古畑任三郎も好きだったけれど、私は中学生の頃見た@鳴門秘帖や@結婚するまでというドラマが印象に残っている。
父の解説付き(確か原作の吉川英治の話を色々聞いたはずだ)で見て、相手役の三林京子が色っぽいなと思いながら見た「鳴門秘帖」。
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雑誌記者が過去の事件について警察官の父親の元に取材に来た事で彼と知り合い、父親の反対にあったりするものの、無事結婚を許してもらう。しかしその後、彼のがん罹患が発覚し・・・・というストーリーだった「結婚するまで」
この「結婚するまで」はTBSで半年ほど放送されたドラマだったのだが、ウィキペディア先生のテレビドラマ出演作の中にもなぜかリストアップされていない。雑誌記者の役を田村正和が、彼と結婚を夢見る警察官の娘が秋吉久美子、そして秋吉久美子の父親を船越英二が演じていた。
父親に育てられた若い女性が子どももいる男性との結婚を夢見るという展開にドキドキし、そして突然の発病というドラマ的偶然にも中学生だった当時はやっぱりドキドキした。
このドラマが好きだった私は、「明日テスト」という日でも、どうしてもドラマが見たくて、片手に教科書を握りしめながらドラマを見ていたので、両親はかなり呆れていた。
一番の娯楽がテレビ鑑賞だった中学生の頃。ビデオもなくテレビはオンタイムで見ることが必須だった時代だ。テスト勉強も諦めて見たドラマの内容は試験の内容よりも何倍も記憶に残っている。
多分もう見る事は叶わないドラマなのだろうけれど、そう思うと余計に懐かしく思い出される・・・・