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私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

親愛なる判事様 第19,20話

2018-09-04 19:57:40 | 韓国ドラマ さ行

隠れていたスホが行動を起こして始めたことで、自分の偽判事としての行動に限界を感じ始めたカンホ。自分を本物の判事と信じ、ついてきてくれているソウンに感謝はしてはいるものの、彼女の試用期間が終わるまであと1か月だからといって、最後まで一緒に居られるわけでもない。(いや、多分本当は一緒に居たいのだろう。しかし二の腕にあるエンジェルの入れ墨を見る度にその思いをかき消している様子・・・)

私を見捨てるんですか?という可愛らしい彼女の言葉を優しく遮り、立ち去る準備をするも、何も知らない母親が偶然に訪ねてきたりしてなかなか上手くいかない。(双子の気持ちと母の気持ちは、家族ならではのすれ違い。。。誰が悪いわけでもないんだろうが、一度拗れると家族関係はなかなか難しいものだ)

そんな時、サンチョルから御曹司たちが勢ぞろいしている場所に呼び出されたことで、スホが金を貰って判決に手心を加えようとしていたことを知ってしまうカンホ。白紙の小切手を投げつける彼らの態度がカンホの反骨魂に火をつけてしまうのだ。

トッポキだのスンデだのの軽食分の金額を書き込み、全面対決を決心するカンホ。

****

負けてしまったセクハラ裁判の後、自殺未遂をし、さらには失踪してしまった姉を探すソウンは、カンホの刑務所仲間でもある男から姉に繋がる情報を貰うも、紹介されたのは結局別人だ。ソウンが姉を探すために危ない場所に足を運ぶのもいとわないその姿を見、さらに正直に事情を話してくれたことで、彼女への思いが益々強くなるカンホ。

「法を勉強すればするほど、法について分からなくなったんです。でも先輩達は誰もそんな事を言わなかった。私と同じように『法が分からない』と言ってくれたのは判事だけなんです」とカンホを信じて心を許すソウンだが、彼女の姉のセクハラ裁判で妙な判決がを下したのは、スホだったのだ。(もちろんその後ろにはサンチョルの父もいたのだが・・・)

カンホとソウンの二人が初々しくて、ついつい応援したくなるのだが、結果的に騙されているソウンの事を考えると可哀そうになる。

 


30歳ですが17歳です 第19,20話

2018-09-03 21:31:17 | 韓国ドラマ さ行

13年前、ソリのヴァイオリンの先生は、ブランクがあっても「気持ちがある」と彼女にフェスティバルのためのヴァイオリンの練習に参加することを勧める。
自分のブランクを考えて悩むソリの様子を心配そうに見つめるウジン。

心ここにあらずの彼女を見れば、ヴァイオリンの事で悩んでいることなど一目瞭然だ。道を歩いていても何も目に入らない彼女が心配で、車の助手席に乗せて送り迎えをしようとするウジンだが、幼いソリはそんな彼の気持ちが良く分からない様子。

何もして上げられないことを、もどかしく思うウジンだが、仕事現場の事故の際、無意識に指を庇う自分に気づき、ヴァイオリンを続けることを選ぶソリ。

仕事をする以外の時間は全てヴァイオリンに捧げる彼女の様子をまぶしく見つめるウジン。彼女に息子を紹介しょうとする人が出現すれば、分かりやすく邪魔をし、兎に角彼女が仕事とフェスティバルの練習に注力できるようにこっそり応援してあげるのだ。

何も気づかずに「クビにヴァイオリンを当てるから、ここにあざが出来るんです。このあざが有るということは、ヴァイオリニストらしいということなんです。」笑顔で報告する彼女に思わず、「綺麗だ・・・」とつぶやいてしまうウジン。

しかし、ヴァイオリニストの彼女を見つめるということは、13年前の自分の記憶と向かい合うということでもある。
空を見つめながら、頭の中の楽譜を読む彼女の様子を見て、克服したと思われた当時の恐怖がよみがえるのだ。

ソリがあの時の女子高生だと気がついたということか?

