
最近は朝の初動が遅いけれど、この日は山のビューポイントへまっしぐら。
残念ながら日の出には間に合わなかったけれど、朝日が水田に反射する時刻に。

今の日の出時刻は5時少し前になります。
早起きのスベルべは特別な存在の様で、最近は早朝に人影は見ない。

山影にはまだ霧も残っています。
木々は緑を濃くして、元気な様子。フィトンチッドが漂うようです。

田植えは延べ一ヶ月ほどで終わりました。
早かったところは、既に緑色が濃くなってきている水田です。

遠く越後三山を望みます。
朝霧に浮かぶ幻のような越後三山も中々の物。この後畑を見て帰宅しました。
昇ってきた朝日が水田に映る、それも早起きして山の上から眺めるのですからなかなか見られない景色ですね。素晴らしい!
水田といえばこちらは麦刈りが済んで今は田植えの最盛期です。まだ7月まで続きますが水が張られた田んぼがずっと広がっているのは気持ちがいいですね。あまり広すぎて蛙も迷うのではないかと思うほどです。
冬の凍み渡りと言え、こんな素晴らしい空気の中で人の姿を見ないのは不思議です。
何かの折にも書きましたが、大規模花卉農家が増えて、使用人を抱えるケースが多く、サラリーマン化したのかな。
なるほど、麦秋が終わり今が田植えの真っ盛りなんてさすがに関東ですよねー。
水田が広すぎるのも考え物。国・県の指導の下大規模圃場化が実施されました。
水飲み百姓的な零細農家が多い地域で、その広くなった水田一枚を持てる農家は少ない。
その結果、大きな一枚の水田に何人もの地権者が生まれることになった。
自分で定年後に自家飯米を作りたいなんて希望は素っ飛んじゃいましたよ。
そして、米どころとして知られる越後平野でもこんなに広い水田は滅多に見られません。
間違いなく儲かったのは土木関係者だけでしょう。山間地の大規模圃場は斜面が多いだけに、凄い法面が生まれ、草刈りに難渋することになっています。