YSCCのYSCCによるYSCCからの魂の叫び!!

能書きはいい。読めばわかる!!!

お世話になりました。

2014-12-31 08:31:41 | Weblog
早いもので、本日は大晦日。

1年が終わろうとしています。

皆様にとって良い1年でしたでしょうか?

当クラブは、色んな体験をさせていただいた1年でしたが、
皆様のおかげで、乗り切ることができました。

ここに深く御礼申し上げます。

人の道を歩む意味で、購読させていただいている本のメルマガ。

1年の締めくくりと来年への自身の成長を願いつつ、
参考にしたい記事です。


主役は長寿番組「笑点」の司会を長くつとめておられる
桂歌丸師匠です。

横浜の落語会の星ですね。

参考まで。

──これまで数多くのお弟子さんを育ててこられたと思いますが、
  指導するにあたって心掛けていることはありますか。


これは今輔師匠から言われた言葉なんですが、


「褒める人間は敵と思え。
 教えてくれる人、注意してくれる人は味方と思え」


という教えは大切にしています。


普通、人間っていうのは褒められれば嬉しいですよね。
怒られたら「畜生」と思いますよね。
それは逆だって言うんですよ。


若いうちに褒められると、そこで成長は止まっちゃう。
木に例えれば、出てきた木の芽をパチンと摘んじゃうことになる。


で、教えてくれる人、注意してくれる人、叱ってくれる人は、
足元へ水をやり、肥料をやり、大木にし、
花を咲かせ、実を結ばせようとしてくれている人間だって。


これは噺家になってすぐ言われたんです。


私の高座を聞いた人が今輔師匠に


「彼は子供だけど噺がしっかりしてる」


って言ったそうなんです。


それを受けて、私に注意してくれたんでしょうね。
いまから褒められていたんじゃ、えらいことになるって。


──含蓄に富んだお話ですね。


それと、


「噺を教わった人よりもうけて
 初めてその人への恩返しになる」


っていうのが私の持論なんです。


教わった人よりうけなかったら
恩返しにも何にもなりません。


私は若い時から師匠や先輩の前でも
「なぁに、負けるもんか!」ってやりましたよ。


だから、私よりうけなきゃダメだって
弟子には言うんです。


私のところにもずいぶん後輩たちが
「教えてください」って来ます。


で、教えますよ。
「ああしろ、こうしろ」「ここが違う」とね。


そういうふうに噺を教えることはできるんです。
ただ、間を教えることはできない。


私たちの商売は、早く自分の間をこしらえた人間が勝ちです。
いつまで経っても間のできない噺家がいる。


もっと極端に言うと、生涯間のできない噺家がいる。
間抜けって言葉があるじゃないですか。
それと同じですよ。


だから、自分の間を拵えた人間が勝ち。
それは自分で研究し、掴むしかないんです。


──人から教わるのではなく自分で掴むしかないのですね。


それから、私が大切にしている言葉に


「芸は人なり」


というのがあります。


薄情な人間には薄情な芸、
嫌らしい人間には嫌らしい芸しかできないんです。


だから、なるたけ清楚な、正直な人間に
ならなきゃダメだって。
それが芸に出てくる。


──常日頃、自分を磨いていないとよい芸も生まれないと。


これは噺家ばかりじゃないですよ。
ビジネスマンの方でもそうだと思うんです。


だからこういう言葉があるじゃないですか。


「品物を売るんじゃなくて自分を売れ」。


それと同じですよ。

考える力を養う・・・とサッカー界は言っていますが、
ベースの力は、大人たちが伝える、
躾など含めた教えなんでしょうね。

人としての成長無しには、成功は無しということですね。

1年間、稚拙なブログにお付き合いいただきました皆様、
ありがとうございました。お世話になりました。

どうぞ、体調には十分配慮いただき、良き1年をお迎えください。
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