同じ場所に咲いているベニバナセンブリとハナハマセンブリとでは、どうやら花の時期が少し違っているようです。
ハナハマセンブリの方が花期がやや遅くて、まだつぼみやその前の段階が多い様子です。 ようやく咲き始めた株がありましたので撮してみました。
おやっ? この花の感じはハナハマセンブリらしくないぞ・・・ と近づいてみると、確かに花がやや大きくて、花の色が淡いピンク色をしています。 この日は曇りでハナハマセンブリは花冠が閉じているのですが、こちらは開いています。
葉は長い感じで、根生葉はロゼットを形成しています。 これは、ベニバナセンブリに間違いないようです。
この場所には約20株ほどのベニバナセンブリが見られました。 ちょうど花がたくさん咲いている株もありとても綺麗でした。
今年もベニバナセンブリが開花してきました。 まずは、今にも開きそうなつぼみがふっくらしていて、とても可愛いかったので、アップで1枚パチリ!
今シーズンの咲き始めは、6月1日でした。 この写真は、1週間後のようすです。 花がかなり開いています。
正面からの花の様子です。 う~ん美しい!! ハナハマセンブリ&ベニバナセンブリ愛好会をつくりたいくらいです。
お近くに、ハナハマセンブリかベニバナセンブリが咲いているのを見つけましたら、ぜひ「情報のページ」までお知らせください。
いつも通っている道と違う道を、たまには通ってみるものですね。 中央分離帯にチラリとピンクの花が見えました。 今頃なんの花だろう・・・ もどって見てみますと、
な・な・なんと、もうハナハマセンブリが咲いているじゃないですか!!
毎年咲き始めは、6月になってからとばかり思っていましたが、もうかなり花が咲いていました。 約30株ほど見つけました。
この場所は、昨年まで知らなかった場所です。 ちょっと嬉しい発見です。 中央分離帯は日当たりがよく、ハナハマセンブリにとって生育にはよい暖かさなのでしょうね。
ハナハマセンブリの多くの花では、めしべの柱頭の高さと
雄しべの葯の高さは ほぼ同じ高さにありますが、
なぜめしべと雄しべの高さが異なるのか 以前から気になっていましたので今回調べてみました。
ベニバナセンブリもいよいよ花を咲かせ始めました。
ベニバナセンブリは、1960年頃から報告されているにもかかわらず、
現在では大変少なくなってきているような気がします。
一方、ハナハマセンブリの方は1988年頃に報告された新しい帰化植物ですが、
日本のあちこちで見られ、どんどん勢力を広げて行っている状況のようです。
かわいいピンクの花を咲かせる ハナハマセンブリ・ベニバナセンブリは
いったいどんな分布をしているのでしょうか?
「ハナハマセンブリ・ベニバナセンブリの情報」のページをHPに作ってみました。
お近くにハナハマセンブリ・ベニバナセンブリが咲いていませんか?
もし見つけましたら情報をお寄せ下さい。
どちらかわからない花の情報でも結構です、お待ちしています。
ピンク色の花がとても可愛い ハナハマセンブリが、開花し始めました。 これから咲くつぼみがふっくらしているところが、またいいですね。
ほとんどの株はまだ蕾もつけていない状態ですが、日当たりの良い場所でもう咲き始めたものを見つけました。
昨年と同じ場所ですので、今年は約1週間ほど早い開花となっています。 この花はとても好きな花で、愛好会でもあったらいいのに・・・なんて思っています。
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ハナハマセンブリとベニバナセンブリについてシリーズで書いていますが、1番の疑問点がこの根生葉についてでした。
ハナハマセンブリの根元のようす
昨年までは、花期に根生葉が見られないものがハナハマセンブリだと思っていましたが、どうもそうではないようです。 各地でハナハマセンブリにも根生葉が見られるものが報告されてきています。
そこで、この根生葉について調べてみました。
花とは違ってちょっと取っつきにくい内容ですが、興味のある方は
「ハナハマセンブリの根生葉」としてアップしましたので、どうぞご覧下さい。
ハナハマセンブリとベニバナセンブリの違いはどこにあるのだろう・・と思いながらいろいろ観察しています。 どうやら花がつぼんでいる状態の時にも2種の違いが現れているようです。
ハナハマセンブリはほっそり ベニバナセンブリはふっくら
ほっそりとふっくら以外にも、花冠裂片の部分(a)と花筒の部分(b)の比がそれぞれ違っているのではないかと思い測ってみたところ、ハナハマセンブリの方が b の比が大きい結果がでました。
さらに詳しくは「ベニバナセンブリとハナハマセンブリの比較」をご覧下さい。