本格的なゼンマイ採りを続け三日目。
雨の天気予報に躊躇したけれども身体が我慢できず朝から山に入った。
うーん、思った通りでこんなに伸びていると言うのに、人の入った気配は無し。
さて、それではと、斜面を降り始めた途端に握った木が折れて真っ逆さま。
一瞬、天地がひっくり返り、下に空が見え上にカタクリの群生が見えた気がした。
しっかりと顎紐をしめたヘルメットが素っ飛び、数秒だけれど茫然自失。
人の気配が無いと、こんな大きな株のゼンマイも独り占めになる。
そうだよなー、もうこんな急斜面を攻める人はほとんど居なくなってしまったからなー。
雪国の斜面の木は雪に押されてこんな風に曲がります。
でも、ゼンマイは垂直方向に延びるから斜度が分かるってもので、ほぼ45度くらいかなー。
転落した原因はしかと記憶に無いけれど、こんな木を掴んだに違いない。
木は折れていても、枝先は最後の生命力で青葉を付ける。
それを、信じて丈夫な木だと思って体重をかけると折れて素っ飛ばされる。
タニウツギなど木質が軟で、生木でも折れることも有るし、生木だか枯れ木だかの判断も難しい。
無帽状態で、それでもゼンマイを採りながらしばらく下降するとヘルメットが見えた。
ズームアップしているから近くに見えるけれども、まだ大分下の方ですね。うーん、頑張ろう。
四肢を踏ん張り、ボルダリングのようなスタイルで、慎重に手掛かりと足場を探して降りる。
でも、こんな風に落下したのは数年ぶり。やはり老化現象で注意力も衰えたのかも知れない。
(続く)
何年か前にも「タニウツギ」の枯れ木を掴んで落ちたことが有りましたが、それ以来。
気を付けましょう。自重自戒を心がけます。
山の畑の端、崖の始まるところにも大きなコブシの木があり、毎年数多くの花を見せてくれます。
桜葉入りのお味噌なんて興味がありますねー。
我が家の八重桜は塩漬けにして家内手作りのクッキーに乗りますが。
スベルべさん「危ないですよ
気を付けてください
花譜「白いこぶし(木蓮)の花、大好きです。昔むかし・・・「こぶしの花の咲くころ」という「少女小説」がありました。
松崎は「桜葉」の生産地で出荷が日本一だそうです。
明日は町の「お祭り」で「桜葉入りのお味噌」が初めて販売されるそうです。
「桜葉クッキー」「桜葉もち」などのお土産品も名物。
「桜葉のお味噌」~どんな「お味」になるのでしょうね。