******
そしてコンサートの企画者は、記憶を失くしていた彼女の事を目玉にして、イベントを行おうとしているんだろうか・・・


親愛なる判事様 第17,18話

2018-08-29 20:50:59 | 韓国ドラマ さ行

ソウンの家にいる間に車に細工をされてしまい、ガスを吸い込み機を失ってしまうカンホ。
そのまま拉致されるかと思いきや、自分を拉致した野球帽の男を追っていたスホに助けられることになるカンホ。
野球帽の男はスホが二人居ることに驚き、スホはカンホが自分に成り代わって判事として活動していることを再確認。更に自分がこの場に居たことがばれては困ると車のドライブレコーダーをこっそりと持ち帰るのだ。(さすが本物の判事 やることがキッチリしている。)
出勤しないガンホを心配するソウンや事務官たちだが、怪我をしたことは知らせず、自分だけで捜査をしようとする彼。判事という立場を利用してマンションの防犯カメラを確認し、スホの様子をチェックするカンホ。スホも持ち帰ったドライブレコーダーからガンホの判事としての日常をチェックする。双子同士の戦いはこうしてどんどん過熱。

更に先日襲われた際の指紋から、自分を襲った男がスホが判決を下した後自殺した被告の双子の兄弟であることを知るカンホ。スホも当然その事に気づき、カンホよりも先に検察から書類を持ち出すのだ。
双子同士の戦いは留まるところを知らず・・・・

スホに判決を下された被告の弟は、スホが双子だということを確認するためにこっそりと二人の母に接近・・・ガンホが養子に出されたため、双子であることが分からなかったことなどをキッチリ確認する。(そんな中、事務官の中にもスホを裏切っている者がいることが分かるが、そんな彼は、「最近判事が良い人になっている・・・」と協力を拒んだりしているではないか。
偽判事であっても、信頼を得て、自分の居場所を確立しているカンホ。

ニュースキャスターであるスホの彼女は、スホが賄賂を貰っていたことを知り動揺するが、スホに刺青という大きなキーワードを貰っていながらも、カンホの正体にまだ気づいていないのだ・・・・
サンチョルも不審に思いながらも、まだ状況を把握していない様子。(さらに彼は嫉妬の炎も燃やしているようなので要注意だ・・・)

兎に角双子の争いはまだまだ続く・・

*****

悪人は、人を好きになる資格もない。。。。と実感し動揺するカンホ。ソウンからも「いい人がいい」と言われて更にショックを受けるが、「悪い人からいい人になったとしたら、その人は元から悪い人じゃなかったんです。」という自分ルールを聞かされ、なんだか複雑な笑顔を浮かべるしかないカンホ・・・


30歳ですが17歳です 第17,18話

2018-08-28 21:32:19 | 韓国ドラマ さ行

ウジンの姉の突然の帰国に、ソリとの同居がばれては・・・と焦るウジンと高校生・・・しかしお手伝いさんが外出していたことでウジンの姉はソリのことをお手伝いさんだと勘違いしてくれた。そのままやり過ごそうとするものの、世話になっているウジンと高校生のためにも嘘はつきたくなくて、ウジンの姉に正直に話すソリ。
(このあたりが高校生のまま大きくなっているソリの純粋なところか・・・)ウジンの姉は黙って受け入れてくれるが、ソリの言葉を受け入れただけでなく、世捨て人のような生活をしていたウジンがソリのことを受け入れている姿を見てうれしかったということが分かる。更にウジンは済州島にいる父親の元に出向き、家を売らないで欲しいと直談判するのだ。世間との関わりを避けていた息子が回りの事に関心を向けることを、静かに喜んでいる様子からも、いかにウジンの様子に家族が心を痛めていたことが分かる・・・

良い傾向だとは思うが、ソリが何故13年間も病院に居ることになったのか分かった時、もっと大きなショックが襲うのかと思うと、ちょっと切なくなる。

ウジンとしては一緒の家に住み、職場も一緒だ。一緒に出張にも行き、彼女が昔の恩師に再会して喜んでいる姿を見れば自分もうれしくなるというのは当然。昔の写真を見てしまえば、あっという間にソリが13年前の女子高生だと分かるはずなのだが、それはまだちょと先のようだ。

音楽監督は、13年間のブランクがあっても、ソリの存在はちょっと脅威のようだ。
更に、家政婦のジェニファーとソリの叔父さん家族との関係も気になる・・・


親愛なる判事様 第13,14,15,16話

2018-08-22 21:23:46 | 韓国ドラマ さ行

視覚障碍者がジェットコースターに乗るとどうなるか、アクシデントに備えるためにはどうすればいいのか検証すべく、高所恐怖症でありながらカンホを信じてジェットコースターに乗り、さらにはカンホを信じて上から歩いて降りてくるソウン。それだけの事だが、一緒に裁判を乗り切ろうとする二人にとってはとても大きな出来事だ。二人はなんだか照れた風にしているが、ドラマを見ている側にしたら、二人が近づいて行っている様が手に取るようにわかる。メールを送ろうかどうしようか悩んでみたり、自分の代わりに判決文を書いてくれる彼女のために自分の机の脇に可愛らしい椅子を準備してみたり、カンホの気遣いが非常に可愛らしい。またそれに答えて真面目に仕事に取り組もうとするソウンの様子も非常に好印象だ。

