goo blog サービス終了のお知らせ 

花*花・Flora

野の花・山の花・外来植物・果実や種子などなど、観察したことを気ままに綴るBlogです。 

伊吹山の花 イブキ

2006年08月24日 | '06 伊吹山

尾瀬や北アルプスでイブキジャコウソウに出会いましたが、やはり本場の「伊吹山のイブキジャコウソウ」に出会ったときには、一段と感慨深いものがありました。 写真を撮した後、そっと葉をつまんで匂いを嗅いでみます。 とてもすばらしいイブキジャコウソウの香りがしました。
伊吹山の花の最後は、「イブキ」シリーズです。 
イブキトラノオ (タデ科)
 
イブキボウフウ (セリ科)
 
イブキアザミ (キク科)
 
イブキフウロ (フウロソウ科)
 
イブキトリカブト (キンポウゲ科)
 
伊吹山の花は今日で終わりです。 暴風雨の写真しか撮れませんでしたので、最後に晴れた日の素晴らしい伊吹山をご紹介したいと思います。
 
このサイトは夏の伊吹山が見事に撮されていてとても素晴らしく、私の大好きなページです。 
fumifumiさんにはリンクを快く了承していただきました。
皆さんすばらしい伊吹山をぜひご覧になって下さい。

伊吹山の花 大群落

2006年08月23日 | '06 伊吹山
 
伊吹山のすばらしさは群落にもあります。 花の種類が多いことはもちろんですが、いろいろな花の群落がものすごく濃密で、目の前に広がるその群落のすごさには圧倒されてしまいます。 こんなにすごい密度の群落は、おそらく他に類をみないのではないでしょうか。 
テンニンソウ(フジテンニンソウ)の群落

 サラシナショウマの大群落
まだ蕾の状態ですので、花がいっせいに咲いたら一面真っ白になるだろうと予感させてくれます。
 
 
 
キオン・アカソの群落
 
 
タムラソウも一ヶ所にたくさん咲いています。 
ゆれる花を撮して暴風雨を表現してみました。すごい風でしょ。
 
シモツケソウの群落
実は花はほとんど終わっているにもかかわらず、この赤さです。 群落のものすごさがわかります。
 
 
ガスのため遠くまでは写っていないのが残念ですがその雰囲気だけでもお伝えできたでしょうか・・。

伊吹山の花 フウロソウ

2006年08月22日 | '06 伊吹山
「ないなぁ・・」 「見つかりませんね~・・」 周りがこれだけ花が多いのにフウロソウの花が1つも見つかりません。 「葉はたしかにあるんだけどなぁ・・」 「この暴風雨でみんな散ってしまったんでしょうか・・」 
 
伊吹山にはイブキフウロをはじめ何種類かのフウロソウが咲いています。時期的には花が見られても良い時期です。 5人で気にしながら探しているのに、お昼を過ぎても1つも花が見つかりません・・。
 
2時近くなり、「今日は見つからないかもしれないなぁ・・」と思ったその時、N美さんがついに蕾を見つけ出しました。 

みんな急いで駆け寄ります。 「間違いないフウロソウだ!」 近くをよく探すとありましたありました。 ミツバフウロです。

  みんな 「よく見つけたね~」 
  N美さんのお言葉 「これだったの? この花なら頂上付近にも咲いていたよ・・」
  みんな 「ちょっと~ ちょっと! ちょっとぉ~!!」 「そのとき言って欲しかったよぉ~」
       大笑いのひとときでした。
 
 それからは、次々に発見です。
毛深いエゾフウロ

 ぜひみたい花だったイブキフウロ
 
 
最後は、N氏がとても小さなヒメフウロを見つけ出しました。
 
フウロソウを探し出すのには、N氏・N美ご夫婦が大活躍でした。

伊吹山の花 ルリトラノオ

2006年08月21日 | '06 伊吹山

「伊吹山に行ったからには、台風だろうがどしゃ降りの雨だろうが見ないと帰れないぞぉ~!」 という1番のお目当ての花があります。 

ルリトラノオです・・日本では伊吹山のみに自生し、他では見られない花で、その瑠璃色の花びらに真白い雄しべの葯がマッチして、奥深い美しさをかねそなえている花です。

伊吹山の山頂付近のあちこちで我々を出迎えてくれたルリトラノオは、今日の暴風雨をしばし忘れさせてくれる、すばらしい素敵な花でしたよ。


伊吹山の花 1

2006年08月20日 | '06 伊吹山

「伊吹山で会いましょう!!」 この合い言葉をもとに、関東から車を飛ばして友人のN氏・N美さんが、地元岐阜県からKさん、そして台風直撃の九州からなかなか・なか子が合流しました。 台風10号は幸運にも近畿地方を避けてくれましたが、黒い雲は厚く風の吹き方は台風の影響がまだ残っています。 


時おり激しい雨と暴風がおそってくる 伊吹山頂上付近にて

伊吹山は6合目から上には厚い雲におおわれていて、ものすごいガスで視界はきかない上に、台風の影響から時折激しい雨と風が吹き荒れます。 危険ではなさそうなので雨具を着込んでいざ花の伊吹山に出発です。

登り初めてすぐにイブキアザミの登場です、名前の通り伊吹山固有種で見たかったアザミの1つです。 これは幸先よさそうですよ。

まもなくすると 山の斜面には、これでもかというくらいにシモツケソウの大群落があらわれました。 おもわず「うわぁ~すごい!!」の歓声が上がります。 天候はものすごく悪いのですが花の伊吹山にふさわしい出会いが続きます。
                  ・・明日につづきます