ラン科の花は、細かい花粉をたくさん作るのではなくて、いかに高い確率で受粉させるかを選択したのでしょうね。
ラン科の花は、細かい花粉をたくさん作るのではなくて、いかに高い確率で受粉させるかを選択したのでしょうね。
かなり黄色くて、花も大きくエビネよりも遅い時期に咲いていましたので、タカネのようです。 タカネはエビネとキエビネの雑種だそうです。
ということはあたりにエビネとキエビネが咲いているかもしれません。 しばらく探しましたが、わりと近くにエビネが咲いていましたが、キエビネは見あたりませんでした。
エビネ・キエビネ・タカネはルンバルンバさんのブログにとても詳しく紹介されています。
花粉塊は8個に分かれた紡錘型のカプセルのようになっていました。
今、平尾台はシランの花でいっぱいです。 新緑の草原にたくさんのシランが咲き誇っている中を、のんびりと散策するのはとても気持ちが良いです。
シランのたくさんあるところに、自由に座り込めるのも平尾台ならではだと思います。
ラン科の花粉は花粉塊になっていて、すごい接着力で昆虫にくっつきます。 小さな木の枝を昆虫に見立てて、シランの花の中に入れてみました。 みごとに一発で花粉塊が木の枝にくっつきました。
茎全体にに翼(ヒレ)がついている、トゲトゲのアザミです。
花はアザミ属とよく似ていますが、冠毛が羽毛状ではない点がはっきりと異なっていてヒレアザミ属という別の属に分類されています。
他のアザミの仲間とは雰囲気が随分違っていますが、日本には古くから咲いている植物だそうです。
古い時代に大陸から帰化したのではないかともいわれています。
鳴子がすずなりになっていて、ふれるとカラカラと音がしそうです。
この仲間では葉がもっとも細いので、見慣れてくると葉だけでも区別がつくようになります。
ナルコユリの葉
アマドコロの葉
さらに茎が丸いことや花が1~5個もつくので、この点まで観察すれば、よく似た昨日のアマドコロとは容易に区別することが出来ます。
さらに花の花筒基部が細くなり短い柄状になるという点も特徴です。
いかにも美味しそうな名前です。 その名の通り根茎が甘くて食用になるそうです。
ナルコユリによく似ていますが、こちらの方が早く花を咲かせます。 また茎に稜があり、葉が上に向かって開くので花がよく見えます。
花は1~2個ずつ垂れ下がってつき、花筒の基部が柄状になっていないなどの特徴をもっています。
わたしが見る範囲に限っての感じですが、どうもアマドコロの茎は赤っぽい色をしているものが多いようです。
多数の雄しべもすべて黄色で統一された花の真ん中に、ぐにゃっと曲がった雄しべがあります。
名前には、いろんな説があって
1.草の黄・・茎を切ると黄色い汁がでることから
2.草の王・・薬草の王様という意味
3.瘡の王・・皮膚病によく効くことから
などのいろんないわれがあるそうです。 毒草であり、また薬草でもある野草です。
2年ほど前に、アメリカフウロが咲いている仲に、花の色が濃いものを見つけました。 アメリカフウロにもゲンノショウコのように白っぽいものから濃い赤紫色まで、さまざまあるのかな・・と思い調べてみましたが、さっぱりわかりませんでした。
翌年は、咲くのを楽しみにしていたところ枯れ葉剤をまかれて、まったく花を見ることが出来ませんでした。
ようやく、今年花を観察することが出来ました。 詳しくは「オトメフウロ」をご覧下さい。
「洋風みこし草」といったところでしょうか? ゲンノショウコの果実 「御輿草」を撮す人は多いのですが、アメリカフウロの果実は見向きもされませんよね。 果実はゲンノショウコにそっくりです。
種子は長さが約2.2mmほどで、表面に網目状の模様があるのが特徴です。
北アメリカ原産の帰化植物でフウロソウの仲間では春の3月くらいから花をさかせています。