すきむブログ

東北地方のとある町での暮らしをつづります。
四季折々の花や野山の風景など。
お菓子や田舎料理のレシピも紹介します。

猫カレンダー

2012-12-28 09:43:20 | 
ここ数年、猫の日めくりカレンダーを愛用してます。

(株)カミンさんの「猫めくり」

一般の愛猫家の投稿写真を日めくりにしてあって、
色んな猫の表情が楽しめて大好きなんですよね~~。

表紙の子も可愛いし、
2枚目のは長女の誕生日の猫!
思わず噴きだすwwww

3枚目は今年の大賞だそうです。


欲を言えば、土日で1枚じゃなくて別々の猫写真が
見たいけどね~。















凍結したテカテカ道路

2012-12-28 09:36:55 | 日々の出来事
今年の冬は寒さが厳しくて、師走のこの時期に
何度も氷点下の気温に。

最初の雪の時は除雪が間に合わずに路面に轍が
出来てボコボコだったけれど、今回はドカンと
積もった割にキレイに除雪してくれたのでOK。

しかーし、この気温で路面はテカテカwww


写真載せてもまっ白で意味不明(爆)

滑り止め付きのブーツで歩いたけれど、数回
ツルリと足を取られましたわ。









田んぼもまっ白。
手前の雪の塊は除雪した雪。
まだまだこの雪の山が高くなっていくんだよね~。










靴のすべり止め

2012-12-11 09:23:46 | 日々の出来事
この前冬用の靴を買い換えましたが、今一つ靴底の
安全性に自信がない…

ツルツルテカテカの冬道を歩くには、安全第一なので
色々検索して、こんなのを見つけて早速お取り寄せ!

北海道のメーカーさん製作ということで、信頼出来る
だろうなってね!





昨日は日中晴れ間も見えたので、早速ブーツに装着し
歩いてみました。

中々の使い心地ですよ!

ただ、過信は出来ませんが。

そう、スタッドレスタイヤを履いて車のスリップが
皆無というわけじゃないのと同じです。


歩いて見かけた風景をパチリ。







スーパーの裏を通ったら、大きなツララが!







冷え込む~

2012-12-10 09:02:35 | 日々の出来事
土曜の朝、キレイに晴れていたのにお昼前ごろから
猛吹雪に。

雪が真横から降ってくるという感じ。





まっ白で視界がほとんどありませんね~。



土日、断続的に降っていた雪、今朝はひとやすみです。

積雪37㎝、今朝の最低気温は-5.3℃。
この地の気候は寒いのが普通だけど、それにしても
お正月明け頃のお天気になってます。


今朝の夜明け写真。
降り積もった雪が、針葉樹の枝に積もっているのを眺め
ると、まるでクリスマスツリーですよね~。

うん、見てるだけならこの風景、良いですよ~wwww

道路、除雪がまだ行き届かなくて、ボコボコ状態。












冬の夜明け

2012-12-08 09:18:25 | 日々の出来事
この土日の天気予報は強い冬型だと。。

山沿いの我が町、大雪の可能性も…

でも、今朝の夜明けの風景は、ホントに雪なんか
降るの~?っていうくらいスッキリと晴れてます。


東の山の方から昇ってくる朝日をながめるこの瞬間
何にも代えがたい美しさだと思いますね~。












根雪になるかな?

2012-12-05 21:09:18 | 日々の出来事
今週のお天気はずっと雪マーク。

今朝目覚めたときは5㎝ほどの積雪。
午前中はずっと降り続いていて、この写真はお昼過ぎ。
雲が厚いので、暗いですねー。

結局10㎝積もったようです。
アメダスの定点観測より。


また数カ月、雪に閉ざされた生活になるのねぇ。

去年買った冬用のブーツ、靴底がかなりすり減っていて
凍結した道を歩くのはちょっと不安なので、買い替え。
余計な出費だわー。

お値段安いだろうから、ゴム長靴を買おうかなって思って
スーパーの売り場を見たんだけど、なんとゴム長のくせに
5900円とか、5500円@@

それはないよなぁ。。
って思ったので、また撥水加工&4㎝防水加工のブーツに
しちゃったわ。



11月の読書記録

2012-12-01 09:13:13 | 読書
11月は旅に出たり、忙しかったけれどどうにか1日1冊達成!

