花*花・Flora

野の花・山の花・外来植物・果実や種子などなど、観察したことを気ままに綴るBlogです。 

アゲハモドキ

2010年07月31日 | 山の花


“カメラを持っていない時に限って、珍しいものが見つかる” まるで マーティーの法則みたいです。  この日いつもの公園を歩いていたら、一度見てみたいと思っていた蛾が目の前に。 なんとジャコウアゲハにそっくりな姿をしているアゲハモドキです。



写そうと思ってもちょうどカメラを持っていなくて、しかたなくほとんど使ったことがない携帯の写メでパチリ。 触覚が蝶と蛾は違っているので、アップで写したかったのですがボケボケです。 この平べったい姿はなんとか表現できました。



腹部の赤い色合いもジャコウアゲハにそっくりですが、こちらもボケボケです。 このボケ具合の画像だけをみるとジャコウアゲハにそっくりですね。



こちらがジャコウアゲハです、よく似ています。  慣れると手にも乗ってくれます。



(蛾の名前は、アゲハモドキじゃなくってジャコウアゲハモドキと名付けてほしかった・・・)

トキソウ

2010年07月29日 | 山の花


朱鷺の色とはこんな色だったんだなぁ・・・この花を見るといつもこんなことを感じます。 日本の空からトキが姿を消してしまった今、この花こそ絶滅してほしくないですね。



『唇弁の上面と縁に多数の肉質突起がある・・・』 図鑑の説明だけでは、この唇弁の肉質突起の美しさは伝わってきません。 う~ん、美しい!!



トキソウの属名 Pogonia は「ひげのある」を意味していて、この唇弁のようすから名付けられました。

シラン 訪問昆虫

2010年07月18日 | 山の花


シランの花には香りも蜜もありません。 しかしみごとな花のつくりで、いかにも美味しい蜜が花の奥にあるようにハナバチに思わせます。



もっと奥にきっと美味しい蜜がいっぱいあるぞ・・・




う~む 蜜はどこにも見つからないなぁ・・・




この花はたまたま無かったのかも・・・別の花を捜しに行こう




よいしょっと、やれやれ骨折り損だったね




したたかなシランの花は、蜜も花粉もハナバチに与えずにみごとに背中に花粉塊をくっつけたのでした。



 ラン科の花 花粉塊」もクリックしてご覧下さい

ウツボグサと訪問昆虫

2010年07月16日 | 山の花

画像は、ちょうど1ヶ月前に写しておいたウツボグサと花を訪れるハナバチの仲間です。



4月から飼い始めたアベニーパファー(小型フグ)が産卵したのでそのようすを観察していたり、グッピーが子を産んだり・・・と熱帯魚の方にかかりっきりでしたので、しばらくブログの更新ができませんでした。 m(_ _)m
アベニーは前回、産卵した卵を観察中に水槽に落として食べられてしまったことがあったので、今回は慎重に飼育してまだ大きさは1cm以下ですがなんとか稚魚にまで成長しています。 この様子はのちほどアップしようと思っています。