YSCCのYSCCによるYSCCからの魂の叫び!!

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終戦の日

2011-08-15 06:24:37 | Weblog
終戦記念日です。

1945年8月14日、
政府はポツダム宣言を受諾し、
翌15日の正午、昭和天皇による玉音放送によって
日本が無条件降伏したことが国民に伝えられました。
これにより第二次世界大戦が終結。
内務省の発表によれば、戦死者は約212万人、
空襲による死者は約24万人。
1963年から毎年、政府主催による
「全国戦没者追悼式」が行われ、正午から1分間、黙祷が捧げられます。

政府の混乱、終戦、震災にかけて昨日の
朝日新聞天声人語は、政府への不信や戦争に対する空虚感、
復興へのエネルギーを語っています。


作家の田辺聖子さん(83)は、玉音放送を一家で聴いた。
「降伏したみたいなこと、いうてはる」と父。
「フシが、なさけなさそうですなあ」と母が頷(うなず)く。
大人の脱力ぶりに呆(あき)れ、17歳の軍国少女は一人、
無念を日記にぶつけた(回想『欲しがりません勝つまでは』)

▼66年前のきょう、日本はポツダム宣言受諾を連合国側に伝えた。
深夜に録音された終戦の詔書が、翌15日昼、NHKラジオで流される。
大衆が初めて聴く陛下の声だった。
漢語の多用と雑音で、すぐには解せぬ人も多かった

▼野坂昭如さん(80)はそれでも、終わったと感じた。
もう空襲はないと思うだけで、体の芯がとろけるような安堵(あんど)を覚えたという。
終戦の日、どこで何を思ったか、百人に百の話があった

▼各人に語るべきものがある大震災も、時代を画す共通体験に違いない。
すべきことが山とあるのは敗戦時と同じだが、
私たちに高揚はない。虚脱の暇(いとま)もない。
津波、原発にとどまらず、日本は複合的な不全の中にある

▼ひと声で動く世でもなし、堪え難きを堪え、忍び難きを忍び、
不全の理由を一つずつ取り除いていくほかない。
より生きやすい国を目ざして、まずは荒れ放題の政治と財政から手をつけたい

▼NHK放送博物館の「玉音盤」は窒素ガスの中で眠る。
今に残る音源は、傷む前のレコード盤から占領軍が複製したものだ。
米国は「多くの命を救った放送」に価値を認めた。
生かされた人々は驚異の復興を成し遂げる。
もう一度できないはずがない。


がんばろう!!日本!!
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