すきむブログ

東北地方のとある町での暮らしをつづります。
四季折々の花や野山の風景など。
お菓子や田舎料理のレシピも紹介します。

苺のジョイフル

2014-04-10 19:38:31 | 食べ歩き
歩くと何か美味しいもの、特に甘くて冷たいのが
食べたくなる…

だから私は痩せられぬ。。


昨日、エスパルの「レ・フィーユ カフェ」にて
頂きました。
苺を使ったミニパフェ、苺のジョイフル。

ここは萩の月で有名な菓匠三全さんの系列店。
仙台ロールなど、クリーム系のお菓子とかマドレーヌ
なども販売しています。


美味しかった~~!








伊達家三代廟所「瑞鳳殿」と榴ヶ岡公園

2014-04-10 12:25:10 | 花と緑
昨日の続き。

道に迷いそうになりながら、広瀬川の対岸の緑の小高い
ところを、あれが「瑞鳳殿」だろうなって目当てをつけ
どんどん歩いて、何とか目的地に到着。


そして、すぐに行けるだろうと思った私をせせら笑うか
のような…
そう、急な坂道&石段で!

でも、せっかくここまでたどり着いたんだし、取りあえず
登ってみようと足を踏み出しました。














入口まで行って、入場料金550円…!
まぁ、取りあえず場所の確認が出来たからヨシということで
昨日はそのまま戻りました。

帰り道は迷わないように、晩翠通り、青葉通りを経て駅前へ。

地図にたよらず記憶だけで歩いたので、昨日は思わぬ歩行距離。

駅前からまた自転車に乗り、桜の名所榴ヶ岡公園へ。
ここは桜の種類も色々。
ソメイヨシノはまだ3分咲きまで行くか行かないか。
サトザクラは堅いつぼみ。
でも枝垂れ桜は早々と満開になっているものも。

模擬店もズラリと。
今度の週末はにぎわいそうですね。
















桜の名所

2014-04-09 19:13:50 | 花と緑
市内の桜も一気に開き始めています。

今日はお天気も良く、風も穏やかだったので自転車で
駅前の図書館へ。

途中下車、あはは、自転車ですけど。
陸奥国分寺の薬師堂の桜も、3分咲きくらい?












足元のスミレも可愛いです!





自転車を走らせ、楽天スタジアムを右手に見て宮城野通りへ。
すると、1軒の民家のお庭に満開のミモザ!

黄色が鮮やかで、これもまた良いですね~。





図書館で用事を済ませ、駅を突っ切り西の方へ。
少し方向転換して、広瀬川沿いを。
ハナニラ、オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ?、小さい花々も良いですね~。












桜の季節に

2014-04-08 14:24:41 | 花と緑
みちのくにも、桜の季節がやってきました!

昨日、気象台が桜の開花を宣言したと。


我が家のすぐ近くにあるソメイヨシノの大木はまだ1分咲き程度。
今日も気温は上がっているけれど、風が強いですね。
自転車で桜の名所へ行ってみようかと思えど、風速7メートルの
気象情報を見ちゃうと諦めざるを得ません。

