ユーチの気まぐれ日記

感じたこと、考えたこと、記憶に残った出来事を気まぐれに更新しています。

再会

2008-07-16 13:31:01 | 日々あれこれ
今日は仕事も病院もお休み。
というわけで、大学時代のゼミの先生に会いに行ってきました。
何度か大学に足をは運ぶ機会はあったのですが、先生とお会いするのは卒業以来はじめて。
気づけばだいぶご無沙汰してしまいました。

講義が終わる時間に研究室で待ち合わせをして。
研究室で少しお話をした後、ご自宅に誘って頂いたのでおじゃまさせて頂きました。
ご夫婦で住まわれているご自宅にお伺いするということで少し緊張してしまいました。
でも、奥様もとっても明るく気さくな方で、初めてなのにお話しやすい方で安心しました。

仕事の話、体調の話、大学の話、色々なお話をして。
大学も今、評価されるようになり大変な時期となってきているようですね。
現在、学部長となられた先生は、そちらの方でも難しいお仕事を抱えておられるようでした。
また、多くが大学進学をするようになる中、途中で来なくなってしまう学生などの問題もあるようです。
色々と事情はあるのでしょうが、どういった事情を抱えているのか先生も心配されていました。

自分の職場を振り返り、先生のお話を伺い。
どこも大変なんだなぁと改めて思ったりしたわけですが・・・。
福祉の人材離れも深刻になりつつあります。
福祉学科を卒業した学生でも、半数近くが一般企業に進むようになってきているそうです。
介護報酬の関係から収入がどうしても上がらない世界、特に男子が将来を託すには厳しいのが現状なのかもしれません。

もっと福祉の仕事が、将来の見える仕事になれば、福祉学科に進もうとする学生も増え、その学生たちも福祉業界に定着してけるのだと思いますが。
今の福祉の仕事の現状は、やりがいを感じられる人、この仕事が好きと思える人でなければ続けていくのが難しいものなのかもしれません。
私は何とか最初の就職先で仕事を続けていますが、現状をみるとここにいるのが本当にいいのだろうか?と思うこともやっぱりあります。
それでも続けているのは、利用してくれている利用者様がいるから、皆がみんなではないとしても良いスタッフもいるから、そして家から近いからなんていうところなのかなぁと思います。
たまに、パソコン相手とか物相手とか、直接人と関わる仕事でない仕事がしたいと思うこともなくはないですが・・・

もともと人と関わることが得意な方ではなかったので、「何でこの仕事を選んだの?」聞かれると、何でなのだろう?と本気で思ったりもします。
人間関係を保つことが上手であったなら、きっと学校も不登校とかなく普通に行けていたのでしょうしね・・・でもその経験があり、サポート校で様々な人・世界と出会い、大学で福祉の世界と良い先生方に出会ったから、今の自分がいるのだとは思うのですが。
あとは、いじめられっ子で、嫌なことをされるのが辛いのが分かっているから、だから人が喜ぶ顔が見たいというような感じなのかもしれません。
今でも、自分のことだけでなく、人が人の悪口を言うのを聞くのも精神的に辛いですから(苦笑)

話はそれてしまいましたが・・・
久しぶりに色々とお話ができて嬉しかったです。
職場でいっぱいいっぱいになりつつあったけど、少し気分転換にもなりました。
こんなにゆっくりお話したのは、在学中も含めて初めてかもしれませんね。
また機会を作って遊びにお伺いしたいと思います。