花*花・Flora

野の花・山の花・外来植物・果実や種子などなど、観察したことを気ままに綴るBlogです。 

キハダカノコガ

2010年08月05日 | チョウ


チョウとガを含む麟翅目の9割以上はガだそうです。 チョウは注目度が高く歌の歌詞にも入ったりしていますが、ガってなぜか嫌がられますよね、こう書いている私もガはちょっと苦手です。 でもこのキハダカノコガは、なんとなく好きなガです。



鹿の子もようの透かしが入ったオシャレな翅、腹部の黄色い帯は、それなりにハチ風に仕上がっていますね。


ゲンカイイワレンゲとクロツバメシジミ

2008年12月05日 | チョウ

「みなさん こんにちは~」  「案内役の クロツバメシジミです。」

今回の特集は、ボクが皆さんをご案内します。 まずは自己紹介からですね。 
シジミチョウの仲間です。 翅の表面は真っ黒でちょっと可愛いしっぽもあるんですよ。・・・

 

ゲンカイイワレンゲとクロツバメシジミ」は5年前に作ったページです。 その年に1ヶ月ほどアップして、その後はしまいこんでいました。 
今回ブログに「アオノイワレンゲ」をアップしたのを機会に、再アップしてみました。 蝶を案内役に見立てた、ちょっとはずかしいような内容ですが、よろしかったらクリックしてご覧下さい。


ツマキチョウ

2007年04月05日 | チョウ

白い蝶といえばモンシロチョウしか知らなかったのですが、白い蝶の中には、前翅の先端がとがっていて黄色い色がカッコイイこのツマキチョウもいます。 春にだけ巡り会えるという魅力的な白い蝶です。 このツマキチョウは直線的に飛ぶので、見慣れてくると飛び方でモンシロチョウと区別できるようになります。 

翅は白いのですが、とじると裏側は迷彩色になっていて、鳥などに見つかりにくくなっています。

そ~っと近づいて、顔のアップを写してみました。 眼は淡い緑色でけっこう毛むくじゃらなんですね。


ジャコウアゲハ

2006年05月11日 | チョウ

ジャコウアゲハが羽化する時期になりました。 この蝶は、有毒成分のあるウマノスズクサ類を食草とするため、体に毒をためていて鳥におそわれることが少ない蝶です。

ウマノスズクサの葉の裏に、卵を産み付けています。

黒いアゲハの仲間では、いちばんゆるやかに飛んでいます。 真っ赤な体を鳥に見せて、毒をもっていることをアピールしているそうです。

この蝶がいると、つかまえて匂ってみることにしています。 な・なんと 麝香のような香気をはなっている蝶なんですよ。 


ツマキチョウ

2006年04月24日 | チョウ

今日は蝶の話題です。 昨日の日曜日公園を散歩していたら、ツマキチョウに出会いました。 この蝶は春だけに出会える“ スプリングエフェメラル ”です。
実は白い蝶はモンシロチョウしか知らなかったのですが、最近気にして見ていると、白い蝶だけでも何種類かいるんですよね。

とがった翅の先っぽが夏みかん色をした、かっこいいシロチョウです。 でも、どこかに止まればわかるのですが、飛んでいるときはモンシロチョウと区別がつきませんでした。

今回 飛び方をじっくり見ましたら、モンシロチョウは上下にはげしく動きながら飛びますが、このツマキチョウはパタパタと翅を動かしながら、わりと1直線に飛ぶって感じでした、これっていつもそうなのかなぁ・・。 


クロツバメシジミ

2005年12月10日 | チョウ

イワレンゲやツメレンゲの仲間とは切っても切れない関係の蝶がいます。
シジミチョウの仲間の一種、クロツバメシジミです。
翅の表面は真っ黒で、ちょっと可愛いしっぽもあります。
 
 
 
関東地方以西の広い範囲に生息しています。
特別めずらしいチョウではないのですが、“すみか”が決まっているので、なかなかお目にかかれないチョウでもあります。 (ということは、やっぱり珍しいチョウなんですよね・・)
 
   ゲンカイイワレンゲに産卵中
  
その理由は、幼虫が食べる草が 「ベンケイソウ科の植物だけ」と決まっているので
ベンケイソウ科のイワレンゲやツメレンゲ等の近くでしか住めない蝶なんです。
 
開発などの環境の変化によって、イワレンゲやツメレンゲがだんだんと少なくなってきた今、
クロツバメシジミも絶えてくる危機に直面してきているようです。