月30日 著者:吉永南央
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33725938

■薔薇を拒む
面白かったです。一気読み。美しい薔薇を、他人のために作られた薔薇を愛でることは罪なのだろうか。人里離れた湖畔の洋館に住む、美しい母と娘。3年間そこで暮らして働くことで大学進学と学費援助を持ちかけられた孤児である美少年2人。ラストは驚愕の…。今までの近藤さんの作品とは少し違ったイメージだけど、こういう作風も好みです。
読了日:11月29日 著者:近藤史恵
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33706095

■名もなき花の 紅雲町珈琲屋こよみ
紅雲町シリーズ第3弾。2弾は未読だけれど、図書館で目にしたので読んでみました。郷土史の研究者親子と新聞記者の間に立ち、心を波立てるお草さん。内容はかなり重くて、スッキリとはいかない。小蔵屋のようなお店には行ってみたいしコーヒーも飲んでみたいと思いますが、お草さんの年齢に近づく私には行く先が少し心細くなり寂しすぎるのが玉にきずですね。
読了日:11月28日 著者:吉永南央
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33687169

■お鳥見女房
お鳥見役という役職は初めて知りました。鷹匠は知っていたものの、鷹も毎日エサが必要なわけだし、確かにこういう立場の人は必要ですね。そして表の役割ではなく裏の役目も絡んで来る。主人公は4人の子を持つ40代の珠世。しっかり者で心根の良い魅力的な人物。転がり込んで来た居候6人と1人を文句も言わずに受け入れる太っ腹な奥方。これがシリーズの第一章なので、続きも読んでみたいと思います。
読了日:11月27日 著者:諸田玲子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33663184

■五郎丸の生涯
秋田犬「五郎丸」の不思議な生涯。大きな秋田犬を火葬するシーンから始まり、縁して来た人々との関わりを描く。転勤族の夫婦の身勝手さに腹立たしく思い、可愛がられた一家との別れに涙。震災との絡みも不自然なく読めた。関わった人に幸せを与えた「五郎丸」、感動の1冊に!ロクとおじいさんの未来が明るいものでありますように。
読了日:11月26日 著者:三浦明博
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33639852

■ハルさん (ミステリ・フロンティア)
若くして父となり、そして若くして妻を失い男手ひとつで娘ふうちゃんを育てるハルさん。ちょっと頼りない父としっかり者の娘の物語。ほのぼのとして、じんわりと感動する良書です。お勧め!
読了日:11月25日 著者:藤野恵美
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33624172

■星がひとつほしいとの祈り
7編の女性を主人公にした短編集。母と娘の関係を描いたもの。「長良川」が一番好き。「夜明けまで」も良かった。母の立場として読むのと、娘として読むのとでは違った感想になるかもしれない。これはお勧めです。
読了日:11月25日 著者:原田マハ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33617889

■その青の、その先の、
簑島まひるは高校2年生。まだ自分の将来も見えていない普通の女子高生。別の高校に通う彼、亮司には落語家になると言う夢がある。まひるの友人たちも亮司の友人ミナトも、みんないい子で爽やかな青春もの。物語は途中で大きく舵を切り思わぬ展開になり、泣けて泣けて。。でも、ラストが素晴らしくこれは感動しました!一番好きな登場人物はまひるのお父さん、こんなお父さんがいたら娘は真っ直ぐに育って行くでしょう。落語、奥が深いですね。
読了日:11月24日 著者:椰月美智子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33602029

■いちばん長い夜に
シリーズ完結編。あの日を境に芭子と綾香の二人の歩む道も変わって行く。タイトルの「いちばん長い夜に」に納得。作者ご自身があの日に仙台で被災されていたとは、あとがきを読んでまた涙。犯した罪は確かに重いものだが、背負って前を向き歩む人生もある。芭子と南君の未来が明るいものでありますように。
読了日:11月23日 著者:乃南アサ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33567330

■邂逅の森
マタギ松橋富治の生涯を描いた大作。東北の厳しい山の中で熊やアオシシと対峙する峻厳な姿。これは読んで良かった、お勧めです!
読了日:11月23日 著者:熊谷達也
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33556324

■幻想郵便局
狗山の上にある、登天郵便局は、不思議な郵便局。探し物が得意という特技を買われてアルバイトに採用されたアズサと、郵便局員やお客さんとのやり取りが面白い。ファンタジーと謎ときを絡めたような読み心地で、中々面白いと思いました。
読了日:11月21日 著者:堀川アサコ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33530051

■ナイン
野球が大好きでたまらない、たった9人の草野球チーム「ジンルイズ」。野球にまつわるおとぎ話として読めたら楽しいお話。ピッチャーは女性、最高齢の81歳のセカンド、アナウンサー兼プレイヤーのサード、元プロ野球の名バッター、運動神経抜群の大学生など個性豊かな面々が巻き起こす奇跡のストーリー。
読了日:11月21日 著者:川上健一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33521215

