すきむブログ

東北地方のとある町での暮らしをつづります。
四季折々の花や野山の風景など。
お菓子や田舎料理のレシピも紹介します。

北海道をあとにして

2013-08-25 19:33:25 | 旅日記
楽しかった三泊四日の北海道の旅を終え、いよいよ仙台に向けて
出発です。

帰りのフェリーは「きたかみ」
この船は、太平洋フェリーの中でも一番のベテランw

全長192.5メートル
幅  27  メートル
旅客定員は781名、トラック176台、乗用車150台

やはり大きいですよね~。
まるで大きなビルのようです。





帰りも1等船室。
この船の2人定員の客室は、2段ベッドです。











シャワーとトイレ、洗面台も完備




私たちの部屋は最前部に位置していて、窓からは船の先端が!




こんな注意書きがあって、夜はカーテンを開けてはいけないと。





船内のラウンジはやはり素敵な階段とシャンデリア。








仙台⇒苫小牧のときは、朝陽を見たいと思ったのにあいにくの
雨で日の出を見られなかったけれど、帰りは晴れてバッチリ。
5時10分過ぎくらいの画像です。








この時刻は岩手県のトドヶ岬沖を航行中とのこと。


そして7時40分過ぎには、宮城県石巻は金崋山沖を通過。
いつもより30分早い通過だそうです。







最上階デッキに出ると、大きな煙突?
ちょっと突っ張り君のリーゼントを想像しちゃったりしてww




最後尾から船の航跡をながめる。



時速およそ40キロで航行するというので、デッキの上は風が
強いのです。








苫小牧を前日の19時に出港し、予定では10時着でしたが
この日は航行が順調で、9時半に仙台港に到着。
およそ15時間の船旅、乗り物酔いする私は、実のところ船に
乗るのは少し心細かったけれども、大揺れすることもなく平気!

またいつか、船の旅を楽しみたいと思いましたよ~。


北海道への旅 その10 釧路から苫小牧へ

2013-08-25 15:16:59 | 旅日記
北海道は最終日、この日は主に移動だけで終了。

欲張って、あれこれ調べて立ち寄ってみたい場所もあった
のだけど、いかんせん帰りのフェリーに遅れるわけに行かず。

苫小牧を目指してひたすら走るのみ。


朝は素晴らしい晴天。
太平洋岸を白糠町から帯広方面を目指す。

最初の休憩ポイントは、道の駅「恋問海岸」
何か言われがあるのでしょうね、なんとも素敵なネーミング。

20㎞も続く、美しい海岸線。










車中から見上げる青空は、ホントに美しい。













こんなにキレイな空なんだけど、西の方角にはなにやら不穏な
黒い雲。
雲から地上には真っ直ぐに落ちている雨らしいものが。
これが、ゲリラ豪雨と呼ばれるような局地的な大雨なんでしょうね…。


道東道の「十勝平原SA]で休憩。
この道東道は、まだ開通したばかりらしく、SAとは名ばかりの小さな
PAでしたww
テントでご当地の豚丼やソフトクリームを販売していたので、せっかく
の十勝、小豆ソフトを食べました!

美味しかったけどね、残念なのは日陰が少ないことと、ニオイ…
周辺の牧場からのニオイだと思うんだけど、これちゃんとした建物が
あったら良いのになあ。




道東道から道央道のジャンクションを抜け、苫小牧へ向かうと空は真っ暗
ものすごい勢いで雨!
この旅行中で一番激しい雨に遭遇。
車の中でよかった!

苫小牧について、まだ時間にゆとりがあるのでひと休み。
道の駅「ウトナイ湖」

こちらもラムサール条約で指定された、野鳥の飛来地。
北海道は野鳥の楽園、たくさんありますね~。













千歳の空港がほど近いので、空を飛ぶ飛行機がひんぱんに。





ここでもお約束のソフトクリーム!
ハスカップのミックスソフトです~。




ダンナがあきれていました。
そんなに食べるの?ってね。

えぇ、そうですよ。ソフトクリームは飲み物だもんね~wwww


苫小牧のフェリー乗り場見つけました。

とまチョップ!

可愛いね~。








さて、あとは船に乗り込むだけだ。

3泊4日、ありがとう北海道!