図書館に行くと、すぐわきの桜はキレイに咲いていて、こちらの
桜はおそらく江戸彼岸桜かと。
小ぶりでお花はピンクの色がやや強め。

すぐ手前には白梅も咲き誇り、桜と梅の競演。
これは東北ならではですよね。


















病院の駐車場には辛夷の花が。
まっ白くてこちらもキレイでしたね。







駅付近からの眺望

2014-04-04 21:23:21 | 日々の出来事
仙台駅のすぐ隣にある「アエル」というビル。

商業施設やオフィスが入っている複合ビルです。

このビル、31階に展望台があり、無料で上がって見学が
出来るんです。

先週の土曜日、お天気も良かったのでちょっと行ってみま
した。

駅の東側方面を見降ろすと、旧エックス橋。
ここは現在拡幅工事中。
道幅が広くなって、広瀬通りから一気に駅の東側へアクセス
出来るようになるんですって。

空気の澄んでいる日なら、海まで見えるんだけど、この日は
春らしいもやっとした日だったので良く見えませんね。










駅の西側は名だたる繁華街。

真下に見えるのはクリスロードや名掛丁のアーケード。

はるか遠くには泉ヶ岳も雪を頂いた姿で望めました。









3月の読書記録その2

2014-04-01 13:16:27 | 読書
先月は47冊読了。
感想文もその分多くなって、文字数がオーバーしたので、読書記録も
2回に分けました。

月の前半に読んだ分の記録です。




歩いても歩いても歩いても歩いても感想
再読。しかし以前読んだ記憶が全くなかったことに驚く。家族とは難しく、特に親に対する想いというものは、ひと言では語りつくせない。父を亡くした今読んでみて、ストンと心に落ちる文章が沢山あったことに気づく。良い時期に読み返せたことに感謝です。
読了日:3月10日 著者:是枝裕和
紙コップのオリオン紙コップのオリオン感想
市川さん、初読み。母親がいきなり家を出て、やんちゃな妹と血のつながらない父と3人で暮らすことになった中2の「論里」。創立20周年行事の実行委員になり、キャンドルナイトをやることに。母のとった行動には、最後まで納得いかない私ですが、論里の成長ぶりが読んでいて清々しく感じました。ましろという名前、素敵だと思います!
読了日:3月10日 著者:市川朔久子
にわか大根 猿若町捕物帳にわか大根 猿若町捕物帳感想
近藤さんの江戸物は初読みです。三十過ぎの独身の同心玉島千蔭が痴情のもつれに絡んだ殺人事件を追う連作中編。男女の機微には疎い千蔭が何となく面白く、吉原の梅ヶ枝や女形の巴之丞など脇を固める人物も中々魅力的。シリーズ3作目らしいので、さかのぼって前作も読みたいと思います。
読了日:3月10日 著者:近藤史恵
優しい死神の飼い方優しい死神の飼い方感想
丘の上に建つ、古い洋館を改装したホスピス。そこに現れた1匹のゴールデンレトリバー。レオの口調が何ともユーモラスでやや時代錯誤というのが良かったですね。そうか、死神は本当は◎◎だったのね。
読了日:3月9日 著者:知念実希人
川の光2 - タミーを救え!川の光2 - タミーを救え!感想
悪質動物販売業者ツヨシとマモルに囚われた、ゴールデンレトリバーの「タミー」救出大作戦。大東京の西から東へ様々な困難を乗り越え、知恵と勇気を持って戦う犬、ネズミ、スズメ、クマタカ。彼らの友情は素敵です!新聞連載時も楽しく読みましたが、一気に読めて幸せ。外伝もあるということなので、そちらも読んでみたいですね。
読了日:3月8日 著者:松浦寿輝
ブラックボックスブラックボックス感想
便利だから、キレイだから、安全らしいから…。私もつい手軽なものに手を伸ばしたくなるけれど、この本を読むとパック詰めされたカット野菜は怖くて食べられなくなりそう。カットされていなくても、スーパーに置いてある葉物野菜は工場のような場所で作られているものも多いわけだし。食の安全について深く考えさせられる1冊ですね。
読了日:3月7日 著者:篠田節子
14歳のノクターン (teens’hert selections)14歳のノクターン (teens’hert selections)感想
初めての作家さん。昭和30年代の中期、東京オリンピックを前に高度成長の始まった東京の小田急線沿線の私学の中等部に通う14歳の少女たちの物語。携帯もPCもないこの時代、少女たちの悩みはいつの世も変わらない。児童書コーナーで見つけて読了。思春期前半の少女たちにお勧めですね。
