YSCCのYSCCによるYSCCからの魂の叫び!!

能書きはいい。読めばわかる!!!

漢字から・・・豊かな心を

2010-01-20 06:34:51 | Weblog
暦の上では本日は大寒です。
二十四節気の一つで、寒さが最も厳しくなる頃。
天文学的には、天球上の黄経300度の点を太陽が通過する時。
「寒中」の真ん中で、一年で最も寒い時期。

武道ではこの頃寒稽古が行われますが、暦とは裏腹に
本日は最高気温が横浜は17度にまで上がるようです。

過ごしやすい気候だと体が楽なんですが、
寒暖の差は、逆に体にこたえますね。
夕暮れ時など十分に起きお付けください。

今朝の読売新聞編集手帳前段には日本の文化の1つ
漢字の分解というか漢字のつくりをポエムにしている
杉本深由紀さんの1節を掲載していました。

改めて漢字の奥深さやご自身の感性の豊かさに
触れることができる1文です。

お子さんをお持ちの方には是非読んでいただきたい
と思いますので、1読を!!

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漢字ひとつのなかにも詩想は浮かぶものらしい。
〈涙 ながすときには/ひっそりと 戸をしめて
/でも/ながした 涙のぶんだけ/戸のなかで
/大きな人になって/戻っておいで〉
◆杉本深由起さんのちょっと風変わりな
詩集『漢字のかんじ』(銀の鈴社)
を読んでいて見つけた「涙」と題する詩である。
なるほど、サンズイに戻ると書いて〈涙〉、
〈戻〉のなかには〈戸〉と〈大〉が含まれている
◆実らぬ恋であったり、苦い悔恨であったり、
人の世の薄情であったり、ひっそり部屋にこもり、
ひとり涙した経験は誰にもあろう。

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国語への興味をこうした書物を通じて
子どもたちにアプローチできるといいですね。
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