北海道への旅 その9 摩周湖・釧路湿原

2013-08-25 08:31:34 | 旅日記
濃い海霧の知床羅臼をあとに、摩周湖へ向かいます。

ルートはナビの指示通り、ひたすら標津町、中標津町の
牧場の間の直線道路を走る走る。
ナビの地図が示す路線は真っ直ぐ!
5キロから7キロは続く直線道路、とにかく想像を絶する
道路事情です。
信号もほぼない、ここは高速道路かって勘違いしそうなww








のんびりと草を食む、牛さんたち。
別の牧場には羊の群れも。

最近はサイロのある牧場、少なくなったようですね。
たまたま見かけたので、写真撮ってみました。







中標津町の養老牛という地区を通りかかると、山肌に牛の文字!







車は順調に走り、標津摩周道路を走る走る。
いよいよ摩周湖だ!
期待に胸をふくらませて駐車場に降り立つと…

あれれ? なんだか予想していたよりも寂しい場所だなぁって
看板を確認すると、そこは「裏摩周」!
あはは、ナビへ打ち込むときによく確認しないで突っ走ってきて
誘導されたのは「裏摩周展望台」でした(爆)

お天気もどんよりした曇り空で、まさに『霧の摩周湖』











摩周湖第一展望台というところが、メインの観光スポットだった
らしいけれど、そちらに回るとかなりの遠回りになるし、欲張って
「阿寒湖」もと思いつつも、そちらも今回は諦めて釧路湿原を目指す
ことに相成りました。


車を走らせることしばし、ここでうれしい出会い!
車道の脇をトコトコとあるく、「キタキツネ」!
わぁ、とうとう本物に出会えたよ~~♪

道路わきの標識には「動物注意」のエゾシカのマークをたくさん見て
いたけれど、この旅の途中では一度も会わなかったし、キタキツネを
見かけることが出来てラッキーでしたね。

釧路湿原に着いたのは3時過ぎ、相変わらずの曇り空。
雨が降って来ないだけでも良しとしないとね。







資料館、有料ということなので外観だけ!


900mという表示だけ見て、展望台へ向かいます。
うっそうとした林の中は木道が整備されていて、森林浴気分。








吊り橋、少し揺れます。
なにより閉口したのが、ヤブ蚊の猛攻撃で。













私たちが歩いたのは、駐車場から反時計回りのルート。
歩き始めてどんどん下へ。
あちゃー、これ、下ったということは帰りはかなりキツイ上りだなぁ
とおそれおののき(笑)歩くことしばし、やっと展望台に!




広がる釧路湿原、涼しい風を体に感じつつゆっくりと風景を楽しむ…
広さ2万ヘクタール、昔は海だったと言うこの湿原。
野鳥や草花の楽園、丹頂ヅルの飛来でも有名ですよね。








探勝路、この展望台からはラクラクなルートでしたww
楽な道でここまで来て、帰りはキツイ上り坂ってのも切ないので
反時計回りで歩いてよかったなw


そうそう、北海道で驚いたこと!
蕗の大きいこと!
雨傘にしても良いくらいの葉っぱの大きさと、茎の太さ。
コロボックル伝説も納得できるなあ。
















北海道への旅 その8 知床半島

2013-08-24 21:31:25 | 旅日記
小清水原生花園を後に、一路知床半島へ。

この日の天気予報は、昼ごろから風雨が強まるとのこと。
朝、ホテルから眺めた海も空も清々しくて、雨の気配は
なかったんだけどね~。

雨が落ちて来ないうちに、知床を横断しようと車を走らせる。

車は斜里町から知床半島を北上する。
左手にはオホーツク海。








知床連山が美しく見える!





時間があったら知床五湖やカムイワッカ湯の滝へも行きたかった
けれど、今回は先を急ぐので岩尾別まで行ってユーターン。
ここも、昭和の40年代半ばまでは開拓民の方々が農業漁業を
営んでいたとか。





車は知床横断道路へ。







羅臼岳が美しい姿を見せてくれる。




知床峠からは、はるかに日本海に浮かぶ国後島が臨める。



低気圧の接近で、日本海には海霧が発生してきている…
国後島がもっとよく見えたらよかったなぁ。










斜里町から知床峠までは、比較的カーブも少なくドライブは
快適だったけれど、峠から羅臼町へと下りのルートはカーブが
キツイ!
数台前を走る軽乗用車が超低速で…ww
もっとも霧が深くてスピードも出せないもんねぇ。

羅臼町の道の駅でランチの予定だったんだけど、駐車場が満車で
入れず…
ちょっとガッカリして、次の目的地摩周湖へ向かうことに。
海霧はますます濃くなり、視界が悪い。。

