◎ ◎ ◎ スタッフコラム ◎ ◎ ◎
3月になりました。この冬は、暖かい日が多かったので、光熱費を低く抑えることができました。
でも、2月にコートなしで出かける日が来るとは、いよいよ温暖化が本格化していると感じます。
さて、今回のコラムは、ファッションと洗剤の話です。
(新宿マルイに出店している、Enter the E)
みなさんは、環境に優しい生活というと、何をすることだと思いますか?
エコバックを使うこと。生ごみをコンポストにすること。ペットボトルの飲みものを買わないこと。
紙の箱やチラシなどの雑紙をリサイクルに出すこと。エアコンの設定温度に気を遣うこと。などなど。
実は、着るもの・身につけるものを選ぶところからも、エコな取り組みができます。
私は、最近、普段着ていないジャンルの洋服を買う必要に迫られました。
どこで買おうか考えたときに、ファストファッションはできるだけ避けたい、と思いました。
ファストファッションとは、ちょうど1年くらい前のブログでも書きましたが、安価な洋服を大量に生産して消費するスタイルのことです。
ネットで、サステナブル・ファッションなどの用語を入れて検索したら、見知らぬ会社がヒットしました。
オリジナルブランド「TEN」の他に、環境にやさしい海外のブランドをセレクトして販売しているお店のようです。
オンラインショップを覗くと、多くの商品が「予約商品」となっていました。
(予約商品の説明は以下。上記ホームページより)
【予約商品】
オーダーを受けてから手配、または生産し、在庫に無駄が出ないように配慮。配送もco2の排出量などに配慮し、できるだけエシカルな方法を選択しています。
じっくりと届くまでの時間も楽しんでいただく"スローファッション"です。
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気になる商品がありましたが、海外の商品をいきなり購入するのも不安だったため、ショップに赴くことにしました。
欲しい商品は店頭にはなかったのですが、代表の方がいらっしゃったので、洋服を選びながら少し話をしました。
私は去年、ファッション・リイマジンという映画を観たのですが、その主人公とEnter the Eの代表の方が重なりました。
気になった洋服を試着して、1着購入しました。
Enter the Eの紹介フライヤー
私が購入したものは、生産余剰素材で作ったものです。
サステイナブル基準がはっきりしていると、自分が支払ったお金が環境を守るために使われた、と実感することができます。
後日、友人とサステナブル・ファッションについて情報交換していたら、エシカルファッションブランドを紹介しているサイトを教えてくれました。
私自身も最近は洋服を買うときは、ローカルなもの(なるべく国内で作られたもの)、オーガニックなもの、またはフェアトレードのものを(極力)選んでいます。
(今回は、いつも買っているお店では扱っていないジャンルの洋服だったため、新規開拓しました)
その友人と、洗剤の情報も交換しました。
洗濯洗剤、柔軟剤、台所洗剤。私が使っているものはすべて海外のもので、値段も高めです。
それでも、こだわってそれを使っています。
私の基準は、汚れが早くきれいに落ちるか、より先に、環境を汚していないか、材料を作る過程で自然に負荷を与えていないか、という点です。
残念ながら、日本のメーカーで、そういう点にこだわっているものにまだ出会っていません。
環境にやさしい生活は、日々の消費行動の中で実践できる、ということを、多くの人に知ってもらいたいな、と思っています。(山)
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NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)