読了日:3月6日 著者:さとうまきこ
引き出しの中の家 (ノベルズ・エクスプレス)引き出しの中の家 (ノベルズ・エクスプレス)感想
「花明り」という小さな人と、瑠璃という虫よりも小さい小鳥。花明りの住まうところは美しい花が咲き、人々に幸せをもたらすと言う。七重さんと独楽子さん、薫ちゃんと桜子ちゃん、世代を超えたつながりがとても素晴らしく、良い読書の時間を持つことが出来ました。アリエッティやコロボックルを連想出来たり、お花の周りで良い香りがすると、花明りを思い出しそうです。
読了日:3月6日 著者:朽木祥
鉄童の旅鉄童の旅感想
かつて「鉄童」と呼ばれた少年がいた。その子供は成長し、列車の車両を検査する職業に就くことになる。彼には幼い日の記憶がない。その事実を知るための長い長い旅路、鉄道好きなら間違いなく楽しめる1冊だと思います。
読了日:3月5日 著者:佐川光晴
雉猫心中雉猫心中感想
猫、というタイトルにつられて読みましたが、正直不快感でいっぱい…。やっと読み終えました。私には理解不能な世界でした。不倫ものはやはり苦手です。
読了日:3月5日 著者:井上荒野
GO! GO! アリゲーターズGO! GO! アリゲーターズ感想
地方都市の独立リーグ球団「アリゲーターズ」の球団職員兼マスコットのアリーちゃんに扮するシングルマザー茜の奮戦記。個性豊かな選手やGM、監督やオーナーも良い人ぞろい。これもお仕事小説ジャンルになると思いますが、やはり安定の面白さでした。
読了日:3月5日 著者:山本幸久
身をつくし 清四郎よろづ屋始末身をつくし 清四郎よろづ屋始末感想
よろづ屋清四郎、元南町奉行所筆頭与力の彼の元に持ち込まれる様々な困りごと。これ、シリーズ化希望です。田牧さん、期待を裏切らない面白さ!
読了日:3月4日 著者:田牧大和
猿の悲しみ猿の悲しみ感想
風町サエは、とある弁護士事務所の調査員。表の雑務も裏の仕事も請け負う。彼女の生きるよすがは、16歳で産んだ一人息子の聖也。うーーん、何だかスッキリしない結末で不完全燃焼な読書でした。残念!
読了日:3月3日 著者:樋口有介
くるくるコンパス (一般書)くるくるコンパス (一般書)感想
修学旅行を抜けだして、転校した女子生徒の家をたずねようと計画した男子中学生3人組。大阪駅で迷子になりかけ、不良に恐喝されそうになり、ようやくたどり着いた彼女の家は留守。そしてその場所で待っていたものは?ゴリ先生が素敵で良かった!3人のその後は修学旅行がきっかけになったという、ちょっと胸の熱くなる物語です。
読了日:3月2日 著者:越谷オサム
聖夜 ― School and Music聖夜 ― School and Music感想
オルガン奏者の高校生の物語。牧師の父とピアノ・オルガンの奏者の母の間に生まれた一哉。信仰への疑問、両親への不信、様々なことを乗り越えて、オルガン部の友と奏でる聖夜の音楽。『このオルガンが弾けてよかった。このオルガンを聴けてよかった。この曲をやってよかった。』この本を読むと、パイプオルガンの音色を聴いてみたくなります。
読了日:3月2日 著者:佐藤多佳子
彼女の時効彼女の時効感想
夫をひき逃げ事故で失った久子は、命日に彼の好きな野の花を供えに事故現場を訪れる。そこで出会ったのは17年前に殺された政子。彼女の姿は久子にしか見ることが出来ない。罪を犯して逃げている人を許せるかどうか、奇しくもこの二人の女性に関わった犯人の現在の状況は悲惨なものになってしまっている。「罪を償う機会を与えられない限り、罪を犯した人間自身が救われない」このことを作者は訴えたかったのでしょうね。
読了日:3月2日 著者:新津きよみ
パパは今日、運動会パパは今日、運動会感想
楽しく読了。カキツバタ文具の社内運動会、日頃会社で見せる顔とは違う一面が垣間見えるイベント。高城母、まるで四次元ポケットのようで笑わせてもらえました。気分転換に良い1冊です。
読了日:3月2日 著者:山本幸久
生存者ゼロ (『このミス』大賞シリーズ)生存者ゼロ (『このミス』大賞シリーズ)感想
あぁ、こんなに苦戦した本は久々です…。人類を襲う恐怖の正体が明らかになってからは、どんどん読み進めることが出来ましたが。この国を引っ張る政治家の資質が問われると言うことと、能力があるのに報われない研究者が哀れだったと言う感想でおしまいです。
読了日:3月1日 著者:安生正