イチオシは、山田宗樹さんの「百年法」上下

人類と不老不死と政治のあり方。
面白さにページをめくる手が止まらず。

あと面白かったのは「グラツィオーソ」山口なお美著

「グラツィオーソ」は名門進学校の弱小吹奏楽部が、吹奏楽の
甲子園「普門館」を目指すストーリー。

それと「よろこびの歌」宮下奈都著
こちらは声楽家を目指し音楽高校を受験して挫折した女の子が
普通の女子高に進学し、クラスの合唱の指揮をして成長して
行くストーリー。

そしてもう1書。
こちらも印象が強かった本。
「楽園のカンヴァス」原田マハ著

アンリ・ルソーの「夢」とそっくりな「夢を見た」という絵の
真贋を見極める、美術館のキュレーターとコレクターの物語。




2012年11月の読書メーター
読んだ本の数:34冊
読んだページ数:11217ページ
ナイス数:1877ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/3670/matome?invite_id=3670

■私のこと、好きだった?
登場人物の誰にも共感出来なくて参った。。特に多恵の言動はいちいち癇に障る。女子アナの世界も実際ありそうなテレビ局内の事情なんかが垣間見えたりしてそれなりに面白かったけど。兼一も学習能力のない男だし、身勝手な男女の羅列でちょっと疲れる読書で終了。
読了日:11月30日 著者:林 真理子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24098735

■はかぼんさん: 空蝉風土記
今までのさださんの作風とちょっと違っていたけれど、これもまた面白くてよかった。科学万能という世の中ではあるけれど、こんな不思議なことが日本のあちこちにあるかもしれないと思わせてくれる。能登の夜神さんのお話と、安曇野の鬼宿の話が好きだ。あと人魚の話も切なかった。
読了日:11月30日 著者:さだ まさし
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24093246

■吾郎とゴロー<br>研修医純情物語 (幻冬舎文庫)
シリーズ第3弾、前2編とは全く違ったものに。エリート研修医吾郎が出会った不思議な患者は、6年前に亡くなった元入院患者。高慢で自己中心的な吾郎の変わってゆく姿が良かった。病院の待合時間で読了。
読了日:11月29日 著者:川渕 圭一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24078081

■推理小説
ドラマ化を念頭にかかれたと思しきストーリー。これはテレビでちょっと見た記憶があるけれど、テレビの方が面白かったかも?続編は読むかどうかは不明だな。。
読了日:11月28日 著者:秦 建日子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24060178

■夜の国のクーパー
トム君というしゃべる猫との出会い。高い壁に囲まれた小さな国と鉄国との戦い。クーパーと呼ばれる杉の木の怪物のようなもの。不思議な世界観だけど、猫のしぐさや生態がよく描かれていて楽しめた。為政者に騙されないように生きなくてはと思ったりした。
読了日:11月27日 著者:伊坂 幸太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24039391

■神の手(下)
安楽死を法制化するために政治家や官僚に取り入り強大な力をつけて行くJAMA。代表新見や政界の長老佐渡原をあやつるセンセイの正体は?人の命を預かる神の手の意味は何なのか、スピーディーな展開で一気に読めた。安楽死についての問題から、医師会とJAMAの対立や政治がらみの問題が多くなってしまったのは残念だったけど、命のあり方に一石を投じた作者の意図には共感出来る。マスコミを使った世論操作とか、本当にありえそうで恐ろしい。医者は人の命を慈しむ存在であってほしいものだ。
読了日:11月26日 著者:久坂部 羊
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24009640

■神の手(上)
安楽死法制化を推進する勢力と、反対派とのせめぎ合い。消化器外科医の白川は21歳の末期がんの患者を安楽死させてしまうが、それぞれの勢力からのアプローチに巻き込まれ混乱して行く。政治家やマスコミを巻き込んで世論を操作して行く手法は現実にもありそうでリアルだ。白川医師はこのあとどうなるのか?下巻へ。
読了日:11月25日 著者:久坂部 羊
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23988944

