マムシグサの仲間は、林内でであうとどこか不気味な雰囲気を感じますが、このツクシマムシグサはちょっとスマートです。
仏炎苞の先がす~っと長く伸びるところが特徴で、まるでハチ鳥を連想させてくれます。 九州にちなみ筑紫(ツクシ)の名がつけられています。
マムシグサの仲間は、林内でであうとどこか不気味な雰囲気を感じますが、このツクシマムシグサはちょっとスマートです。
仏炎苞の先がす~っと長く伸びるところが特徴で、まるでハチ鳥を連想させてくれます。 九州にちなみ筑紫(ツクシ)の名がつけられています。
図鑑によりますと、九州のものはコクワガタらしいのですが よくわかりません。 いちおうクワガタソウとしておきます。 花はオオイヌノフグリよりもかなり大きくて、淡い紅白色をしています。
果実が細い萼に包まれる様子が、兜のくわ形に似ているところから名づけられたそうです。 まだ果実はできていませんでした。
ありました、ありました! シャガの種子をつけた果実です。 (黄色い矢印の果実)
ふつうの果実は淡い緑色で、中に種子ができていないために 触ってみるとふわふわしています。
ところが、この矢印の果実は 濃い緑色で触るとごつごつしています。 中には種子ができているようです。
シャガは3倍体植物なので「種子は作らない」と、図鑑には書いてあります。 またNetで検索しても、「種子が発生しない」などと書かれています。 が、種子を作ることもあるのではないかな・・・と思い探していましたら、ちゃんとありました。
この場所には、6株ほど種子をつけた果実ができていました。 これから果実が熟すといったいどんな種子が顔を出すのか、楽しみです。
エゴノキの花は、新緑に白い花がとても すがすがしくて好きな花です。 枝いっぱいに下向きの花を咲かせています。 花が下向きなので、きっと訪問昆虫はしがみついて蜜を吸いにくるのだろう・・・と思って見ていましたら、
やはり大きなクマバチが羽音をたてて花に訪れてきました。
白い花にしがみついて頭を雄しべの中につっこんで、蜜をすっています。 そのときに花粉がさらさらとクマバチの体にふりかかる仕組みのようです。
アザミの仲間は見分けるのがとても難しいのですが、このノアザミだけは春から初夏にかけて咲くので簡単にわかります。 花が早く咲き終わった株では、綿毛を飛ばし始めました。
昨日のヒレアザミと比較すると冠毛の様子がちがっています。 冠毛が羽毛状になっているところが、アザミ属の特徴です。
植物の茎全体にヒレがあるアザミです。 このヒレアザミを見ると、ガラパゴス島に生息しているトカゲなんかを連想するのは 私だけでしょうか・・・
花はアザミ属とよく似ていますが、冠毛が羽状ではなく、剛毛状でわずかにざらつく点が異なっていて、大きな区別点となっています。
先日『モモイロヒルザキツキミソウの花粉はネックレスのようです。 とても細い糸でつながっていて、昆虫がちょっとふれただけで、たくさんの花粉がうまくからみつくようにできています。』とブログに書きました。
この花粉のネックレスをルーペで見ていたら、驚きました! なんと花粉の形は丸いとばかり思っていましたが・・・丸くないんです。
デジカメのレンズの前にルーペをあてて、この花粉が撮せるかどうかチャレンジしてみました。
花粉の形は 中心部がふくれて、3つの方向に腕をだしているような 三角形になっています。 おわかりでしょうか。
すばらしい美しさです! ビックス・ドロップのような形でしょうか。 やはり間違いなく 花粉のネックレスになっていました。
*モモイロヒルザキツキミソウについて polepoleさんがとても詳しくブログに書かれていますのでご紹介します。
ニワゼキショウとオオニワゼキショウが隣り合って生えている場所には、ひときわ大きな株が見られることがあります。 ニワゼキショウとオオニワゼキショウの交雑種・・アキマルニワゼキショウ(仮称)です。 大きな株になっているのは、雑種強勢のためのようです。
花の大きさはニワゼキショウと同じか大きめ、色はオオニワゼキショウにそっくり。 ニワゼキショウとオオニワゼキショウの中間型をしています。
そして大きな特徴は、果実が熟していません。 2種の交雑種が果実ができないと言うことは、ニワゼキショウとオオニワゼキショウはそれぞれ別の種とみてよいと思われますが、詳しくは今後の研究がまたれるところです。
ところで、「アキマル」って・・・いったいどんな意味なんでしょうね?
北アメリカ原産の帰化植物で、アヤメ科です。 花を見るとユリ科のようにも見えますが、雄しべが3個・花柱の先が3裂しているところ・葉の形などがアヤメ科の特徴をしています。
この時期 日当たりの良い芝生などにたくさん咲いています。 花の色は赤紫色のものと 白っぽい紫色の花が見られます。 白っぽい花が優性、赤紫色が劣性だそうですので、かけ合わせるとすべて白っぽい花になります。(メンデルの法則ですね)
オオニワゼキショウ
ニワゼキショウの白っぽい紫色の花にそっくりですが、よく見ると花の大きさがかなり小さいです。 これでオオニワゼキショウだなんて 変な感じがしますが・・・
果実を比べるとニワゼキショウよりもかなり大きいので、ふ~ん やっぱりオオニワゼキショウかな・・と思ったりもします。
色といいつやの感じとといい、まるで古代の装飾品 美しい曲玉のようです。
果実は真っ黒をしています。 その中にこの種子が入っています。
だれでもよく知っている春に咲く花です。 歌にも登場するマメ科の植物といえば・・
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