今まで「ヨツバムグラ」とばかり思っていました、葉が4枚なので・・・。 というよりも、小さな植物なので、ちゃんと検索をしていませんでした。 検索をしてびっくり、この仲間にはたくさんの種類があるんですね。
果実に短毛があること、果柄がほとんどないこと、花柄の先の苞が特徴のようです。
学名は、Galium kikumugura と「キクムグラ」の名前が種小名に使われています。
今まで「ヨツバムグラ」とばかり思っていました、葉が4枚なので・・・。 というよりも、小さな植物なので、ちゃんと検索をしていませんでした。 検索をしてびっくり、この仲間にはたくさんの種類があるんですね。
果実に短毛があること、果柄がほとんどないこと、花柄の先の苞が特徴のようです。
学名は、Galium kikumugura と「キクムグラ」の名前が種小名に使われています。
シラホシムグラの帰化状況は、今のところ関東地方(東京・神奈川・千葉・茨城・埼玉・静岡)、関西地方(大阪・兵庫・和歌山)、上越(新潟)・四国(香川)・九州(福岡)のようです。 まだまだ、報告がされていない県がたくさんあります。
シラホシムグラは、今ちょうど見つけやすい時期ですので、大型のヤエムグラらしき植物を見かけましたら、チェックしてみて下さい。
シラホシムグラはヤエムグラによく似た帰化植物で、2004年に新たに確認されたヨーロッパ原産の帰化植物です。
この植物は九州にもすでに侵入している可能性があると思いましたので、春からヤエムグラを注意して観察していたところ、2009年5月16日にヤエムグラとはあきらかに様子が違う植物を見つけました。 おそらくシラホシムグラであろうと思われます。
新しい帰化植物ですので、この植物のようすをヤエムグラと比較しながら観察しました。
※詳しくは「シラホシムグラ(新称) Galium aparine L.」として、アップしましたので 花*花・floraのTOPページから、クリックしてご覧下さい。
ヤエムグラの果実がたくさん見られるようになりました。 ヤエムグラの果実にはトゲトゲがあって、イガグリのようです。 このトゲでくっついて散布されるのですが・・・
ところが、果実をいろいろ観察していましたら、こんなおもしろい種子を見つけました。 トゲトゲがありません。 つるっとしています。
トゲナシヤエムグラというものがあるそうですが、はたしてこれでしょうか? ただ今、調べ中です。
昨日のフウロケマンの種子に比べて、種子はやや大きくて、このトゲトゲがものすごいです。 まるで剣山のようです。
種子のこの表面の突起は、キケマン属の中でも最も長くて尖っています。 また、フウロケマンは種子の外側にしかトゲがありませんが、ツクシキケマンのトゲは種子の表面を覆い尽くしています。
ツクシキケマンは全体的に大型で、果実もくびれていて数珠状になっています。
この種子のみごとな造形美には、目を見張ってしまいます。 種子を大きく包んだエライオソームの美しさは、アリでなくとも惹きつけられてしまいます。
種子の表面には円錐状の突起があります。ちょうどスパイクタイヤのようです。 種子のこんなに小さな円錐状の突起の部分が、他の種との区別点の1つとされています。
フウロケマンは、こちらでは春に里山によく咲いてる、優しい感じのする黄色いケマン属の仲間です。
ジャケツイバラの花は、とても良くできています。 昆虫が蜜を吸いにやってきました。 ミツバチ?でしょうか。 花に止まりたいのですが、花はやや下向きに咲いていて、花びらは大きく開いていますので、花弁には止まれそうもありません。
雄しべには赤く色が付いていてわかりやすく、とても止まりやすそうに前に突きだしています。 ここに止まってくれれば花粉を昆虫に着けることができます。
ミツバチは、突き出している雄しべに当然のようにしがみつきました。 花としてはまさに思惑通りです。
ここからミツバチは、蜜を吸うために目いっぱい口吻をのばします。 なんとか口吻が届く距離に蜜はでています。 そのときにはお腹が雄しべに密着しています。 ジャケツイバラの花は、なるべく簡単に蜜を取られないように、またなるべく花粉を昆虫にくっつけるようにと、とても巧みにできているのですね。
この時期、野山で鮮やかなレモンイエローの花が咲いていれば、おそらくジャケツイバラでしょう。 樹木全体にすごい刺を持っていますので、一度引っかかると取るのがやっかいな自然界の鉄条網です。
枝の節からトゲトゲの細い枝を出して、まわりにからみついて伸びていきます。 その様子は美しい花に隠されて、あまり目につきませんが、まるでインベーダーのようです。
ツクシタツナミソウは、シソバタツナミソウの変種にあたります。 葉の裏がシソのような紫色をしていて葉が楕円形をしています。 花の色が明るい青紫色でとても綺麗です。
下から花が咲いていきますので、上の方はまだつぼみです。 つぼみの形は、なんだか眠い目をこすっている子猫のようにみえますよ。
ゴールデンウイークになると、ベッコウトンボの季節がやってきたなぁ・・・と思い近くの池のある公園に散歩に出かけます。
この時期は、まだベッコウトンボの活動は活発ではなく、草に止まっている状態が多く見られます。 この日は6頭ほど見かけました。
1年半年の冬場には、この公園の土の遊歩道をどんどん工事してしまい、あじけのないアスファルトになってしまいました。 昨年はベッコウトンボの発生数が、例年よりも少なかったように思います。 さて今年はどうなのでしょうか、ちょっと心配です。