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ヒントが必要・・日教組の教研集会から

2007-02-21 07:00:00 | Weblog
春の足音が南から聞こえてきます。
沖縄では桜が咲き始めたようです。本日も健やかに。

先日10日から12にちまで日本教職員組合(日教組)の教研集会が、
大分県別府市を中心に開かれ、全国から延べ約1万2000人が
参加したという記事を目にしました。

学校現場からの実践報告に加え、教育界が直面している
様々なテーマ(いじめ問題や必修逃れなど)について討論があった一方、
課題も浮かび上がったようですが、注目したのは、
「総合学習 「教えない方式」注目集める」という部分でした。

ゆとり教育の見直しの中で、本来必要であると考えられますが、
削減されようとしている総合的な学習の時間。

取り組みの方法が悪いのではと思いますが・・・
ゆとりとなると・・文字通り「余裕」「じっくり時間をかける」
「心の平静」などイメージします。

そんな余裕を子どもたちに与えたいはずのゆとり教育
ではなかったのかな??と感じます。

そんな中開催された分科会「総合学習」では、
研究者から「中・高ではうまく実践されず、
安直に修学旅行や職場体験を読み替えて消化している例もある。
総合学習は学校教育を質的に変えるという観点からの認識を」
と緊急提言が出されたようです。

中でも注目したのは、「教えない総合」と題した
兵庫県香美(か・み)町立奥佐津小の実践の部分です。

以下引用文です。
・・・
子どもが内容を徹底的に話し合い、調べ、計画を練り、実行し、
まとめと発表を考える。
教師は側面支援に徹する。

「山にタックル」をテーマにした昨年の5・6年生の例として、
どの山に行くか、その手段や日程、役割などを何度も議論し、
曲折を越えて三つの山に登りきった過程が紹介された。

参加者からは「安全面はどうしているか」
「管理職の反応は」といった質問が出た。
担当先生は「下見など安全には最大の力を入れるが、
任せれば子どもは慎重に判断できる。
教師がやらせる総合でなく、
とことん子どもがやる総合を目指した」と話した。
・・・・

サッカーの指導現場で心がけているのは、子どもたちに
ヒントを与えること。昔から意識していきました。
解決力を持っている子どもたち。
時として大人よりもアイデアを発揮し、大人が教えられる部分が多い
子どもたちには、解決力を養わしめるためのヒントだけで十分。
大人がわかったようなふりをする必要はありません。
ヒントから連想し変化してゆく子どもたちの取り組みを
見逃さないように気をつけるのが大人の役目だと思います。


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