読書メーター

3月の読書記録その1

2014-04-01 12:49:06 | 読書
3月もせっせと図書館に通いました。

限度いっぱい予約して、限度いっぱい借りてくるので、〆切り
に追われるように読み飛ばすこともあって、そこは反省


3月は印象に残る本が多々ありました。


さだまさしさんの「風に立つライオン」
篠田節子さんの「ブラックボックス」

あと、児童書のジャンルですが、市川朔久子さんの
「紙コップのオリオン」「よるの美容院」も良かったです。

あと、これぞエンタメっていうジャンルでは
恒川光太郎さんの「金色機械」
これ、ホントに面白かったですよー!





2014年3月の読書メーター
読んだ本の数:47冊
読んだページ数:15315ページ
ナイス数:4253ナイス

野川野川感想
両親の離婚で2学期から都下の野川の崖地にある中学校に転校してきた「井上音和」。自然豊かな野川の風景、教師河井の語る様々なこと、新聞部と伝書鳩。春生まれの若い鳩「コマメ」とともに少しずつ成長する音和が愛おしくてたまらなかった。じんわりと感動をする良書だと思います。
読了日:3月31日 著者:長野まゆみ
幻夏 (単行本)幻夏 (単行本)感想
夏休みに友達になった小6小3の兄弟と、同じく小6の男の子。新学期が始まってすぐに兄弟の兄、尚が行方不明になる。23年の時を経て兄弟の母親から一人の探偵が行方不明になった尚の捜索を依頼され、そこから物語が動いて行く。背景には、切ない冤罪事件が。警察、検察、裁判官、寄ってたかって冤罪者を作るような現状はあってはならないと思いました。袴田さんが48年に渡る牢獄から出られたタイミングで読めて良かったです。太田さん、初読み。もっと他の作品も読みたくなりました。
読了日:3月31日 著者:太田愛
蛍の森蛍の森感想
石井さん、初読み。60年前にあった激しい差別と人権蹂躙、悲劇の連鎖が現代の日本にまで続いていた。とても重い物語ではあるけれど、こうしたことから目をそらしてはいけないと思いました。最後の数ページで明かされた事実、涙々で読了しました。
読了日:3月31日 著者:石井光太
海と月の迷路海と月の迷路感想
読み応えがありました。N県警の警察学校校長まで勤めた荒巻が、定年退職を迎えたその時に語った、若き日の事件。端島=作中ではH島とされ、炭鉱の島として栄えた軍艦島。その町で起きた陰惨な事件を駆け出しの派出所巡査の荒巻が追いかけた顛末。島の人間関係、鉱山会社の職員、鉱夫、組夫の上下関係。狭い島に5000人の人口、生活はお互いを知り尽くしているその中で何故事件が起きたのか。さすが大沢さん、一気に読ませてもらいました。
読了日:3月29日 著者:大沢在昌
追憶の夜想曲追憶の夜想曲感想
御子柴弁護士シリーズ第2弾。高額な報酬と引き換えに弁護を行うという評判の御子柴が、お金のためではなく、夫殺しの妻の弁護を引き受ける…。岬検事との息詰まる法廷劇と、過去の…。禍々しい犯行シーンは読んでいて気分は良くありませんが一気に読ませる筆力はさすがだと思います。さて、御子柴さん、これからどうなるのでしょうか?
読了日:3月28日 著者:中山七里
空色メモリ空色メモリ感想
地味な文芸部のさえない男子の青春物語。楽しかったです!
読了日:3月26日 著者:越谷オサム
よるの美容院よるの美容院感想
ひるま美容院を営むナオコ先生の素敵な手で、私もシャンプーをしてもらいたくなりました。声を出せなくなったまゆ子の成長と、それを見守り寄りそう素敵な大人や友達。児童書ですが大人も読んで欲しいですね。
読了日:3月25日 著者:市川朔久子
金色機械金色機械感想
あー、面白かったです!これぞ、読書の醍醐味。人里離れた山奥に住む金色様。彼はどこからやって来て、どこへ行くのでしょうか?本当に奥山の人の分け入ることの難しいところに、極楽園いや、鬼御殿があったのかも知れませんね。
読了日:3月25日 著者:恒川光太郎
等伯 〈下〉等伯 〈下〉感想
狩野派との熾烈な争い、権力者の横暴さ、それに付随する権謀術数。様々なものに翻弄されながらも絵師としての高みを目指す等伯。気迫のこもった松林図屏風を書きあげる場面は息がとまるほどの感動でした。
