花*花・Flora

野の花・山の花・外来植物・果実や種子などなど、観察したことを気ままに綴るBlogです。 

アネイレマ・ホックアイ  Aneilema hockii De Wild.

2013年12月19日 | Commelinaceae



多年生植物で、1mくらいに成長します。 エキゾチックな色合いをしています。



花のつくりは Commelina属にそっくりですが、花柄が苞に包まれてまいない点が大きな相違点です。 
1911年にコンゴで採集した標本がタイプになっていて、種小名は採集者のA. Hock にちなんで名付けられています。


シュッコンツユクサ Commelina erecta L.

2013年12月14日 | Commelinaceae



シュッコンツユクサ(C. erecta L.)は熱帯地方(アフリカ)から、温帯地方(アメリカ、西アジア)に広く分布する種です。
その変異の幅はたいへん広く3つの変種に分類する見解もありますが、それらの有意性は疑わしいとする研究者もいます。



和名は本種が多年草で、越冬する太い根をもつことから”シュッコンツユクサ”と名づけられたものでしょう。 


ティナンティア・エレクタ Tinantia erecta

2013年12月10日 | Commelinaceae



一年生植物で、メキシコからニカラグアまでの熱帯の地域に生育しています。 Tinantia 属には14種ほどあり、ブータンツユクサやアカバナツユクサと呼ばれています。 



海外では widow's tears (未亡人の涙)と呼ばれています。 美しい花がいつもうつむき加減に咲いている様子からでしょうか・・・

また、 Commelina属と類似点が多いことから false dayflowers (偽のツユクサ)とも言われています。