カン・ソルAの双子の姉は、家族の前から姿を消す前にあの国会議員の選挙運動に疑念を抱いていた事が分かる。そしてそれを心良く思っていなかった国会議員(なんと次期大統領候補だとは・・・若干中途半端な大物感だが・・・)の隣でサウナに興じているのは、なんとヤン教授を目の敵にして裁判に挑んでいるあの検事ではないか・・・・
あの事件当日、色々な思いを抱いて模擬裁判のい挑んでいた学生達。一分一秒を惜しまずに勉学に勤しんでいる学生もその一人だ。おもちゃ会社の社長だった彼の父親は、「おもちゃから発がん物質が検出」という情報を調査している際に情報が洩れ、消費者から袋叩きにあう。返品の山の前で自殺した父親を思い、情報を漏らしたとされる殺されたソ教授に復讐を誓い、その手助けをヤン教授に求めていた彼だが、記者たちの話を立ち聞きしたジュニのおかげで、実際に情報をリークしたのは、今、ヤン教授と対峙しているあの検事であることが分かる。(ソ教授が書いた論文をカン・ソルBが盗作したらしいとなっている内容が被疑事実に関するものだった事を考えると、なんという皮肉だ・・・)勿論イ・マノを使って今回の件をリークしたのもあの検事の引き金だ。
カン・ソルBを証人とすれば、少なくともコーヒーに入れた物が砂糖である確率が高い事を証明できるのだが、そうするとカン・ソルBの盗作論文の件なども一緒に明るみに出ることになってしまう。ヤン教授はそれを良しとしなかったために、ヤン教授の裁判はやや膠着状態。
検察側にとっても膠着状態なのは同じなのだが、なんと次の公判に目撃者を呼ぶと突然の宣告だ。
その目撃者として証言するのは、なんとカン・ソルAを姉と慕う国会議員の息子と付き合っているイェスルだ。顔にあざを作り、サングラスをかけて講義に出席する彼女が恋人である国会議員の息子から暴力を受けていることを知っているヤン教授。(彼が彼女の寄宿舎の部屋に隠しカメラを設置していた事も学校では周知の事実だ・・・)何も見ていないにも関わらず、部屋で撮影された動画で脅され、目撃者として証言する事になる彼女。
ヤン教授が自分と同じように黒いサングラス姿で自分の証言を聞いている姿を見て、良心の呵責に耐えかね証言を翻す彼女に更に暴力を振るう恋人・・・・どうやら国会議員の息子というブランドだけで今まで生きてきたらしい。
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折り返し地点になったドラマ。
産婦人科医の学生はやっぱりPCをハッキングしており、イ・マノはカン・ソルAの姉であるカン・ダンを探しており、同じようにヤン教授もカン・ダニの行方を捜している。そして国会議員も色々悪い事に手を染めているのではないかと推測される展開だ。
謎はあちこちにあり、伏線はまだまだ回収されることはない。