そんな様子を見て、サンチョルが不安に思わないはずはない。いつまでも彼女の足長おじさんに甘んじてはいけないと彼女にプロポーズをするものの、彼の父親は彼女の姉のセクハラ裁判で加害者側の弁護をしていたのだ。彼に罪はないことは分かっていても、姉はいまだに行方不明だし、それにショックを受けた母はシンガポールに移住してしまった。サンチョルが優しくても、彼と結婚するわけにはいかないのだ。(さらにサンチョルと父の間に確執があることもソウンにとっては胸が痛むことだ。。。)

ただ断ることはソウンにとっても胸が痛むこと・・・ストレスを感じ、体調を崩した彼女を優しくいたわるのは、偶然彼女を訪ねてきたカンホだ。

(こうやってちょっとの偶然が重なり、さらに親しさが増していくという・・・ラブコメ定番の展開・・・)

ソウンはどんどんカンホの自由なやり方を尊敬し、彼についていこうとするが、ソウンの事を大事だと思えば思うほど、それはやってはダメだということに悩むカンホ。所詮自分は漢字も読めず、判決文も書けない偽物判事だ。

ソウンがそばにいてくれた事で裁判にも出席出来たのだが、限界がある。ソウンに近づきたくとも二の腕の入れ墨を見てしまうとそんなことも出来ない・・・

「判事をやめるつもりだ。もらったお金でレストランでも開くつもりだから、その時は遊びに来てくれ・・・」という話をするために彼女の部屋を訪ねたところを、影からこっそり見ているのは、彼女を諦められないサンチョル。

そして、彼が双子の弟だと知らずに、スホだと思い、車に催眠ガスを仕掛けるのは、スホを監禁した男だ・・・

*****

前科五犯だが、それまでの経験で何とか裁判をこなすカンホ。ドラマだからと言ってしまえばそれまでなのだが、なんだか応援したくなる立派な裁きっぷりだ・・・


30歳ですが17歳です 第13,14,15,16話

2018-08-20 21:38:38 | 韓国ドラマ さ行

ソリを見ていると辛い過去を思い出すため、なんとか彼女を避けようとするウジンだが、夜中に彼女が泣いているのに気づけば、思わず涙を拭いてあげたくなる。「玉ねぎが目に染みただけです」と誤魔化そうとするソリも、彼の真剣さに心打たれたのか、「音楽監督がヴァイオリンを弾いている姿を見てうらやましくなってしまって・・・」と自分の辛い思いを彼に思わず打ち明けてしまうのだ。

運命のように13年ぶりに再会したのだ。何も気づいていない二人だが、トラウマなどに負けてはいられないのだ。ソリに興味を見せるファッションデザイナーが定番の手法で彼女に近づけば、彼女の代わりにお酒も飲んであげ、「あんな誘いに乗ってはいけない」と親身になって彼女にアドバイスする。妙な酒癖を持っている彼の介抱に苦労しても、彼のやさしさは十二分に彼女に伝わっているはず。

ただソリとしては、約束の1か月が過ぎたのでいつまでもウジン達に迷惑を欠けられない。家が売りに出されることを知り、自分ひとりで自立しようと家探しをし始める。ソラの年の割に幼い言動に不信な思いを抱いていた彼も、彼女が事故で病院にずっといた事を知りショックを受けるも、誤解していたことを恥じ、「君は立派な大人だ。」と彼女と別れるのをさみしく思いながらも、一人で生きていこうとする彼女を応援しようとするのだ。

世の中と距離を置いてきたような20代を過ごしていたウジンもウジンの甥っ子に比べればやっぱり大人だ。ソリが好きな甥っ子は「彼女を一人にはしておけない」と騒ぎ、更に彼女が「病院の事は思い出したくない」と言った事を真に受け、ソリを探しに来た医師もやんわりと追い返してしまうのだ・・・(彼女の状況を考えたら、いくら彼女が拒否しても、過去の秘密を解き明かす手掛かりになる事は、見逃すべきではない。。。)

しかしせっかく見つけた物件も貸主の事情でキャンセルになってしまい、涙涙の別れをしたはずなのに、またウジン達の元に舞い戻ることになってしまうソリ。しかし三人プラス家政婦さんとの仲良し生活が続くかと思ったら、予定よりも早くウジンのお姉さんが戻って来てしまうのだ・・・・

*****

ウジンがソリの事を見直したように、よく考えたらあの状況であんなに明るくなれるのはなかなかの才能の持ち主だ。音楽監督は彼女が誰だか気づいた様子だし、こっそりその実力に怯えている様子。

