プライドか？

今朝は、白いすずらんと目が合いました。

花言葉は「意識しない美しさ　　純粋　幸せの再来　など」。

子どもたちの目は、好奇心に駆られると純粋に輝きます。

その好奇心を引き出すのは大人の役目ですね。

明日、小６と中３を対象に全国学力調査が行われますが、
参加都道府県のプライドの戦いのように見えます。

主役は子どもたちであって、子どもたちの学力調査を行うのであれば
年度の中で何回かトライされるべきではないかと思います。

知識の確認が主な目的であって一般的に言うＰＤＣＡのサイクルを考えれば
学校の長期休みに入る前の７月・１２月・３月など定期的に行うのが筋でしょう。

今回が４回目になりますが、過去３回は全員参加。
政権交代で方針が変わり、今年から全体の３割の学校を
取り出す抽出方式になりました。

ところが、抽出から外れても自主参加を希望するところが相次ぎ
、結局公立学校の７５％が参加することに。
「１００％参加」も１３県にのぼります。

学力向上を求める保護者の声が強いそうですが、
教育委員会には「競い合いの場から降りるわけにはいかない」
という考えが根強いようです。

プライドよりも現実が大切ですよ。

大人のプライドの中で、子どもたちの「意識しない美しさ　純粋な目」は
霞んでいってしまいますね。