ゆきちゃん通信++日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日を
母親(tomi)の目を通してお伝えします。

母の決心

2010年02月23日 | ゆきちゃんの日記
昨日、思わせぶりなことを書いて終わってしまいました。(笑)
予告通り、今日は私の決心を書いてみようと思います。



最近の日記の内容から、私が由紀子との子離れを
強く意識していることは皆さんご承知だと思います。

今の目標は由紀子にショートステイをさせること!

つまり、施設にお泊りが出来るようにすることです。


昨年、夫が定年退職をしました。
そして、私も50歳を数年過ぎました。(笑)

私たち夫婦は、自分たちの老後を考える時に
どうしても由紀子のことを先に考えなければなりません。

いつまでも側にいてやれるのであれば、そうしてやりたいと思います。
でも、それは自然の摂理から言っても絶対に無理!


姉たちはいますが、
彼女たちには彼女たちの人生があります。
妹の人生まで背負わせるわけにはいきません。

もちろん、見守っては欲しいと思っていますけどね。


そんなことを考えたら、私たちが元気なうちに
由紀子を手放して、将来の住処をきちんと整えてやりたいと思うわけです。


ショートステイはその基礎の基礎です。





そう思って、ショートステイの練習先を探しているのですが
なかなか・・・・難しくて・・・・・


先日、友人と電話でそんな話しをしていたら
友人からいろいろと突っ込まれました。

「あそこもここも駄目と言ってたら、どこにもやれないじゃん!」

うん!分かってる・・・・

「施設の職員さんはプロなんだから、大丈夫だって!」

うん!分かってる・・・・

「ゆきちゃんは、自分から行くとは言わないんだから
あなたが決心しなくちゃ!」


( ̄▽ ̄;)アハハ…分かっているよ!


「もしかして・・・あなた!本当はまだ離れきれずにいるんでしょう?」


Σ( ;゜▽゜)ギクッ!・・・・・・・・


この友人とは自閉症の子どもを持つ親同士です。

長い付き合いなので、どんな上っ面の言葉を並べても
お腹の中は見透かされています。(笑)


彼女の言うとおり、私は覚悟を決めたといいつつ
どこかで、小さな言い訳を積み重ねて
ショートステイを先送りにしているんです。

友人と話しをする中で、
そんな自分の迷いをしっかり自覚させられちゃいました。

(;´Д`A ```参ったねコリャ…



で!・・・ここからが本題です。

どうして、こんなに計画を前に進められないのか?

もう一度、考え直してみたら、
ちょっと見えてきたことがあるんです。



実は、私は由紀子を家族に預けて
外泊をしたことがありません。


もちろん、学校や施設での宿泊訓練や修学旅行のときは別ですけど
それ以外は、この数年、夜は常に一緒でした。

そんな私が・・・
家族にも由紀子の夜を任せきれない私が・・・

全然知らない人に由紀子を託すことなんて出来るわけがない!



なんで、今までそれに気がつかなかったんだろう!?(笑)





それで、まずは家族に任せることから始めるようと思います。

出来たら月に一回のペースで
ねーねーやまーまーに留守を頼んで
私はどこかへ外泊をしようと思います。


ねーねーにはまだ話していないのですが
まーまーは快く引き受けてくれました。

yukiパパも姉たちが来るのであれば・・・ということでOK!(笑)



時期は春の不安定さが落ち着く
4月からということで・・・・



今日、そのこと事をA川先生やM原先生にも話してきました。


お二人に宣言をし!
このブログでたくさんの人に宣言をし!

私はまた自分にプレッシャーをかけて
前に進もうとしています。(笑)


ここまで覚悟をしなければ、わが子との距離を取れないなんて・・・
なんとも情けない母ですが
まだ、今からでも遅くはないはず!

がんばります。


睡眠に問題の多い由紀子にとって、
この取り組みは、また試練になると思いますが・・・・

月に一度ぐらい眠れなくても、死にはしませんよね?(笑)

=END=
コメント
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