■優しい悪魔
ヘビースモーカーの佐和子の禁煙にまつわるお話。私は一度もタバコを吸ったことはないけれど、両親がかなりのスモーカーだった。ダイエットと禁煙の共通点、分かっていても中々やめられない云々。禁煙外来の女医さんは、予想通りの。。まずまず面白く読めた。
読了日:11月20日 著者:垣谷美雨
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33503525

■善人長屋
江戸深川の千七長屋は別名「善人長屋」と呼ばれる。差配の質屋「千鳥屋」を始め店子はみな裏の稼業を持つ。そこに紛れ込んだ根っからの善人「加助」が巻き起こす人助けに絡む連作短編集。期待通りの面白さ、続編も読みます!
読了日:11月19日 著者:西條奈加
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33478098

■千年樹
とある町はずれの小高い神社の境内にそびえ立つクスの巨木と、それを取り巻く人々の時空を超えた物語。いじめっ子の彼があんな風に成長しているし、やったことが明るみに出ないなんて理不尽過ぎてあまり後味が良くない。昭子お祖母ちゃんの話が素敵でそこは良かったのになあ。
読了日:11月18日 著者:荻原浩
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33456801

■DOWN TOWN/ダウン タウン
高校生のショーゴが「ぶろっく」という喫茶店に集まる人たちとのつながりを通して成長して行く物語。小路さんご自身の高校時代もこんな感じだったのかな?サラリと読み終えたけれど、印象は薄いかも。
読了日:11月17日 著者:小路幸也
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33435638

■雪白の月
生真面目な女性編集者奈津子と、営業の若手課長関口の大人の恋。不倫ものだけど、あまり抵抗なく読めた。女の決断は潔く、男の方が引きずってしまうのだろうか?セクハラする大作家、こんな人が書く恋愛小説は読みたくないと思ってしまう。
読了日:11月16日 著者:碧野圭
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33412506

■迷える四姉妹
とある年末の同じ時期を四姉妹それぞれの視点で描かれた連作。実家に住まい続けるニートの四女、性に奔放な三女、不倫相手の後妻として経済的には恵まれた暮らしを営む次女、7年前に恋人を亡くし喪失感から逃れられない長女。自分に一番近いのは誰だろうかと思いながら読んだ。長女の未来が明るそうで読後感は良かった。
読了日:11月16日 著者:中居真麻
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33405601

■イノセントブルー 記憶の旅人
前世の記憶にまつわる物語。殺した記憶を持つ者、殺された記憶を持つ者。才谷梅二郎という謎の男の持つ不思議な力がカギになる。さらりと読めるけれど、あまり印象に残らなさそう。
読了日:11月15日 著者:神永学
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33381550

■恋愛小説
482ページ、正直やっと読み終えました。若い男女の恋物語だけれど、あまりにも奔放過ぎて、世代の違う私には理解不能の世界。今まで読んだ椰月さんの作品の中では最低、ごめんなさい、私には合わない物語でした。
読了日:11月14日 著者:椰月美智子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33361394

■おれたちの約束 (おれのおばさん)
仙台の進学校に進んだ陽介、親友の窮地を救うために隠していた自分の家族の事情を語ることに。陽介の成長とは逆に出所した父の情けなさや弱さが苛立たしかった。震災を絡めた物語になったけれども、それはなくても良かったというのが正直な感想。なくても陽介と友人たちの立場や国籍の違いを乗り越えた友情の物語として感動できる。
読了日:11月13日 著者:佐川光晴
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33336772

■ゼラニウムの庭
人よりもゆっくりと時が流れる人生があったなら…?明治に双子として生まれた豊世と嘉栄。孫のるり子が祖母豊世に聞いた話を記録するという形で、不思議な大叔母嘉栄とその一族のことを綴る。共に生まれた姉を見送り、姪やその娘を見送る。それでもまだ生き続けるという人生は不幸なのだろうなあ。今もこの日本のどこかに古い井戸のある庭を見降ろす館で生き続ける女性がいるのかもしれないと思ってしまう。好みは分かれるかもしれないが、私はこの作品好きです。
読了日:11月12日 著者:大島真寿美
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33327001

■シフォン・リボン・シフォン
田舎の寂れた商店街に開店した、高級ランジェリー専門店「シフォン・リボン・シフォン」。お店のオーナーかなえと、店にお客として現れる人々との関わりを描いた連作短編集。親も完璧な人間ではないということを子供が大人になって気づいて行く。第一話の佐菜子の両親にはやりきれない思いがしたが、かなえのお店でランジェリーと出会えたことで前向きになるのが良かった。
読了日:11月11日 著者:近藤史恵
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33302405

■数えからくり―女錠前師緋名
女錠前師緋名、髪結い甚八がそれぞれ依頼された仕事先で不穏なものを感じる。座敷牢に閉じ込められた姫君が歌う謎の数え唄が、カギになる。物語の内容は重くて少し辛かった。猫の大福が大活躍。
読了日:11月11日 著者:田牧大和
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33296903