病院の費用は誰が負担していたのか。。。若い医師はなぜ彼女を探しているのか。。。そしておじさんはどこに行ってしまったのか?気になる謎もまだまだ色々残っている。

 

 


親愛なる判事様 第9,10,11,12話

2018-08-15 20:26:48 | 韓国ドラマ さ行

前科5犯のカンホが皆が勘違いしたことから判事になり仕事をどんどんやるというのは、もっと「ばれたらどうしよう・・・」というようなハラハラドキドキしたものがあるのかと思ったら、これが彼を全面的に信頼し、サポートするソウンのおかげでなんだか別のドキドキが生まれているではないか・・・
本当の判事であるスホと違い、荒んだ生活の中で生きる知恵を身につけたと思われるカンホの一言一言がソウンにとっては逆に新鮮に映るようだ。(裁判の間、席を立って被告や原告のそばに行く判事など今まで見たことがないと、驚く彼女・・・)
相手が自分を信頼してくれるというのは、自信になるようだし、そもそも前科5犯のカンホにはもう失うものなどないのだ。
偽判事に慣れたカンホの次の事件は、飲酒運転で妊婦が亡くなった事件。
結婚7年目にして始めての妊娠を喜んでいた妊婦は、若い女性の飲酒運転によって命を落としてしまう。弁護士に大金を払った彼女は、裁判で目薬の涙を流す。そんな彼女は初犯ということで、執行猶予付きの判決が下りるが、夫は納得しない。彼女の後を付回し、相変わらず夜な夜な酒を飲み、遊びまわる彼女の日常を写真に取る。
「判事さんは妻の名前を、被害者である彼女の名前を知っていますか?僕はやっと出来た子どもと妻を失くしたのに、彼女は初犯ということで許される。僕が撮った写真は尾行して撮影したものなので、証拠にもならないんです。でも絶対彼女は反省なんてしていない・・・」
妻を亡くした夫の訴えに、ショックを受けるカンホが訪ねる場所はソウンのところだけだ。そんなカンホを優しく受け入れる彼女。翌朝「僕が判事で申し訳なかった。彼女が提出した反省文は弁護士が代筆したものです。代筆は不法行為ではないけれど、彼女は裁判で【自分で書いた】と嘘をつきました。再審の際にはそこを争点にすればいい思います」と、裁判所の前に立ち続ける夫に話しかけるカンホの姿を見て、益々彼を信頼するようになるソウン・・・・
カンホにとっても自分を拒否せずに受け入れてくれるソウンの存在はどんどん大きくなっていく。実の母は書類上だけだといいながらも、自分を親戚の養子にしたのだ。(だから兄のスホが兄弟が居ないといったのもあながち嘘ではない)そんな家族から見捨てられた自分を優しく受け入れてくれた彼女、判事の自分の仕事は全部彼女が肩代わりしてくれているのだ。感謝しないわけがない。

更に、周りの皆が自分を判事だと信じていることで、彼もどんどん仕事に前向きになっているのが凄い。
視覚障害者の娘がジェットコースターに乗れなかったのは差別だと訴える母の裁判のためにわざわざ遊園地に出向くカンホ・・・・そんなカンホを信じ、高所恐怖症でありながら事件の再現に協力しようとする彼女・・・

 

*****

テレビキャスターであるスホの彼女は、インタビューまでしたのに弟のカンホがスホのふりをしているとはちっとも気づいていない。カンホとソウンが仲がいいことを心配する前に、そちらを心配した方がいいのだが。。。出来るキャスターのはずなのに、身を隠しているスホが「僕には入れ墨はない・・・」とヒントまで教えてくれているのに、それさえも気づかないのだ。


