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伝統文化に近づくために

2005-09-16 08:35:22 | Weblog
0507 海遥能

夏休み前の7月初旬、横浜市中区にある大桟橋にて日本の伝統文化・芸能に触れる機会がありました。

「海遥能」。長くお付き合いさせていただいてるサッカークラブの方から昨年お誘いいただきましたが、所要のため触れることができませんでしたが、今年は実現。

スポーツを文化にしたいと考えている私たちにとって日本の伝統文化には触れずに入られません。

言語文化・食文化・芸能文化・音楽文化といったものの共通項は「日常もしくは日常の積み重ね」ではないかと学生の頃から感じていました。今上げた文化はそうした日常の一面に必ず顔を出しています。

今回見た能は当時の生活の中に階層があることが伺え、ランクに違いはあるものの日常を映し出した内容であったと思います。

能独特の一見退屈そうなテンポであり、口上が耳馴染みしないイントネーションですが、すべてをリズムととらえ始めると、刻むリズムにより情景が理解出来ます。また、口上と合わせて演者の一挙手一頭足を洞察するとさらに理解が深められました。

大学生の頃、新橋演舞場に歌舞伎を見に行った時には、得られなかった伝統文化への距離が年輪を重ねて少し縮まったような気がしました。

「文化=日常・日常の積み重ね」と捉え、スポーツを文化にするためには日常的にスポーツが行える機会を提供することが我々の使命であると考えています。
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