お腹空いたなぁって車を走らせて、ふと目にとまったお店に。



お店に入るとどどーんとはく製君たちがお出迎えwww











ここで食べたのは、羅臼の隠れた名物といわれる「はも丼」
はもっていうと、京都で食べる上品な白身のお魚っていう
イメージだけど、こちらのは少し違って深海魚の一種なのだ
とか。
どちらかというと、あなごに近いらしいですね。

お味はバッチリ、美味しかった~~
羅臼と言えば昆布、お味噌汁は1年物の若い昆布、煮物も
美味しかった~。








北海道への旅 その7 小清水原生花園

2013-08-24 19:27:11 | 旅日記
北海道ドライブ旅行の3日目は、知床半島への旅。

網走からオホーツク海沿いに東へ向けてドライブ。

昔何かの本で読んだ記憶がある「原生花園」。
何となく素敵な響きで、憧れの地でした。
美しい花々が咲き乱れるというイメージですね。
残念ながらこの時期になると、夏の花盛りの時期は過ぎてしまい
ハマナスが最後のひと頑張りというくらいでしたが。










湖は「濤沸湖」=「とうふつこ」と読みます。






可愛いJRの駅があり、観光シーズンだけの臨時停車場に。
JR北海道の釧網本線、釧路と網走を結ぶ幹線ですよね。







時刻表はご覧の通りwww





展望台から見渡すと、はるかに知床半島が!




こちらは網走方面




草原の向こうにオホーツク海











タイミング良く1両編成の列車が!
可愛いねぇ~♪






北海道への旅 その6 北方民族博物館

2013-08-24 19:01:23 | 旅日記
網走監獄の次に向かったのは、道立北方民族博物館。

なんの予備知識もなしに、ふらりと立ち寄りました。

単純に、北海道と言えば先住民族のアイヌの人たちという
くらいの気持ちで中へ入ってみたら、東はグリーンランドの
イヌイットから、西はスカンディナビアのサミという広く
北方の諸民族の文化を紹介すると言う博物館でした。


受付を通り、正面には大きなマンモスのはく製!





印象的だったのは、北のクロスロードと銘打たれた民族
衣装の展示スペース。
寒い土地に暮らす人々の衣装は、毛皮などを使った防寒の
物が多く、色合いや風合いがとても素敵でした。











下の衣装は、アザラシなどの海獣の腸を利用した防水効果の
あるもので、精緻な仕様に驚き。







魚の皮を使った衣類。
鮭の皮なんかで作っていたらしいけど、猫が喜びそうかも?!ww







特別展示も行われていて、グリーンランドの風物も紹介されて
いましたよ。





北海道への旅 その5 網走監獄

2013-08-24 12:22:06 | 旅日記
サロマ湖から網走市内へ移動。

網走で絶対見たいと思っていたポイントは「網走監獄博物館」

明治時代、帝政ロシアの南下政策に対抗するため、北海道内の
道路を取り急ぎ整備するため、囚人たちを内地から網走の地に
移したという。

当時の網走の人口は約620名ほど、そこへ囚人1200名と
看守など職員が130名が移されて来た。

この博物館は、移築復元、あるいは再現された旧網走刑務所の
25の建物群がある。
10棟が国の登録有形文化財とのこと。

最初は「鏡橋」
川面は鏡、「我が身を見つめ自ら襟を正す」という意味があると言う。






続いては入口と正門。
この形状は現在の網走刑務所と同じ形だそう。







続いては登録有形文化財の「庁舎」
典型的な明治時代の官庁建築、総瓦葺切妻屋根に飾り窓の和洋折衷。











明治の面会風景を再現した人形、リアルでビックリ!
当時は東京から網走まで、列車・船を乗り継ぎ4泊5日かかったとか。







裏門は当時のもので、本来は1080mの長さを誇った。







味噌醤油蔵や、遠方で道路整備の作業をした際に宿泊した
「休泊所」や「耕転庫」「漬物庫」を経て「監獄歴史館」を見学。

ここで、当時の過酷な労働で犠牲となった数多くの囚人に思いを
馳せる。

登録有形文化財の一つ、「五翼放射状平屋舎房」を見学。
5棟が放射状に広がる舎房で、木造行刑建築物としては世界最古で
最大の規模を誇ると。


高い天窓からの明りが、何とも印象的でしたね。























最後に「教誨堂」、外観は和風内部は洋風で、天井のシャンデリア
が素敵でした。







とても見ごたえのある博物館、北海道に行く機会があったら
是非訪ねて見てくださいね~!