30歳ですが17歳です 第9,10,11,12話

2018-08-13 20:58:05 | 韓国ドラマ さ行

一緒の家に住んでいるせいなのか、それともやっぱり13年前の出来事がどこかに残っているのか・・だんだんとソラに親しみを感じていくようになるウジン。
しかしそうなる気持ちも分かる。13年前はヴァイオリン一筋の生活で、どこか幼い雰囲気を持っていた彼女。30歳になった今でもその当時のままなのだから、一緒にいるとどこか守りたくなる気持ちを自然に抱いてしまうのだろう。
その証拠にウジンだけでなく、ウジンの甥も甥たちの同級生もすっかり彼女の事を見守るモードに入っているのだから。(本気の小悪魔でなく、ソフトな小悪魔モードだ・・・)
自分を受け入れてくれた彼らを100%信じ、さらにはヴァイオリンの修理費を稼ぐために、たまねぎの皮むきだの、洗濯された靴下の整頓だの(!)熟練と経験が必要ない内職のようなバイトに精を出す彼女を兄のように見守るウジン。
「優しいいい人なのに、わざとそれを隠そうとしているんじゃないですか?」
なにも知らないソラは無防備にそんな言葉を発して彼を混乱させるが、そんな穏やかな日常も、ソラが何気なく月を見上げる姿を見てしまったことであっさり崩れ去るのだ。
13年前、一目ぼれした彼女が見せた仕草と同じようにするソラの姿は、当時の事故を思い出させて彼を更に混乱させる。
「意識的に彼女を避けるのでなく、自然に遠ざける方がいい」との医師のアドバイスに従い、非常にわざとらしく彼女を避けるようになるウジン。
13年前のあの少女がソラなのだから、同じ仕草をして当然なのだが、勘違いしているウジンはそんなことに気づきもしない。
しかし、音楽関係の仕事を請け負うことになったウジンの事務所にとってソラはピッタリの人材だ。
避けようとしていた彼女は自分の勤務先でバイトをするようになり、歓迎会で人生で初めてのお酒を飲んだソラはうっかり13年前の自分の部屋でウジンと一緒に寝てしまうという失敗をするが、そんな時でも平常心を装いソラを避けようとするウジン・・・・
ウジンの部屋には、彼が描いた13年前のソラの絵が残されているのだが、それに二人が気づくのは一体いつになるのか・・・


親愛なる判事様 第5,6,7,8話

2018-08-07 20:28:00 | 韓国ドラマ さ行

ソウンの書いた判決文を持って裁判に臨むガンホ。
なんとしても裁判に勝ちたいサンチョルは、スホだと思っているガンホに連絡を取り、大人の対応を頼むも、逆にガンホから「いくら貰っているんだ」と聞かれ正直に50億と答えてしまう。
御曹司の怒りを買い、乱暴を受けて片目を失明した賠償などこれに比べたらスズメの涙にもならない。それだけのお金があるのに賠償金はいくらも払わず、弁護士に莫大な金額を払ってなんとか実刑を免れようとしているのだ。
更にガンホが「反省しているか?」とたずねても「申し訳ありません」と言うだけで反省の姿勢も言葉も発しない御曹司。これがガンホの怒りを買い、結局懲役7年という判決が下されることになってしまうのだ。これに怒り暴言を吐いたことで拘束されることになる御曹司・・・・
まぁ、これを機に辞めるつもりだったガンホだが、御曹司の会社のライバル企業から賄賂までもらえることになり、1ヶ月という期限付きで偽判事を続けることにするガンホ。
これを喜んだのは新人のソウンだけではない。スター判事の登場にマスコミも大喜びだし、彼に愛想と尽かしていたはずのニュースキャスターの恋人も「見直したわ」などと甘い言葉とともに、彼の単独インタビューを自分の番組で放送すべく画策・・・
一夜にして前科五犯だったガンホはスター判事になるが、現実は厳しい。
「勝ったのは判事さんだけです。失明した目のために角膜移植の手術を父は断られました。契約社員の更新も出来ませんでした・・・」裁判に勝ったはずの原告の息子の言葉にショックを受けたガンホは、「最後までこれで戦うんだ!」と彼に裁判を続けるに十分なお金を思わず手渡してしまう・・・それを聞き、益々ガンホのファンになってしまうソウン・・・・
調子に乗ってこのまま偽判事を続けそうな勢いのガンホだが、そんなガンホの様子を見て、命からがら拉致された山奥から逃げ出したスホが黙っているわけがない。
更に、職場のメンバーたちはだませても、実の母の目は誤魔化せず「スホはどこに行ったの?」と鋭い追及を受けるガンホ。
****
弁護士の仕事も綺麗事では済まされないようで、ソウンが兄のように慕うサンチョルもありとあらゆる手を使って裁判に勝とうと必死のようだ。加害者VS被告だけでなく、検事VS判事VS弁護士といういやらしい権力争いも裁判の一面らしい。