■おもかげ復元師 (一般書)
故人の面変わりした姿を生前の姿に復元して納棺する「復元納棺師」の手記。見送る遺族の思いと死者との間をつなぐ彼女の姿に何度も涙した。震災後のボランティアの話は辛くて切ないものも多かったけれど、笹原さんの努力と奮闘でどれだけの人が救われたであろうか。これからも笹原さんにはお体に気をつけてご活躍していただきたい。
読了日:11月24日 著者:笹原留似子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23952617

■烏に単は似合わない
若宮のお后選びに選ばれし四家の姫君たち。陰謀や恋心が複雑に絡み合い美貌と才気を競い合う。若宮が不在のまま次々に事件が起きて最後に選ばれるお后は?最後のどんでん返しが面白かった。たまにはこういう世界観のお話もいい。
読了日:11月24日 著者:阿部 智里
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23943232

■猫除け 古道具屋 皆塵堂
曰くつきの古道具が集まる皆塵堂。丑の刻参りをしようと道具一式を皆塵堂で買ったことからそこで居候をすることになった庄三郎と、皆塵堂に集まる曰くつきの品物や面白い面々のお話。猫を傷つけられる話はちょっと痛々しくてじっくり読めなかったけれど、庄三郎が立ち直って元気になって行くのが良かった。太一郎さんと猫の話は面白過ぎる。シリーズ2巻目だったのか~。1巻目も探さなくては。
読了日:11月23日 著者:輪渡 颯介
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23923384

■微笑む人
水難事故に見せかけて妻子を殺害したエリート銀行員仁藤。誰からも「いい人」と思われ、冤罪説まで流布するほど。しかし殺害の証拠が明らかになり、本人も殺害事実を認める。作家である主人公は何故犯人が罪を犯したのかを取材し、本にしようと周辺をさぐる。仁藤の周辺に相次ぐ不審な死。小学生時代の同級生にまでさかのぼってたどり着く真実とは?うーん、途中までのスピード感と期待させる展開とラストとのギャップで今一つすっきり読了出来ず。面白いことは確かだけど。
読了日:11月22日 著者:貫井 徳郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23905290

■ノエル: a story of stories
物語を作ることで望む世界を開いて行く。まさに帯に書かれている通りのチェーン・ストーリー。歳の離れた妹の誕生と大好きなおばあちゃんの病を気に病む莉子のお話「暗がりの子供」がよかった。上の子は、親の愛情を下の子に奪われてしまうって思いがちになるのよね。長女の私も似たような思いをしたこともあったなぁ。
読了日:11月22日 著者:道尾 秀介
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23893573

■完全なる首長竜の日
初読みの作家さん。植物状態になった患者とコミュニケートする医療器具「SCインターフェイス」を通じて自殺未遂を起こした弟と対話をしている少女漫画家の淳美。彼女の周りで次々に起こる不可解な出来事は? 途中で意識不明になっているのは誰なのか、気づいてしまったけれど、結末が気になり一気に読めた。恩田陸さんの「夢違い」とちょっとかさなる部分も感じたりで。でも、このミス大賞受賞の力量は感じました。他の作品も読んでみたい。
読了日:11月21日 著者:乾 緑郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23871691

■再会
子供の頃の苦く切ない思いは、大人になってから分ることも多々ある。6篇の話はみな切なくほろ苦い。一番よかったのは障がいのある弟ユウちゃんの結婚式に「シノケン」と呼んでいた友達を招待しようと奔走する姉、サキちゃんの話『永遠』。無器用な息子と自分の小学生時代を重ね合わせた『チャーリー』も良かった。1話目の『いいものをあげる』と最後の『ロング・ロング・アゴー』のつながりには泣かされた。
読了日:11月20日 著者:重松 清
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23849906

■もういちど生まれる
同世代の人が読んだら、共感を覚えるのでは?大学生や専門学校生、予備校生の日常をのぞかせてもらったという感じ。朝井さんの才能はやはり凄いと思うけど。
読了日:11月19日 著者:朝井 リョウ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23832235

■赤猫異聞
江戸から明治へ、大きく時代が切り替わったその時、江戸小伝馬町の牢獄で近隣の火災から罪人たちを守るため、解き放ちを行った。曰くつきの重罪人繁松、お仙、七の丞は鎮火までの一時の自由を得てそれぞれ命がけの意趣返しに向かう。三人の語りの部分はちょっと読みにくかったが、湛月和尚の証言で、一気に面白くなった。丸山小兵衛が素晴らしい。最後まで読み切って良かった。
読了日:11月18日 著者:浅田 次郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23813259

