ヤン・テスを逮捕することが出来たため、一躍注目されることになるジンガプだが、それはイコールヤン・テスの母であるチョ女史を敵に回すことでもある。
当然、彼の上司達を呼びつけて「どういう事なの?」という面談という名の脅しが行われる。
彼女にとっては、ジンガプが自分の息子を殴った教師だったということなども過去の出来事だったのだが、今回の事件で当然以前の出来事を思い出すことにもなり、怒り倍増だ。
更には過去の映像を再びを使い、ジンガプの事を追い込む事を画策。
病院に派遣され、内部の勤務状況をチェックしていたジンガプにとって、ヤン・テスのことを殴りつけてしまったことが蒸し返され、映像まで流出してしまうことは打撃だが、このことで今まで散々辛い日々を過ごしてきたのだ。今更ショックを受けていても仕方ないこと・・・・
そんな事より、刑務所にいるはずのヤン・テスが病院の特別室にちゃっかり移送され、悠々自適に病院ライフを過ごしている方が問題だ。
チェ女史は、止めを指すべくジンガプが賄賂を貰ったように操作しようとするのだが、そんな古典的な手に引っかかるわけにはいかない。盗聴という今風の対抗手段で事前に女史たちの計画を知り、防御策を講じるジンガプ達・・・・
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ヤン・テスの高校時代、ジンガプが何度も彼を高校に登校させようとするにも関わらず、当時から筋金入りのバカ息子だった彼は橋にも棒にも掛からない学生だったのだ。
あの母にしてあの息子だ・・・・
そして病院のブラック残業の目的が、イベントで披露するための、ガールズグループの歌とダンスの練習だとは・・・