YSCCのYSCCによるYSCCからの魂の叫び!!

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陰と陽

2010-09-09 06:24:41 | Weblog
暑さ一変の豪雨。

台風は熱帯低気圧に変わったものの
大きな爪痕を残しました。
と同時に、暑さまで吹き払ってくれた本日です。

ただ、今週末は再び暑さ襲来予報。
まだまだ予断は許しませんねん。
熱中症には気をつけましょう。

本日、9月9日は「菊の節句,重陽の節句」と言われています。
奇数は陽の数であり、陽数の極である9が重なることから
「重陽」と呼ばれています。
「陽」とは広辞苑によると
①日に向かっている方。②日の光。あたたかいこと
③表面。うわべ。④易学で、天地の二元気の一。天・日・男・奇数など
すべて積極的・能動的な物事の性質を表す。

と書いてあります。

④に関しては
古代中国の思想に端を発した思想で、
森羅万象、宇宙のありとあらゆる物事は
様々な観点から陰と陽に分類できるという考え。

陰に対して「太陽」だとか「陽気」だとか明るくて、
ポジティブなイメージがありますね。

この「陽」の極が2つ重なることから
たいへんめでたい日とされ、邪気を払い長寿を願って、
菊の花をかざったり酒を酌み交わして祝ったりしていたようです。

そんな本日は、嫌なこと忘れて
気の合う仲間とご家族と
旬な食材と少しばかりのお酒で
楽しい時間を過ごしてはいかがでしょうか??

さて、物事は表裏一体です。
喜ばしいことの裏側には、
見えにくい影があり、
雨が降ることをネガティブにとらえることがあれば、
そのことにより隠れてはいるものの、雨の恩恵を受けることもある。

サムライブルーが若返ることの裏側には引退する選手がいる。
平等にはいかない社会がある。

しかしながら、少なくとも公平にすることはできる。

フットボールで考えれば、自分が直接かかわっているU14年代。
レベル格差がある中で、重視するのは「気」です。
やる気、本気、気概を見ます。

フットボールは11人がフィールドに立ちます。
でも11人で行えるわけではありません。
サブメンバーがいないと激しいスポーツなので、
ケガがあり、体調不良がおこります。
11人以上のメンバーが必要となり、
自然と平等ではなくなり、不平等になります。

だから基準が必要です。

その時に見るのは、どれだけ自分を高めようとしているか?
どれだけ、仲間と連携して目標に届こうとしているか??
やる気や本気の部分です。

上手けりゃいいのか??
知識があればいいのか??

ということではありません。

上手くても使わない。
上手じゃなくても良いところがあるから先発!!

なんてことは、当たり前のようにあります。
「気」という基準で見た時に公平性を保てる。

かつてワンマンチームを率いたことがあります。
ワンマンというくらい一人の子どもの大車輪の活躍が
チームに色んな経験を提供してくれました。

そのワンマンの子を中心として回ったチームでしたが、
試合中も、お互いが手を抜いたり気を抜いたりすることなく
必死に戦い、試合に向けたTRは緊張感がありました。

勝つということに対しての「気持ち」がチーム全体に派生していました。

中学生年代のみならずチームとは
全体のバランスが整っていないことの方が当たり前です。

だから、気持ちがチームの成長や自分の成長に向いているのか?
見させてもらっています。

当時から仲の良かったかつてのワンマンチームのメンバーは、
現在ではJリーグのコーチになり、
日本代表やJリーグのチームの試合運営を行うスペシャリストになり、
いわば「太陽と月」・「陰と陽」の関係になっています。

そこには、いつも互いをリスペクとした関係がありました。






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