読了日:3月24日 著者:安部龍太郎
等伯 〈上〉等伯 〈上〉感想
時の権力者に翻弄された長谷川信春(等伯)の前半生。能登七尾を追われ、妻子とともに苦労を続けるその暮らしぶり。一流の絵師としての記述は下巻で明らかになるのかな?中々苦戦しましたがようやく読了。下巻にて感想をまとめたいと思います。
読了日:3月23日 著者:安部龍太郎
せきれい荘のタマルせきれい荘のタマル感想
大学入学と同時に入居したアパートせきれい荘の隣人は、田丸大介=タマル。熱くてお人好しで、強引なこの男。最初は寿史同様にこんな男は迷惑だなあと思って読み進めていたら、グングン彼の魅力に惹き付けられます。タマルくんの興奮した時の新潟弁が面白かったです!
読了日:3月22日 著者:越谷オサム
チョコレートの町チョコレートの町感想
故郷が嫌いで高校卒業と同時に町を飛び出した「早瀬遼」。トラブルの後始末のためにいきなり実家のある町の支店に出向くことに。チョコレート工場のある地方都市の閉塞感、同級生たちの考え方、両親や兄との関わり。1ヶ月半を過ごして東京(川崎)へ戻ることになった遼の胸の中は、きっと今までとは違った故郷への思いでいっぱいだったでしょうね。上司、吉村さんが素敵でした。大きな事件が起きるわけではないけれど、読み心地の良い1冊です。
読了日:3月21日 著者:飛鳥井千砂
風に立つライオン風に立つライオン感想
ケニアと南スーダンの紛争地帯の病院で働く日本人医師「島田航一郎」と少年兵だった「ンドゥング」の出会い。時を経て震災直後の石巻で「ンドゥング」が見て感じたこと。涙なくして読めませんでした。久しぶりに聴いた「風に立つライオン」、やはり名曲ですね。これは、お勧めです。
読了日:3月21日 著者:さだまさし
昭和の犬昭和の犬感想
昭和33年生まれの「イク」の半生記と言えるのかな?犬たちと猫、そしてシベリア抑留から10年を経て復員した父と、教員としての矜持を強く持つ母との間に育ち、家族的には恵まれたとは言えないその生き方。本人は「私の人生は恵まれていた」と語っているけれど、切ない物語でした。姫野さんの作品としては「リアルシンデレラ」の方が好きです…。
読了日:3月20日 著者:姫野カオルコ
シリウスの道シリウスの道感想
祐介・勝哉・明子、3人の幼なじみの25年前の出来ごとと、38歳になった祐介の広告代理店での仕事。どういうつながりになるのかとどんどん読み進めました。新宿のバーのマスター朝井さん、あの朝井さんだったのか…。もう、藤原さんの新作を読めないと思うと残念です。。
読了日:3月19日 著者:藤原伊織
緑ヶ丘小学校大運動会緑ヶ丘小学校大運動会感想
6年生のマサルは運動会当日の朝、優勝杯の中に隠されたビーズ細工のピルケースを見つけてしまう。タイトルから想像した楽しい小学校の運動会ではなく、ミステリーでした。登場人物が多くて少し混乱したけれど、一気に読了。イマドキの小学校運動会事情やPTA事情なども絡め、中々考えさせられる内容です。
読了日:3月18日 著者:森谷明子
星火瞬く星火瞬く感想
シーボルトが2度目の来日をした折に同行した息子アレキサンダーを通して描かれる幕末の日本。歴史上の有名人が多々登場して、面白く読めました。ロシアの革命家バクーニンのことが主に語られていたけれど、父シーボルトのことをもう少し読みたかったですね。
読了日:3月18日 著者:葉室麟
三日間の相棒三日間の相棒感想
正体不明の新宿からやって来た探偵と、元県警捜査一課の刑事で左遷され所轄の警察署の会計係の男が、埼玉の田舎町で6年前のホスト殺害事件の真相を追う。このコンビ、正反対のキャラクターで面白いのでしょうが、何だか中途半端な感じがして読み心地は今一つ。残念!
読了日:3月17日 著者:永瀬隼介
チェンジングチェンジング感想
小学校5年生の大夢(タイム)が、大好きな本と大切な友達、料理を作ることを通していじめのあるクラスを立て直していく物語。児童書ですが、大人にもうったえる部分が沢山ありました。小学校中学年以上のお子さんをお持ちの皆さん、親子で読まれたら良いと思いますよ。
読了日:3月16日 著者:吉富多美
帝王、死すべし帝王、死すべし感想
