私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

となりのMr.パーフェクト 第5,6話

2024-09-05 21:40:14 | となりのMr.パーフェクト 韓国ドラマ

高校時代のタイムカプセルに入れた手紙のせいで、中途半端に高校時代に戻ってしまったことで自分でも気持ちの整理がつかなくなるスンヒョ。「そういえばそうだったよね」的な昔話になる事もあるはずなのに、そうならないのは、当時の気持ちが手紙と一緒にタイムカプセルに入ってしまっていたのだろう。

あまり鮮明に当時の感情が戻って来た事でちょっとだけ子どものような行動になってしまうのは、二人の関係が高校時代から始まったのではなく、子どもの頃から続くものだったせいもあるのかもしれない。小学生の男の子より女の子の方が大人っぽいように、スンヒョとソンニュの今も同じような状況が続いているのを見ると、そんな風に思ってしまう。

そしてそこにスンヒョの昔の恋人が登場。その事がきっかけでソンニュがスンヒョの思いに気づくかと思いきや、ソンニュはまだそこまで心の余裕がない様子。スンヒョの元カノの姿を見て、自分が一人で歩む道を探せていないことに心が揺れたりしている。

疲れた心を癒しつつ、自分の進む道を探しているソンニュがスンヒョの気持ちに気づくにはもう少し時間がかかる様子。二人の気持ちのスピードと温度が一緒にならない事もラブコメの定番か。

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このドラマ、幼い初恋が今に続くラブコメを中心にしながらも、母親同士の友情がいつまでも濃く続くという韓国らしい厚い友情物語もあり、夫婦で食堂を営むというソンニュ家族のマイホームドラマ的な要素もあり、更には同じ町内に住むことでスンヒョがソンニュの両親の事を実の両親のように思うご近所ドラマ的な要素もある。「親しい中に秘密なんて水臭い」というちょっと厚すぎる人情噺的な部分がたっぷりはいったドラマだ。(チョン・ヘインの出演作『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』を思い出させるセリフもあったりと、ちょっとした遊びも忘れてはいない)

ソンニュが料理の道に自分の未来を見つけるという展開も鉄板の展開のようにも思えるが、これも皆が安心して見られるストーリー展開だろう。気持ちいい位に王道を進み続けるドラマだ。