私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

私たちのブルース 第15,16話

2022-06-21 20:43:05 | 私たちのブルース (韓国ドラマ)

ヨンオクが多くを語らない事でにより彼女が嘘をついているという噂も、彼女がチュニに自分の身の上の事を語った事で海女たちに受け入れられる事になる。
(彼女を認めるという事より、チュニが受け入れるなら、私達もヨンオクを受け入れるということなのだ。命がけの仕事ならではの事か・・・)
仕事も落ち着いた事でジョンジュンとの仲も落ち着いたものになるが、ジョンジュンが自分との将来について真剣に考えている事を知ってしまい揺れるヨンオク。
そして時を同じくして彼女の双子の姉がソウルからやってくるのだ。ダウン症の為、施設で暮らしている彼女の姉ヨニ。
ヨンオクに始終電話をかけて来ていたのは彼女の姉だったのだ。
交通事故で両親を亡くし、姉妹二人きりになった彼女たち。ヨンオクがどんな苦労をして姉を助けて来たのかは想像に難くない。

彼女を施設に入れておくためにお金を稼ぐのに必死だったヨンオク。「君のお姉さんなら僕も受け入れるよ」という恋人の言葉を信じながらも、何度も裏切られ、傷ついだ彼女。そんな彼女は姉の「会いたい」という電話も邪険に扱い、お金を送るだけで、少しずつ姉から離れた所に居を移していった事が語られる。
ジョンジュンとの関係もそんな風になる事を恐れるヨンオクだが、ヨニは彼女のいる済州島にやってくるのだ。子どものようでありながら、彼女が頼れるのはヨンオクだけの事はわかっており、自分の障害の為につらい思いをしてきた事、そしてそれはこれからも変わらないであろう事、そしてたった一人の妹であるヨンオクが、かつて自分を地下鉄に置き去りにしようとしたこともキチンと分かっているのだ。

これだけでも、二人の歩んできた人生が辛い道のりだったことは容易に想像がつく。それを受け入れるというジョンジュンの言葉を信じたいと思いながらも、今までと同じように傷つくのが怖い彼女。しかし、ヨニは自分にキチンと向き合ってくれるジョンジュンに心を開き、今まで誰にも見せた事のない自分の描いた絵を彼に見せるのだ。ヨンオクでさえも知らなかったヨニから見たヨンオクの姿・・・・
言葉よりも何倍も胸に迫るヨニが描いたヨンオクの姿・・・・
ジョンジュンにもヨニの気持ちは伝わったはずだ。

人生は辛いなと思いつつ、それでも人生は優しいかもしれないと思う瞬間がこのドラマにはある・・・・
そして海女たちを取り仕切るチュニの元にも訪れるそんな瞬間・・・



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