30歳ですが17歳です 第5,6,7,8話

2018-08-06 21:18:08 | 韓国ドラマ さ行

ウジンが可愛がっているトック(彼女にとってはペン)を助けた事で1ヶ月と言う期限付きながら、彼の家に居候し、叔父さんを探せることになるソラ。
彼が受け入れてくれたことがうれしかったり、更には彼がドイツ語を勉強していたことを知り、うれしくなり彼が困惑しているにも関わらず話続けるソラ。
そんな彼女の様子が受け入れられず、「空気が読めないなんてどういうことだ!」と怒るウジン。
ソラにとっては、留学しようとしていたドイツの事はうれしい思い出なのだが、ウジンにとってはあのバスの事故と関連する出来事だ。思い出してうれしいはずがない。更にソラは精神年齢が17歳で留まってしまっているし、17歳の当時も多分留学の事で頭が一杯なちょっと夢見る少女だったようだ。
今の時代の30歳とは相当な乖離があって当然・・・ましてや彼女は自分が既に30歳だという意識がまったくないのだ。同い年であるウジンのことをいつまで経っても叔父さん呼ばわりしているのがいい証拠だ。

バイオリンの修理費を稼ごうと、音楽教室でパート教師の職を得ようとするソラだが、13年間も指を動かしていなかったのだ。いい音色など出るはずもない。
そんな中、ウジンの運転する車の助手席に乗っている時に行方不明の叔父の姿を見かけた彼女はウジンが止めるのも聞かずに道路に飛び出していく。しかしそんな様子がウジンに13年前の出来事を思い出させてしまうのだ。混乱するウジンと、彼のせいで叔父さんを見つけられなかったとショックを受けるソラ。

二人とも30歳なのに、精神年齢が非常に幼い高校生レベルなため、トラブルは続く。彼の家を出て行こうとするソラだが、彼女がウジンの部屋の天窓を閉めてあげたことで、ウジンの心が少し和らいだりし、もう少し彼の家に居られることになるのだが・・・

ソラが事故に遭ったのは13年前。
ウジンの父親がソラが住んでいた家を購入したのは11年前。
2年間の間に一体なにがあったのだろう・・・

***

病院からいなくなったソラを探しに来た医師から預かった名刺を、お金と一緒にヤクルト(?)おばさんに差し出してしまった高校生コンビ。ソラも病院で過ごした13年間の記憶を消してしまいたいようなので、この件が明るみに出るのはもう少し時間がかかるらしい・・・・


親愛なる判事様 第1,2,3,4話

2018-08-01 21:40:21 | 韓国ドラマ さ行

双子なのに、まったく違う人生を歩んでいるスホとガンホの二人。
優等生として母の愛を受けるスホを同級生からかばったガンホは、逆に傷害事件を起こしてしまうが、そんなガンホを見捨てるスホ。
そうやって一人はやり手の判事となり、一人は少年院から刑務所の前科者となった。

そんな前科者ガンホが再び諍いを起こし逃げ込んだのは、判事になったスホの部屋。しかし部屋の主人であるスホは男に拉致された後で、そのおかげでガンホは判事の部下からスホと勘違いされてしまう。
警察に追われる身としては判事に間違えられるのは、有難いのか有難くないのか・・・・

勉強もしてこなかったガンホは、スホが作った漢字満載の判決文など読むことも出来ない。しかしここで捕まるわけにはいかないと、咄嗟の判断で判決を伸ばしてその場を逃れようとするが、「判決に手心を加えてくれれば、報酬は弾みます・・・」などと怪しい電話がくれば乗らないわけにはいかない。

自分を判事と信じ切っている新人のソウンに「練習だから判決文を書くように」と指示。更には、報酬をもらうべく、「無罪か執行猶予で・・・」と罪にならないように指示するのだが、財閥の息子の暴力事件には怪しい動きあり。
目撃証言を金と権力で握りつぶし、弁護士事務所のメンバーでもあるサンチョルを呼び出し「無罪にしろ」と傍若無人なやり放題ぶりは目を覆うばかり。。。

反省の色がない彼の薄ら笑いは、ソウンに裁判で見殺しにされた自分の姉を思い出させ、彼女は財閥の息子に懲役7年の判決文を書くのだが・・・・

判決文を書けないガンホは、何とかして彼女に執行猶予付きの判決文を書かせようとするのだが、見た目よりも頑固と思われるソウンはひるむことがない。

*****
一人二役で法廷物というと、ついこの間見たばかりのような気もするのだが、ユン・シユンの二役がなかなか熱い。
それ以外にもなかなか熱い設定が多い。

判事のスホは悪事に長けているようで、恨みも沢山買っている様子。
出来る兄と比べられる人生を送ってきたガンホは、母に食事を作ってもらうこともなく、手渡されるのは刑務所を出た際の白い豆腐のみだ。
新人のソウンにとってはいい先輩のサンチョルは、彼女の前では見せない別の顔がある・・・

そして新人のソウンの、先輩弁護士たちのセクハラに悩まされる日々・・・・


30歳ですが17歳です 第1,2,3,4話

2018-07-29 19:43:56 | 韓国ドラマ さ行

高校生だった17歳の頃、時々見かける女子学生に心奪われたウジンは、彼女の絵を描き、偶然を装いながらも彼女に渡すタイミングを狙う・・・
男子学生ならよくあるパターンだ。

