軽すぎる・・ひどすぎる

終日、冷たい雨が降り続けました。
肌寒さだけではなく、心も凍りつく事件が頻発しています。
生命の神秘を軽んじているし、親族の心を蝕む行為がひどすぎます。

「我慢する」「相手を尊重する」ことのできない
社会になってしまったんでしょうか？？

「身勝手」「自分本位」な事象がたくさん起こっています。

相手のことを考えずに自分の思いだけを通そうとする身勝手な
行動や言葉からは、人間社会で必要かつ重要な「尊重」という概念や
「お蔭様で」という謙虚さは産まれません。

「自分の思い通りにならないから・・」とか、
「むしゃくしゃしたから・・」とか、
「このほうが楽だから・・」とか
自分個人の都合で大切な生命を危めたり、相手の立場を考えずに
自己都合を最優先して、気軽に事を成そうとする姿勢には
全く共感できません。

サッカーは社会や人生の縮図であると信じて活動しています。

現代は、社会規範が崩れているのかもしれません。
統制が取れず、フィールド内の規範が崩れているチームは、
守備が崩壊し脆くも崩れて行きます。
今は、美しい国、日本の行く末が危ぶまれているのだと思います。

見直されるゆとり教育の中に生命を育むカリキュラムを強く
希望するとともに素手でのトイレ掃除など、人が嫌がることを
習慣的に行う教育が重要であると、感じています。

汚いと思われることや人が嫌がると思われることを
積極的に行う姿勢から人が喜ぶ姿や人にほめられる感動を
味わえる日常が、心の闇から一筋の光明を放ち、
人の影の苦労に気づく人になりうることに繋がると考えます。

ゴミや落ち葉がなく、すっきりとした開放感のある道があるとすれば、
必ずやそれを拾っている人がいるということに気づくはずです。

そんな心をスポーツを通じて育んで行きたいと思います。