北海道への旅 その4 サロマ湖

2013-08-23 18:42:23 | 旅日記
北海道ドライブ旅行の2日目は、大移動です。

札幌を8時ころスタートし、一路サロマ湖を目指して。
オホーツク海と砂嘴でさえぎられた神秘的な湖。
砂嘴の長さだけで、なんと25㎞もあるそうですよ~。


日本では琵琶湖、霞ヶ浦に次ぐ面積の大きな湖で、汽水湖と
しては最大だと言う。

上から見下ろしてみたかったので、展望台へ。
しかし、この展望台へのアクセスが予想外に大変!
国道から5キロほど山に入るのだけど、舗装されていないうえ
道幅も狭くて悪路…


ようやく展望台の下へ到着すると、下のような看板…@@





かなり急な階段を100段ほど昇り詰めると、そこには絶景が。




















素晴らしい眺めに、しばし見入っていました。


ここまでやってくれば、次の目的地網走はすぐそこ。
途中の風景が、広大でいかにも北海道!!














北海道への旅 その3 札幌市内観光

2013-08-23 09:49:26 | 旅日記
札幌市内へ入り、まずはホテルへチェックイン。
慣れない市内を車で観光するのは、疲れるだけなので、
さっさと車を停めておきたいってね。

今日の宿は「狸小路」やススキノにほど近い中心部。

狸小路では、お祭りの最中の様で飾り付けが華やか。
とあるお店の前には、巨大なヒグマのはく製…!

オスの熊、隣に並ぶと私よりはるかに大きく、ビックリ!








創成川のほとりから、大通り公園方面へ歩くと、札幌の
起点となった石碑を発見。











大通り公園、お花がキレイ。
ここで札幌雪まつりを開催するのだなぁって想像して歩く。




時計台を目指して歩くと、遠くからその姿が。
何だか嬉しくなってきた!













タイミング良く4時ちょうどの鐘の音を聞くことが出来て
ラッキー。

次の目的地は「赤レンガ庁舎」
ここも見ごたえありましたね~。

明治の建物だけど、昭和43年まで北海道庁の庁舎として
使っていたということに、またまた驚き!











中も見学が出来、じっくりと見て歩くことができます。
ゆっくり見て外に出ると、雨がポツポツ…
そこから札幌駅まで地下道を歩き、地上に出ると雨が強い。
タクシーにて向かった先は「サッポロビール園」

楽しみにしていた「ラム肉のジンギスカン」





たっぷりの野菜とともに、美味しくいただきました~。

お腹が膨れ、外に出ると日暮れて幻想的な光景。

サッポロビールのマーク、五光星マークも雨に煙る。




ホテルまでタクシーで帰る。
夜のススキノをそぞろ歩きとか思ってはみたものの、お腹が
いっぱい過ぎて動けずwwww







北海道への旅 その2 羊ヶ丘展望台

2013-08-23 09:32:05 | 旅日記
苫小牧港に到着し、いよいよ北海道ドライブのスタート!

事前の情報で、北海道は交通取り締まりが厳しいよって
聞いていましたが、まさに目前でそれを…!!

同じフェリーから下船し、道央自動車道の苫小牧東ICを
目指して走っていた他県ナンバーの車、信号の変わる直前に
交差点を通過。
すると、「ウ~~」って聞き覚えのあるサイレンとともに
パトカー登場。。

うわー、楽しい旅の始まりにこれか~~。
私たちも安全に気をつけて、交通ルール順守で行こうねって
思いましたよ。

高速道に乗り、札幌を目指して車を走らせると、どんどん
お天気が回復、スッキリとキレイな青空が広がり気分上々ww

「輪厚」、これで「わっつ」と読むSAで最初の休憩。





札幌の市内に入る前に、羊ヶ丘の展望台へ。








クラーク博士の銅像を1枚。




展望台からは、北海道日本ハムファイターズの本拠地
「札幌ドーム」を臨めます。



石原裕次郎さんの「恋の町札幌」の歌碑もあり、写真は
撮らなかったけど、日ハムの北海道移籍当初のメンバーの
手形などもありましたよ。





ここでランチ。
私は野菜がゴロゴロと入った「大地のカレー」を。
スパイシーで中々美味しかったわ。





この羊ヶ丘には、札幌雪まつり資料館もあり、歴代の大雪像の
模型やポスターも展示してあり、楽しく観賞。
入場料がタダなのも嬉しいポイント!


羊ヶ丘をあとに、いよいよ札幌市内へ。