バス停が分からなかった彼女に一つ先のバス停で降りるようにいい、なんとか手渡すタイミングを作ろうとするが、彼女の友達が急にバスに乗ってきた事でタイミングを逸してしまう。仕方なしにバスを降りたが、降りる際に彼女のキーホルダーが引っかかってしまい、それを返そうとバスを追いかけるのだが、バスは突然の横転・・・大事故になってしまうのだ。

彼が一つ先のバス停を教えなければ彼女はバスから降りており、事故にも遭わなかったかもしれないのだ。高校生のウジンは悩む。更に友達の彼女の名前を勘違いし、彼女をチョ・スミだと思ってしまった彼。
ニュースでチョ・スミが亡くなったことを知った彼は13年経っても当時の傷を抱えた変わった大人になってしまう。

事故で13年間も昏睡状態になったにも関わらず、突然目覚めたウ・ソラ・・・
しかし、事故のショックで当時の事を何も覚えてない彼女は、リハビリで身体は動くようになったものの、自分が30歳になったことも理解できず、混乱するばかり。

両親を亡くした後一緒に暮らしていた叔父さんの家に行くも、叔父さんたち夫婦の姿はそこにはなく、住んでいたのは、ウジンの姉夫婦。しかも姉夫婦が海外へ行くため、自分たちの息子ユチョンの世話を叔父であるウジンに頼んでいたのだ。


家政婦に間違えられて、家に入れたソラは、13年前飼っていた犬(ペン)がいることで、叔父さんの家だと確信するも、犬はトックという別の名前になっている。13年前彼女の絵を描いたはずのウジンさえ、13年経ってしまい名前も違う彼女の事が分からない。

「13年前ここに住んでいた」と言っても誰も信じてくれない。家を追い出され野宿しても行く所などない。

あの家が自分の住んでいた家だと信じて疑わない彼女は再びウジン達が住む家に行き、彼女に懇願されたウジンの甥のユチョンは結局彼女を家に招き入れてしまうのだ。

彼女がヴァイオリンの練習しやすいようにと作られた階段の下の隠れ部屋もそのままだし、ヴァイオリンさえもそのまま残っているのだ。

ただ分からないのは叔父さんたち夫婦がどこに行ってしまったかということだけ。

家が売りに出されていることを知ったソラは「この家だけが手がかり。」と泣きつき、可哀そうに思ったユチョンも彼女に味方し、1か月の期限付きで家においてもらえることになるのだが・・・・・

******
設定だけ考えるとかなり行き詰った状況なのに、ソラが公園のベンチに置いたチョコパイの上に座ってしまい、「〇〇〇おじさん」と情けないあだ名までつけらるウジンや、13年経ったことが分からずどこか浮世離れしているソラなど、描き方はどこまでもコメディタッチ。。。


スイッチ 世界を変えろ 第29,30,31,32話

2018-05-23 21:24:10 | 韓国ドラマ さ行

右腕であるキム室長を失ったクム・テウン。。。。しかし、そんなことも彼の悪事を止めることは出来ない。

せっかく購入した宝石をドチャンに取られてしまったり、クム・テウンを捕まえるべく、検察内の監査を無視して駆け付けるも、お金だと思った荷物が全部白菜だったりと、こんな風にクム・テウンとドチャンの丁々発止のやり取りが最後まで続く。。。

具合の悪いペク・ジュンスがどうなっていくのかも気になるが、最後は結局実の息子に裏切られることになるクム・テウン・・・・

しかし、この展開・・・南山会の元会長が、クム・テウンの息子に真実を告げなければ、クム・テウンの計画に穴が開くことはなかったような気がする。母を捨てられた息子の憎しみと、娘を殺された父の悲しみ。。。。結局、一番身近にいた人に足をすくわれることになってしまったクム・テウン。

普通、悪人でも1%位は同情の余地があったりするのだが、このクム・テウンの場合、その1%も見つけられない位の悪人っぷりだった。ドラマ的にはすがすがしいまでの突き抜け方だ。

更に検事のオ・ハラと詐欺師ドチャンの間にほのかな好意はあっても、詐欺師ドチャン、検事オ・ハラそしてパク検事の間の三角関係に必要以上にフォーカスしないストーリー展開も個人的にはすがすがしくてよかった。

そうでなくとも、チャン・グンソクが一人二役で忙しく、混乱気味なのだ。そのあたりは何もなく、すがすがしい終わり方がコメディらしくてよかったと思う。

 