■つるかめ助産院
突然の夫の失踪で、二人の思い出の離島を訪れた「まりあ」。そこで出会った助産院の鶴田亀子や助産院を手伝う人々。自分の妊娠に気づき命と向き合う「まりあ」は、自分だけが不幸なのではない、人それぞれに闇や過去を抱えていることに気づく。お産はまさに命のドラマ、リアルな描写に思わず手に汗を…。サミーや小野寺くんが何に悩んでいたのか、曖昧なのが残念だけど、読み心地は良かったです。島の食べ物が全部美味しそう!
読了日:11月10日 著者:小川糸
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33275172

■キャベツ炒めに捧ぐ
惣菜屋で働くアラ還3人組のお話。出てくるお料理はみな美味しそうで、そして3人の個性と人生の来し方がストーリーを彩る。こんなお惣菜屋が近所にあったら良いだろうな。
読了日:11月9日 著者:井上荒野
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33256308

■真夜中の運動会
成績も見た目もぱっとしない高3の布施靖。彼女には頭が上がらず、家庭では祖父の認知症・父のリストラ・母の不倫と受験勉強どころではない日々。イマドキ、こんなにお祖父ちゃんの介護を頑張る子がいたら珍しいかな?彼女玲子の気の強さ、そのわけに納得のラスト。
読了日:11月8日 著者:池永陽
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33244096

■モップの精と二匹のアルマジロ (ジョイ・ノベルス)
モップシリーズの4作目、初めての長編。地味な妻と目が覚めるほど美形な夫、妻から夫の不審な行動を探るように頼まれたキリコと、思わぬ形で二人に関わるようになった大介。タイトル通りの切ない二人の間柄、でも少しは救いのあるラストで良かった。
読了日:11月8日 著者:近藤史恵
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33217076

■モップの魔女は呪文を知ってる (ジョイ・ノベルス)
スポーツクラブ・希少種の猫を入手するためバイトを掛け持ちする女子大生・小児病棟に深夜現れる魔女と新人看護師のお話・妹を殺害してしまった通販会社社長の4編。病院のお話が胸に迫る。
読了日:11月8日 著者:近藤史恵
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33215039

■秋の牢獄
やはり季節感を味わいたいので、本に書かれた日付けにもこだわりたいと思い再読。『秋の牢獄』やっぱりいいわ。藍ちゃん、11月8日を無事に迎えられているといいけど…。
読了日:11月7日 著者:恒川光太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33197149

■モップの精は深夜に現れる (ジョイ・ノベルス)
大介と結婚して、おばあちゃんの介護と家事そして大好きなお掃除の仕事を両立させるキリコ。「悪い芽」「鍵のない扉」「オーバー・ザ・レインボウ」「きみに会いたいと思うこと」の4編。キリコさんを我が家に派遣してほしいと切に思う。面白かったです!
読了日:11月7日 著者:近藤史恵
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33195671

■調律師
熊谷さんの今までのイメージと大きく違う作風に驚いた。ピアノの音を匂いとして感じ取る共感覚を持つ鳴瀬玲司が、様々なピアノとその弾き手と関わってゆく。作者熊谷さんも執筆中に震災を経験され、物語も大きく変わったということだが、私はそれも含め素晴らしい作品だと感じた。
読了日:11月5日 著者:熊谷達也
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33164584

■決壊石奇譚 百年の記憶
石に込められた人の想いを読み取る能力のある少年たちの物語。紫水晶・琥珀・翡翠、負の感情を丸ごと受け継いでしまうのはどれほどの負担になるのだろうか?大いなる友情の物語でもある。三木さん、初読み。
読了日:11月4日 著者:三木笙子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33141981

■幸福トラベラー (一般書)
上野公園に学校新聞の写真を撮影に来た‘小美濃春生’と修学旅行中になぜか単独行動をしている‘行方彩夏’の一日。アヒルバスのデコ&クゥが登場していて嬉しかった。おばあちゃんトリオが良い味出している。面白かった。
読了日:11月3日 著者:山本幸久
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33141701

■赤いカンナではじまる
書店員・出版社の営業・編集者がかかわる短編集。ストリッパーの話しの『美しい丘』と『最後の夏休み』が好き。
読了日:11月2日 著者:はらだみずき
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33141492

■思い出をなくした男
思い出探偵シリーズ。人探しではなく依頼人の思い出に関わるものを探す探偵社のお話。風変わりな医者がメンバーに加わったり、心に傷を持つ佳菜子が活躍したり。ただ由美はあまり好きになれなかった。文章は平易で読みやすいけれど、やや表現が嫌いな部分も。茶川のことを『テカったスキンヘッド』とか。ドラマ化したら面白くなるかも?
読了日:11月1日 著者:鏑木蓮
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33060620


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