山陰の湿ったところを好むようです。 古い時代に中国から渡来したともいわれていますが、学名は Iris japonica で「日本の虹」と命名されています。
昆虫になった視点から花を撮してみました。 う~ん!! ほんとうに虹に迎えられているようなすばらしい色合いで、引き込まれそうですね。
シャガやアヤメの仲間は、雌しべがまるで花弁のような作りになっています。 ちょっと失礼して、花被片を取りのぞいてめしべだけにしてみました。
緑色でふくらんでいる部分は子房です。 そこから1本の花柱が伸びています、花柱は上部で大きくなり3つに分かれ、さらに細かく切れ込んでいるのがわかります。
とても芸術的な作りになっていますが、3倍体植物なので果実はできないんですよ。