 


スイッチ 世界を変えろ 第25,26,27,28話

2018-05-15 21:32:00 | 韓国ドラマ さ行

父が火熊に殺されたのを見て、衝動的に彼を押し倒してしまうドチャン。
家具に頭を打ちつけて彼が倒れるのを見て、当然その場から逃げ出すのだ。
当然、ドチャンが容疑者として手配されることになるのだが。。。ここでびっくりするのがクム・テウンのしたたかさ。いつどこでどうやって仕込んだのか知らないが、ドチャンが自分に手出しすることは当然想定内ということで、きっちりと血糊を準備し、それらしく見えるようにしたのだ。
詐欺師VS詐欺師の第一ラウンドはクム・テウンに軍配があがるが、こんなことで負けるドチャンでもない。
このままでは、ペク・ジュンスとオ・ハラの二人までもが狙われるとみて、自分が拘束されるように画策。
ペク・ジュンスはペク・ジュンスで、このまま火熊があきらめるはずはないと、自分が殺されるからとドチャンにペク・ジュンスとして生きるように提案するのだ。
****
急病になったドチャンが救急病院に運ばれれば、その隙を狙って必ずクム・テウンが右腕のキム室長を送り込んでくると踏んだ彼ら・・・その際にドチャンとペク・ジュンスが入れ替わり、キム室長は入れ替わったペク・ジュンスを殺害するという計画だったのだが、ドチャンはその計画を受け入れるフリをしてペク・ジュンスをも助けるべく、その場にスイッチチームを送り込むのだ。
キム室長がドチャンの首にナイフを押し当てる場面をこっそり撮影し、それを公開....
クム・テウンの右腕として今まで何でもやって来たのに、ボスがこっそりと自分の隠し子に大金を残そうとしていたことを知り、動揺していたキム室長・・・更に殺害計画を失敗しても、当然彼は切り捨てられるのみ....


この調子でいくと、クム・テウンは自分の隠し子がアキレス腱になりそうではないか・・・・


スイッチ 世界を変えろ 第21,22,23,24話

2018-05-07 20:58:42 | 韓国ドラマ さ行

検事魂を見せてクム・テウンを捕まえようとしたパク・ジュンス・・・元検事長は捕まえることが出来たものの、黒幕とも言えるクム・テウンまでは行きつくことが出来ない。せっかくクム・テウンが主催するナムサンクラブにも入会し、やや疑われながらも、検事という職業を生かしてクム・テウンの懐に潜り込もうとしていたのに・・・なんと心臓の調子が又悪くなってしまうのだ。ここでクム・テウンとの繋がりが切れてしまえば、今までの努力はもちろん、逆にオ・ハラも含め皆疑われることになってしまう・・・パク・ジュンスみずからドチャンに身分証を渡し、ドチャンは再び検事としてオ・ハラと一緒に活動することになるのだ。

ドチャンは、クム・テウンによってその地位を乗っ取られたナムサンクラブの元会長に近づき、天然ガスプロジェクトの話を持ちかける。(大きな詐欺の場合には、こんな風にエネルギーのもうけ話が多いのはなんでだろう?動くお金が半端ないからだろうか・・・)天然ガスの開発国がトルキとかいう怪しい国名なのだが、向こうの国の担当者も二重国籍の持ち主で非常に怪しい・・・しかしドチャンも詐欺師。詐欺師の心と手管を知っているのはやっぱり詐欺師ということでなんとかクム・テウンにもその話を信じさせようとするのだが、なかなか難しい。

そんなドチャンの前に突然現れるのは、20年前クム・テウンに殺されたはずのドチャンの父。これまでは影でドチャンを助けていたものの、クム・テウンを相手に苦戦している息子の姿を見て、満を持しての登場だ。

九九よりも詐欺の方法を早く覚えたドチャンにとって、父に会うことは懐かしいことでもあり、辛いことでもあるが、「一度一緒に仕事をしよう」という父の言葉に一緒に仕事をすることを選ぶドチャン。

殺したはずのドチャンの父の登場に軽く驚くものの、動じることはないクム・テウン。。。

一度殺したはずの男だ。もう一度殺すことなどなんでもないことなのだろう・・・・再びクム・テウンに命を狙われ、息子の前で再び殺されることになってしまうドチャンの父・・・・

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もう一歩でクム・テウンを騙せるはずだったのに。。。彼の方が何倍も上手だったらしい。

兵馬俑問題で拘束された元検事長もクム・テウンにあっさり殺されてしまった。彼の手法に穴はないようにも思えるが、出来の悪い息子が彼のアキレス腱になるはず・・・・