息子の日記を盗み見て、いじめがあるのではと、妻にも相談しないで学校に乗りこむ父。日記の中に記されたいじめの首謀者「帝王」は誰?ラストの展開に驚愕、久しぶりに折原ワールドを堪能させてもらいました。面白かった!
読了日:3月16日 著者:折原一
虹色の皿虹色の皿感想
大阪のあべのにある調理師学校を卒業し、神戸の一流フレンチの店に就職して頑張る「小西比呂」。まあ、作者の体験を元に書かれた物語なのでしょうが、あまりにもこの主人公のキャラクターがいい加減で、好きになれず。。残念!
読了日:3月15日 著者:拓未司
花鳥の夢花鳥の夢感想
室町時代末期、戦国、安土桃山の時代を生きた絵師「狩野永徳」。絵師としての才気あふれる姿と、才能の劣る父への思い、ライバル長谷川等伯への嫉妬。読み応えのある1冊でした。山本さんに謹んで合掌。
読了日:3月15日 著者:山本兼一
冬虫夏草冬虫夏草感想
この世界観は何とも言えぬ雰囲気があり大好きです。綿貫征四郎が愛犬ゴローを探しに家を出る。イワナや河童、そして様々な植物。ゴローは何の役目を果たしていたのかしら?
読了日:3月14日 著者:梨木香歩
検察者検察者感想
検察審査会とは、不起訴処分になった事件を起訴相当か不起訴かを審議するもの。企業の管理職のためのセミナーで、しごきによるものと見られた死亡事件が起き不起訴となった事件を、この審査会で取り上げるようにと依頼された一人の女性。しごき事件と、一人の男の殺人事件がつながって行くプロセス、中々読み応えがあり面白かったです。小杉さんの法廷ものは良いですね~。
読了日:3月14日 著者:小杉健治
小説 友情無限  孫文を支えた日本男児小説 友情無限 孫文を支えた日本男児感想
壮大な日中の近代史とも言うべき本。中国の民衆を救おうとした「孫文」と、彼を支援した日本人実業家「梅屋庄吉」。彼らがもう少し長く生きていたならば、あの悲惨な日中戦争も起きていなかったかもしれない。孫文の生前最後の神戸での講演『欧米は物質文明中心で、武力を持ってアジアを支配しようとした。それを覇道という。アジアは仁義と道徳をもとに、人を圧迫しない文化、それを王道という』という趣旨。これには感動した。結局日本も軍部が実権を握り覇道を持って中国を支配しようとしたことで孫文の理想も叶わず。意義ある読書。
読了日:3月13日 著者:井沢元彦
マタタビ潔子の猫魂(ねこだま) (ダ・ヴィンチブックス)マタタビ潔子の猫魂(ねこだま) (ダ・ヴィンチブックス)感想
田万川潔子は冴えない派遣OL。飼い猫メロは潔子が放つ負のパワーを受け止め猫魂となり憑依する。憑き物退治のお話は、鬼ヒトデ、アライグマ、西洋タンポポ、フェレットと多様で興味深い。狸とのバトルが笑えて面白かった!朱野さん2作目。
読了日:3月12日 著者:朱野帰子
快挙快挙感想
小説家を目指す「俊彦」と、それを支える妻の「みすみ」。その道のりは平たんではなく、俊彦の作家デビューは中々実現しない。夫婦の間にも病があったり、迷いがあったり。最後のページが素晴らしく、読み始めはやや苦戦したけれど、いい読後感でした。私にとっての「快挙」は何でしょうか。。
読了日:3月12日 著者:白石一文
家族収容所―「妻」という謎家族収容所―「妻」という謎感想
うーーん・・・。この方の文章、私には少し合わないようです。もし、私が家族に問題が起こってカウンセリングを受けるような事態になったら、この方を相談相手にはしたくないかもと思ってしまいました。
読了日:3月11日 著者:信田さよ子
光のうつしえ 廣島 ヒロシマ 広島光のうつしえ 廣島 ヒロシマ 広島感想
ずっと忘れないで伝えていくこと。読友さんの感想から出会えた素晴らしい1冊でした。語り継ぐこと、耳を傾けること、その大切さが身にしみました。
読了日:3月11日 著者:朽木祥
歩いても歩いても歩いても歩いても感想
再読。しかし以前読んだ記憶が全くなかったことに驚く。家族とは難しく、特に親に対する想いというものは、ひと言では語りつくせない。父を亡くした今読んでみて、ストンと心に落ちる文章が沢山あったことに気づく。良い時期に読み返せたことに感謝です。
読了日:3月10日 著者: -->