ガガイモ科の植物だな・・と葉の時期に見当をつけていました。 大きなジャスミンのような真っ白の花が咲きましたので 調べたところ、シタキソウという変わった名前の植物でした。
ガガイモ科の植物は、花粉塊が大きな特徴の1つですので、どのような花粉塊なのか観察してみました。
柱頭に花粉塊が着いていました。 真ん中の黒っぽい部分の両側に、琥珀色の丸い円柱形の花粉塊をもっていました。
ガガイモ科の植物だな・・と葉の時期に見当をつけていました。 大きなジャスミンのような真っ白の花が咲きましたので 調べたところ、シタキソウという変わった名前の植物でした。
ガガイモ科の植物は、花粉塊が大きな特徴の1つですので、どのような花粉塊なのか観察してみました。
柱頭に花粉塊が着いていました。 真ん中の黒っぽい部分の両側に、琥珀色の丸い円柱形の花粉塊をもっていました。
この前まではまったく気がつかなかった緑色の葉が、まるでペンキでも塗ったように真っ白になってきました。 マタタビは花が咲く時期になると、こんな風に白くなります、葉を白くすることで、花が咲いたことを知らせるらしいです。 こんな工夫もまた面白いですね。 花は真っ白で雄花・雌花・両性花を咲かせます。
この花は雄花です
柿色の花の色をしたランです。 図鑑には「日当たりの良い湿地に生える」と書かれていますが、平尾台や秋吉台では、日当たりの良い草原にたくさん見られます。 もしかしたら石灰岩地帯というのが多く湿気を含んでいるのかもしれませんね。
昨日の続きです。 ユキノシタの蜜を目当てに昆虫がやってきます。 ユキノシタの雄しべはめしべより先に熟して、順番に前方に移動します。
雄しべを前方に突き出すことによって、蜜を目当てにやってくる昆虫に花粉をつけやすくします。
すばらしい仕組みですよね。
昔、中学生の時 『 動物は動く、植物は動かない 』と理科の先生から習いましたが、今よく観察してみると 植物もちゃんと動くんだな・・と思います。
すべての雄しべの花粉が無くなると、その後めしべが熟し、自家受粉をうまく防ぐ仕組みになっています。
何年か前ですが、ユキノシタの花が一斉に咲いていて そのあたりが真っ白だったことがあります。 その後も気をつけていますが、ほとんど咲かない年などもあるようです。 何年かに一度、こんなふうに一斉に花が咲くのかもしれません。
ユキノシタは遠くから見ても綺麗ですが、アップで見てもとても綺麗です。 真っ白い花弁についた、赤い斑点と黄色の斑点が美しいですね。
ちょうどめしべの付け根にある 黄色い花盤から蜜がでてキラリと輝いていました。
ベニバナセンブリもいよいよ花を咲かせ始めました。
ベニバナセンブリは、1960年頃から報告されているにもかかわらず、
現在では大変少なくなってきているような気がします。
一方、ハナハマセンブリの方は1988年頃に報告された新しい帰化植物ですが、
日本のあちこちで見られ、どんどん勢力を広げて行っている状況のようです。
かわいいピンクの花を咲かせる ハナハマセンブリ・ベニバナセンブリは
いったいどんな分布をしているのでしょうか?
「ハナハマセンブリ・ベニバナセンブリの情報」のページをHPに作ってみました。
お近くにハナハマセンブリ・ベニバナセンブリが咲いていませんか?
もし見つけましたら情報をお寄せ下さい。
どちらかわからない花の情報でも結構です、お待ちしています。
中央アメリカ原産の帰化植物で、石垣の隙間などに生えています。 花は咲き始めが白色で時間とともに赤色に変化するので、同じ株に紅白の花が見られます。
ペラペラヨメナなんて なんだかへんてこな愛嬌がある名前ですが、花も綺麗で好きな帰化植物です。
ドクダミの花後もまた 綺麗ですよね。
花穂の一番上にある果実が大きくなってきました。
ちょうど王冠のようにも見えます。 アッここにも王子様ですね。
名付けて 『 ドクダミ王子 』・・(寒っ!)
ドクダミを3日間とりあげましたが、どうも説明が不十分でした。 そこで、HPのほうに「ドクダミの花」として再度アップしてみました。 こちらは、寒くありませんのでどうぞご覧下さいませ。
ドクダミは、白い花弁のように見える総苞片の上に、花柱が3つに分かれためしべと3本の雄しべからなる、小花がびっしりと集まっています。
その小さな両性小花の1つ1つの基部には、小さな苞(小苞)があります。 上部の小花の集まりをよく見ると、上部には雄しべがたくさん集まっています。
上部の小花を取り出してみました。 すると上部では両性小花ではなく、雄しべだけが3本集まった雄性小花となっていました。
雄性小花 両性小花