今日、2月20日は、外務省が1998(平成10)年に制定した、旅券の日なんだそうだ。
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以下、旅券の日とは関係ない、旅券の話・・・
韓国語を教えてくれているSさんは、先日旅券の更新時期だったらしい。髪のスタイリングと化粧に気を遣い、家の近所のスピード写真の機械で撮影した写真を持ち、麻布十番にある韓国大使館に行ったのだが、その写真を使って貰えず、結局その場でもう一度写真を取り直したらしい。
「普段、遠出をすることなど殆どないから、それだけでも疲れているのに、その日に限って髪の毛がいまひとつだったんですよ。トイレで髪をぬらして整えてみたものの、同じように写真の取り直しの人が沢山いて、並んでいるうちに髪の毛も乾いてしまうし。。。。」
取り直しの写真は無料だったようなのだが、直接PCに取り込まれるため、その場で写真を確認することも出来ず、結局ちょっと疲れた様子の写真で新しい旅券が作られてしまったのだという。
「何でそんなに写真を取り直しの人がいたんですか?」という私の問いに「写真の背景が無地なのは当然ですが、韓国は背景に色が付いていてはだめみたいで、私の写真も『背景がグレーだから不可』となったんです・・・と言うではないか。。。
丁度、私もある申請のために証明写真を持っていたので確認してみると、やっぱり背景は真っ白でなく、灰色だ。
「そもそも、日本のスピード写真の機械の多くは、背景の色を選択できるようになっていないのでは?」という話になったのだが、旅券を申請した帰り道、気になって韓国大使館の傍にある証明写真の機械をチェックしたというSさん・・・・
「その機械は背景の色を選択できるようになっていたんですよ・・・・」需要があるから、それようにカスタマイズされているのだろう。
こんなところにも思わぬ違いがいろいろあるのだ。
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大使館の周辺は、街宣車や警察の車などがいて、物々しい雰囲気だったという。