■残穢
あるマンションに住む人が見てしまったもの。  土地に住む様々なもの。  人が住み続けることの出来ない家。 確かに怖いとは思うけれど、見たものしか信じない私にはあまり恐ろしさは感じなかった。自分の周りには不穏なものの気配を感じることもなく、そういうものには疎いからかも?
読了日:11月17日 著者:小野 不由美
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23778648

■トッカンvs勤労商工会
グー子の成長ぶりがうかがえた。勤商=◎商と脳内で変換されてちょっと笑えた。ジョゼと里見と鏡の三遊間と栃木への愛は笑えるエピソード。ぐー子とお父さんのラストシーンはちょっと泣きそうになった。面白かった!
読了日:11月16日 著者:高殿 円
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23748354

■百年法 下
一気に読み切った。この満足感…。この国の将来を真剣に考えてくれる為政者は居るのだろうか?時あたかも衆議院が解散になるという。いい時に読了出来て良かった。遊佐のような人物がいてくれたら、日本の将来に希望が持てるかも?
読了日:11月15日 著者:山田 宗樹
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23727407

■百年法 上
人類は不老不死の方法を編み出した。HAVIという肉体の若さを永遠に保つという措置。ただしその期限は百年。百年で人間の尊厳がすべて喪失、つまり死を意味するが、自分だけは長生きしたいという人間の欲望が暴走するのか。独裁者牛島大統領と実力者遊佐首相の行く末は?日本の近未来がこうなったとしたら?色々考えさせられながら読了。続いて下巻へ。
読了日:11月14日 著者:山田 宗樹
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23706838

■楽園のカンヴァス
アンリ・ルソーの絵の真贋を見極めるために、謎のコレクターに招かれた早川織江とティム・ブラウン。ルソーと彼の情熱を受け止めたヤドヴィガの物語が素敵で、そのルソーの絵を守るキュレーターの心が素晴らしかった。モダンアートはよく分らないと敬遠していたけれど、食わず嫌いをせずに、本物の絵画を鑑賞したくなる物語。原田マハさん、初読み。他の作も読みたい。
読了日:11月13日 著者:原田 マハ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23677697

■あぽやん (文春文庫)
成田空港で働く旅行会社の社員遠藤慶太。本社の企画部から飛ばされ、不本意ながら仕事をこなす彼の前に次々と旅客のトラブルが発生する。空港の裏側や旅行社の事情など知らない世界を垣間見えて面白かった。パスポートを忘れて親に置き去りにされたムゲンくんの話が良かった。
読了日:11月12日 著者:新野 剛志
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23658673

■るり姉 (双葉文庫)
姉と三人の姪っ子たち、夫の5人を通して描かれるるりという女性。明るく個性的で素敵なこの女性。病気で倒れてしまってどうなるのかしらと思いながら、最後の章で笑顔で読了出来て本当によかった。腐った赤キャベツのような髪のみやこが好き。
読了日:11月12日 著者:椰月 美智子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23658343

■よろこびの歌 (実業之日本社文庫)
音楽高校の入試に失敗して、不本意な進学先の女子高で周りになじめなかった御手洗玲。合唱コンクールの指揮を任されてコーラスの指導をすることでクラスの仲間も玲も変わってゆく。女子高生たちの成長がほほえましくて素敵な物語。
読了日:11月11日 著者:宮下 奈都
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23665113

■サムシングブルー (集英社文庫)
失恋の翌日に高校時代の恋人と親友の結婚式の招待状が届く。心に傷を負った主人公が高校時代の仲間たちと二人へのお祝いを準備して行く過程で、過ごしてきた10年を振り返って立ち直って行く。高校時代の恋の始まりや、体育祭の描写が良かった。青いタペストリーとイラストを見てみたくなった。
読了日:11月11日 著者:飛鳥井 千砂
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23658145

■あなたへ (幻冬舎文庫)
妻を亡くした寡黙な刑務官が、遺言に示された妻の故郷の海へ散骨のために旅をして行く物語。旅の途中で出会う人とのふれあいもよかったが、散骨のシーンが美しかった。
読了日:11月10日 著者:森沢 明夫
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23658012

