別名:ハマシオギク 海岸近くの湿地にはえる野菊です。 綿毛(冠毛)は、とても長くて大きくふわふわしています。 綿毛は長く残っているので、綿毛のこの時期はとても綺麗です。
頭花は直径2cmほどです。 海岸の植物なので葉がテカテカしていて、厚ぼったくたくましい感じがします。
別名:ハマシオギク 海岸近くの湿地にはえる野菊です。 綿毛(冠毛)は、とても長くて大きくふわふわしています。 綿毛は長く残っているので、綿毛のこの時期はとても綺麗です。
頭花は直径2cmほどです。 海岸の植物なので葉がテカテカしていて、厚ぼったくたくましい感じがします。
先日「黄色いシマカンギクがたくさん咲いている中に、白い花のものを見つけました。」 という記事を書いたのですが、はたしてその白い野菊は、いったい何?であるかわからないままでした。
雑種ではないだろうか・・と思っていましたが、来年また調べようと書いて終わりにしました。 でもなにか、もやもやしてすっきりしませんでしたので、思い切って「日本の野菊」の著者 いがりまさしさんの掲示板でお尋ねしました。
数日後、いがりさんから
「サンインギクだと思います。福岡県の海岸では私も同じようなものを多数見ています。もっとも,厳密な判断は形態では困難ですが,サンインギクと考えてまず間違いないでしょう。」
という回答をいただきました、やはり雑種のサンインギクのようです、ようやくすっきりしました。
山林のふちや木陰などに生えています。 白色のノコンギクとよく似ていますが、シロヨメナの総苞はほっそりしているので区別することができます。
花が白いのでシロヨメナなのですが、ときどき淡紫色のシロヨメナにも出会うこともあります。
この野菊も綺麗なのですがどこか少し野暮ったい感じもします。 シマカンギクとイエギクの雑種だそうです。
この画像のものは頭花が大きくて、白いタイプで、花はノジギクにそっくりですが、葉や全体に毛が少ないところが違います。 またノジギクの分布からもはずれています。
黄色いサンインギクもあり、こちらはシマカンギクに似ていますが、総苞片がサンインギクは 3列なのが区別点です。
白い花弁がとても清楚で “野菊のプリンセス”とでも呼びたくなるような美しさを、持っていると思います。 昨日のニジガハマギクの一方の親にあたる野菊です。
この写真のものは、セトノジギクと呼ばれているタイプです。 主に海岸の岩場を好むようですが、海岸の道路脇にもたくさん見られ、場所によってはこの時期はセトノジギク・ロードとなっています。
美しい名前がついた野菊です。 山口県の虹ヶ浜で牧野博士が採集され、命名されました。
自然交雑種の野菊です。 ごらんのように花弁が黄色と白色がまざっているものがあります。
牧野博士は4倍体シマカンギク(黄色)×6倍体ノジギク(白色)の雑種と考え、北村博士は6倍体サンインギク×6倍体ノジギク(白色)の雑種と考えました。
現在ではニジガハマギクは、6倍体シマカンギクと、ノジギクかイエギクの雑種という線が濃厚だそうです。