■桶川ストーカー殺人事件―遺言 (新潮文庫)
週刊誌記者である清水潔氏の桶川事件の取材手記。被害者は何の落ち度もなかったというのに、警察からも助けてもらえず、亡くなった後も名誉を傷つけられたこの事件。犯人へたどり着いたのは、警察よりフォーカスの記者の方が早かったという事実。このような事件を繰り返して欲しくはないと強く思うが、いまだにストーカー殺人は繰り返される。警察よ、もっとしっかりしてくれと言いたい!
読了日:11月9日 著者:清水 潔
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23657860

■グラツィオーソ (アルファポリス文庫)
吹奏楽の甲子園、普門館を目指す弱小吹奏楽部の物語。部内の人間関係、勉強との両立、恋の悩み等々。青春っていいなぁって感動しました。水嶋先生がステキだった。
読了日:11月8日 著者:山口 なお美
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23657731

■幸せの条件
東京の理化学実験ガラスメーカー片山製作所の伝票整理OL梢恵は、バイオエタノール用のコメを作る農家を探してこいという社長の命令で、長野県の農村へ赴く。農協の職員に紹介された農家を訪ねて、ことごとく玄関払いをされるが、一から農業を学ぶという目的で大規模農業法人「あぐもぐ」で働くことに。農業の素人が食の未来を考えながら働く姿は感動もの。震災後の農業のあり方やエネルギー問題を絡めて面白く読めた。梢恵の本当の居場所が見つかって良かった。
読了日:11月6日 著者:誉田 哲也
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23510661

■白ゆき姫殺人事件
うわぁ…相変わらずの湊かなえワールド。。通販で人気沸騰中の白ゆき石鹸を販売する会社の美人OLが悲惨な事件で殺害され、同僚の一人が雑誌の契約ライターの男に情報を漏らす。SNを通じたつぶやきや、無責任な週刊誌の報道がなされて、犯人と名指しされたOLは本当に白雪姫を殺害したのか?湊さんは女の嫌な部分を描かせたら一流。でも、読後の満足感とか感動を味わいたい時は避けたいかも。
読了日:11月5日 著者:湊 かなえ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23480349

■無菌病棟より愛をこめて
大変な病に侵されながらも、闘病記録はユーモアに満ち、時折クスリと笑わせていただき、また妻として母として娘としての加納さんの思いに涙して。加納さんの周りのみなさんの暖かさやとまどいも垣間見えて。弟さんのドナー日記も素晴らしかった。どうか、これからもお体をいたわりつつ、素敵な著作を発表して下さることを祈ります。
読了日:11月4日 著者:加納 朋子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23453494

■ふり返るなドクター―研修医純情物語 (幻冬舎文庫)
大学病院の研修医の物語第2弾。第3弾も手元にあるので読むけれど、さらっと流し読みしてあまり印象に残っていない本になりそう。次は瀬戸先生との新しい病院での話になるのか?
読了日:11月3日 著者:川渕 圭一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23434643

■悪党 (角川文庫)
元警察官の探偵佐伯修一は、所長の命令で「犯罪加害者の追跡調査」に取り組むことになる。佐伯自身が姉を殺害された犯罪被害者遺族でもある。加害者と被害者遺族と対面する中で、佐伯は姉を殺した犯人を追うことになる。刑期を終えて社会に出ている犯人たちはどういう生活を送り、まっとうな人生を歩んでいるのか?薬丸さんの本はいつもながら読み応えがある。この作も忘れられない一書になった。ラストに希望が見えたのも良かった。
読了日:11月3日 著者:薬丸 岳
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23434288

■虚報
新聞社の内情がよく描かれていると思ったら、堂場さんはもと新聞社勤務と。なるほどと納得。東日新聞の長野支局から本社へ移動してきた長妻が一匹オオカミ的な先輩市川の指示で取材に奔走する。自殺を唆すサイトを運営していたとされる大学教授を追い、関係者を追う。スクープを追うあまり、周りが見えなくなることってあるのかな。面白かったとは言い難いけれど、考えさせられる内容ではありました。
読了日:11月1日 著者:堂場 瞬一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23401552


▼読書メーター
http://book.akahoshitakuya.com/